阿波古事記研究会 活動記録 2009

平成21年(2009)
3月29日(日)
阿南市長生町宮内
大国主命生誕祭 八桙神社 看板設営除幕式
参加者 約120名
奉納 阿波踊り 天の渦女連
長(おさ)まんじゅう 贈呈

長まんじゅう
【看板】
  式内社 八桙神社     阿南市長生町宮内
 式内社の八桙神社に祀られる神様は、大己貴神であり、古くより阿波民族の源の一翼を形成した長ノ国造の祖先神として尊崇されてきた神様です。
 大己貴命と大国主神は同一神であり、八千矛神・大穴牟遲神・葦原色許男神・宇都志国玉神など多くの名前を持った神様です。つまり、八桙は、八千矛神で、出雲の主であり、長(おさ)である大国主神のことです。大国主神の別名、大己貴神は、長国の偉大な主を意味しています。
 大国主神は、須佐之男命の子孫で、稲羽の素兎の物語で有名です。大国主神は、兄さん達から、大きな袋を持たされる等、色々のいじめを受けましたが、それらの試練を乗り越え、出雲国を治める立派な人となりました。
 大国主神の子供に事代主神(えべっさん)と建御名方神がいます。
 事代主神は、式内社の事代主神社として当地から北方に山を越えた勝浦町沼江と阿波市市場町伊月に祀られ、建御名方神は、式内社の多御奈刀弥神社として石井町浦庄字諏訪に祀られています。
 平安時代に記録される三千百三十二座の式内社の中に、これら八桙神社や多御奈刀弥神社等の神社は、阿波にしかありません。

阿波古事記研究会


平成21年(2009)
10月18日(日)13:30〜16:30
徳島県郷土文化会館 あわぎんホール
波は阿波から 青石は語る
中村豊氏(徳島大学埋蔵文化材調査室 室長 准教授) 講演会

記念誌「波は阿波から 青石は語る」(800円)