NFライブとは前にも書いた吉田音楽製作所が大学の11月祭で毎年行っている定期公演です。
NFライブは机も椅子も固定された教室内で行われるので、今回、映像作品でやってみることにしました。
まず、「media machine」と「かの身の成る果て」を、京龍館のスタジオを借りて撮影しました。ここではレンタル・スペースもやっているのです。照明もダンス用のが揃っていて、なんともありがたい場所であります。
スピーカーがつぶれていたり、ラインが断線しがちだったりと音楽環境があまりよくないのが玉に瑕ですが・・・。
そしてライブ2週間前に新曲「わくら葉」ができあがり、それと同時にわくら葉の撮影をしました。
わくら葉は曲が非常に日本的だったので、そして時期的に紅葉が一番よいときだったので、外で撮影することにしました。
しかしこの撮影は困難を極めたのです・・・。
このとき真帆は酒蔵の仕事が繁忙期に入り、残業の毎日、さらに撮影の前の日の夜に会社で”初揚げ”の飲み会があり、久しぶりのお酒で調子にのった勢いで、副社長のラオスみやげの度数60%くらいある焼酎をがぶ飲みしてしまったのです。しばらくして体調に異変が起こり始め・・・そして迎えた撮影当日は歩くのも精一杯の状態だったのです。
あのときはほとほと自分に嫌気がさしました・・・。
しかし残された時間はなく、死力をふりしぼって撮影へとでかけていったのです。
予定は大幅に遅れ、すでに夕方になろうとしているなか、観光客の怪訝な視線に耐えながら撮影をすすめていきました。
というわけで、このおどりは二日酔いのおどりなのです。
まあでも幸いにというか、夕日が非常に効果的な光を与えてくれて、怪我の功名とでも申しましょうか、なんとか無事作品は出来上がったのでありました。
ちなみに撮影場所は円山公園近くです。
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