私たちが所属している京都大学の作曲サークル、吉田音楽製作所の定期公演に出演しました。

今回、１曲目として準備したサウンド・コラージュは、大塚が今年旅行したモロッコで集めてきた音をコラージュしたものです。
サハラ砂漠の砂嵐の音を主体として、アザーン、各地の音楽 、お祭りの音などを絡めてつくっていきました。そしてそれ故自然に、パフォーマンスも今までの日本的な雰囲気からは離れた感じになりました。
そして2曲目には鍵本氏が数年前に作った、ほとんど声のみを用いたアンビエンス、paradoxical blueをつなげました。

今回は振り付けも、舞台も、非常にシンプルなものとなりましたが、その分、微細な表現を丁寧にすることが出来、私たちとしては満足できる作品となりました。
自分たちの能力にあったスケール、表現、装置・・・。そうゆうことを意識するって大事だなあ、と。