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米内光政 投稿者:賀陽 投稿日:2008/06/21(Sat) 18:09 No.3755  
bear.gif阿川氏の「米内光政」を読了しました。感動の名作と思います。飽くまで反戦論者ながら一旦宣戦布告が発せられるや海軍軍人として飽くまで戦う、敵を殲滅するという姿勢。まさに剛直にして冷静、かつ人情味あふれる親分肌、海軍軍人のお手本といえるでしょうね。東京裁判でキーナン主席検事が米内に最大級の敬意を払って帰国したというのもうなずける話です。こういう軍人は陸軍には少なかったのではないでしょうか。事実上日本を敗戦に追い込んだのは陸軍ですから。

お宅の書斎拝見しました。いやあすごい量の本、本、本。圧倒されました。こうしんさんはみんな読まれたのでしょうか。私も相当本を持っていますが、こうしんさんにはかなわない。読書家として羨ましく思います。


Re: 米内光政 やましたこうしん - 2008/06/22(Sun) 09:27 No.3757  

cat.gifおはようございます。
私も海軍提督3部作のなかでは一番読み応えがあると思いますね。
『暗い波濤』や『戦艦長門の生涯』も、一時期敬遠していた時期があるのですが、読んでみるとなかなか面白い。
やはり、上手い小説家なのだと思います。

我が家の本のほうは・・・(笑)賀陽さんのようにバリバリ読んでませんからね。実は市川のトランクルームにもまだ預けてあるのです。ちょっとうんざりです(苦笑)


Re: 米内光政 熊襲 - 2008/06/23(Mon) 09:37 No.3758  

bear.gif書庫の写真拝見しました。熊襲は読了後は基本的に処分(読みたい人にプレゼントする)する方針ですが、それでも未読のものが溜まってきています。古典と新刊本の両睨みで動きがとれませんが、読書の楽しみを持てる幸せは日々体感しています。


Re: 米内光政 やましたこうしん - 2008/06/24(Tue) 06:59 No.3759  

cat.gif57歳で亡くなった、匿名書評家<狐>こと山村修氏の新書を先日見つけて求めましたが、仕事に追われながらも読書することの、かけがえのない喜びについて、ラルボーの『罰せられざる悪徳・読書』を引きながら、書いていて、深い共感を得ました。
現在は多少低調ですが、態勢を整えて、末永く続けます。


Re: 米内光政 初めまして。 - 2008/07/02(Wed) 14:56 No.3769  

panda.gif初めまして。
水をさすようで悪いのですが、最近は隠されていた海軍の戦争責任も解明されて来てるようです。

●山本五十六の大罪―連合艦隊司令長官 亡国の帝国海軍と太平洋戦争の真像 (著)中川 八洋

●第二次世界大戦と日独伊三国同盟―海軍とコミンテルンの視点から (著)平間 洋一


Re: 米内光政 賀陽 - 2008/07/02(Wed) 20:11 No.3770  

mouse.gif初めましてさん、初めまして。大いに水をさしてください。私は旧軍の大失敗を二度とくりかえさないように、旧軍の組成組織を阿川氏から学んでいるだけですから。一度の失敗は許されても二度の失敗は許されません。そういう見地から私は阿川氏の海軍ものを後世に役立つものとして読んでいるだけです。二度目の失敗をくりかえしそうな時代に我々は生きています。決して二度の失敗は許されないものと愚考します。


Re: 米内光政 やましたこうしん - 2008/07/03(Thu) 00:04 No.3771  

cat.gif初めましてさん、ようこそお越しくださいました。

城山三郎の『落日燃ゆ』で人口に膾炙した広田弘毅の神話。
中公新書の『広田弘毅』で歴史家服部龍二氏が、ひとつひとつ検証してゆきます。(未読)
賀陽さんも上に書いておられるとおり、近代史についてつぶさに謙虚かつ冷徹に
検証してゆくべきでしょう。
ご指摘の著作群も、今度調べてみたいと思います。


熊襲さんへ お詫び 投稿者:やましたこうしん 投稿日:2008/06/27(Fri) 07:25 No.3762  
cat.gif熊襲さんの下記のせっかくのご投稿 間違えてスパムと一緒に消えてしまいました ごめんなさい

--------------------------
まだ生きていたのね。弟子の平野龍一先生はつとに亡くなったのに。「反骨のコツ」を熊襲の隣の若い衆が読んだというので聞いてみたら、大したことないですよと、すげない反応でした。すみません。
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今朝早くでますので、明日書きますね。意外にタメになりますけどね。


いいえ。それはさておき。 熊襲 - 2008/06/27(Fri) 15:57 No.3763  

bear.gif量子進化。マックス・プランク。シュレーディンガーの猫。ZEP爆弾。零点エネルギー。ホメオボックスの遺伝子。知的デザイン説。竹書房「ナチの亡霊」ジェームズ・ロリンズ著。久々に一気に読破。面白かったです。


ナチの亡霊 やましたこうしん - 2008/06/29(Sun) 08:42 No.3764  

cat.gifなんとなくインディ・ジョーンズを髣髴とさせるなあと思っていたら、なるほど最新作の原作者でもあるんですね。
久しぶりに面白そうな本を教えていただいて感謝です。
『ナチの亡霊』か前作の『マギの聖骨』か、どちらかさっそく買うことにします。
そういえば、最近、『極大射程』の映画を観ましたが、狙撃手を主人公としてなかなかよかったです。でも原作のストーリーとは随分違うような。


さらに追加 熊襲 - 2008/06/30(Mon) 11:49 No.3766  

bear.gifスティーブンハンターの極大射程、読ませますね。映画は所詮は漫画ですが、それでもそこそこ楽しめました。ところでさらに新刊。「世界の測量」(ガウスとフンボルトの物語)。ドイツのベストセラー。ドイツ人にもユーモアがあることが分かりました。偉大な学者というものは、紙一重ということかな。


世界の測量 やましたこうしん - 2008/07/01(Tue) 07:41 No.3767  

cat.gif世界の測量、ときたので、おお、ついにガウスとフンボルトの評伝に、ユニークなのが加わったと思ったんですが
なんと小説ですか。
ガウスは、三角形の内角和がほんとうに180度であるのか、空間の曲率で僅かに差異が生じているのではないかと考え
弟子を連れて、月ひとつない夜に、3つの山頂に登って
カンテラの光で内角和を測量したそうな。
結局、この程度の計測では、真の値は誤差にかく乱されて、
仮説は検証できない、ということを実証。
ここらから、近代統計理論の嚆矢であるガウス誤差論
が生まれたそうですね。


井上成美 投稿者:賀陽 投稿日:2008/06/12(Thu) 15:09 No.3748  
bear.gifいま、阿川氏の代表作のひとつ「井上成美」を読んでいます。この人は帝国海軍にあって非常にリベラルな将官ですね。「山本五十六」もそうですが、やっぱり反戦派なんですね。阿川氏の膨大な資料の読み込みと惜しみない取材があってはじめて作品が生まれるのですね。私も頑張らねばと思いました。


Re: 井上成美 やましたこうしん - 2008/06/15(Sun) 07:23 No.3749  

cat.gif数日間引きこもって仕事してましてお返事が遅れました。
井上成美伝は、3部作の最後とあって、構成の妙は
他よりも秀でている印象をうけます。
前にも書きましたが、新潮文庫の佐伯彰一の解説には
なかなか感心し、同氏の作家論集(未知谷)に向かいました。
志賀直哉の評伝もそうですが、阿川弘之の評伝は
対象にベタ惚れし寄り添いすぎるわけでないところが
飽かず読ませるところではないでしょうか。


Re: 井上成美 賀陽 - 2008/06/15(Sun) 20:23 No.3750  

bear.gifなるほど、こうしんさんのおっしゃる通りかも知れません。対象を突き放して叙述していくという手法ですね。それにしても山本五十六もそうでしたが、阿川氏の作品は非常に長い。今、ようやく三分の二を読み終えたところです。これが終わったら
「米内光政」に入ろうと思っているところです。

こうしんさん、お仕事忙しいようですね。でも忙しいということはぼんやり怠けているよりずっといいことですよ。私は自由業ですから強いて自分に鞭打っていそがしくしています。働くということは日本人にとって宗教かつどうですから。


Re: 井上成美 やましたこうしん - 2008/06/16(Mon) 06:47 No.3751  

cat.gif3部作では米内光政が一番好きです。


Re: 井上成美 賀陽 - 2008/06/16(Mon) 21:33 No.3753  

bear.gif「井上成美」を読了しました。海軍軍人はスマートでリベラルですね。太平洋戦争を行うことの愚をわきまえていたと思います。

引き続き「米内光政」を読み込んでいこうと思います。一度読んだのですがすっかり忘れてしまって。「山本五十六」は読んだのですが、これにも感動しました。どんな読書体験ができるのか楽しみです。


車谷長吉 投稿者:賀陽 投稿日:2008/06/07(Sat) 20:28 No.3742  
pig.gif車谷長吉論を断念しました。車谷は暗い、ドス黒さの文学といっていいでしょう。車谷はなるほど私小説の暗さを現代社会で活写した人物ではありますが、それにしてもホームレス寸前の彼の卑職は正視にたえないものがあります。そこで思いきって車谷を断念して阿川弘之論でもやってしまおうかと考えております。暗い時代に暗い文学をやってもしょうがないですから。阿川なら戦争文学の傑作を次々とモノしています。「山本五十六」「井上正美」などです。元海軍の大尉だった阿川を論じるのも無駄ではないでしょう。


Re: 車谷長吉 やましたこうしん - 2008/06/08(Sun) 09:48 No.3743  

cat.gif阿川弘之の世代が現役最長老といっていい時代になりましたね。
井上成美(新潮文庫)の佐伯彰一の解説がなかなかスリリングで
先日は『作家論集』(未知谷)を入手し、読んでおります。
3部作では米内光政の評伝が一番記憶に残っています。
最近の志賀直哉の評伝もなかなか読ませますね。

賀陽さんの阿川弘之論、楽しみに待ちます。



Re: 車谷長吉 賀陽 - 2008/06/08(Sun) 13:57 No.3744  

pig.gif井上成美でした。間違えました(恥・笑)。


阿川 熊襲 - 2008/06/09(Mon) 17:19 No.3745  

bear.gif阿川さん、最近「国を思うてなぜ悪い」出してますね。表題が嫌味で嫌いです。軍人論じて名をあげんとするのは「文人」としての才能の欠如を示すものではないでしょうか。娘も嫌いです。NHKの日替わり万葉集語り部・檀ふみは年取っていい味出してきてるのに、対照的です。親父の差でしょうか。つまるところ好き嫌いの話にしてしまい、すみません。


Re: 阿川 賀陽 - 2008/06/09(Mon) 19:46 No.3746  

pig.gif熊襲さんのようにに阿川嫌いがある人が大勢いることは、私も承知しています。現に「阿川弘之論」というのがまったくないことからも阿川嫌いという熊襲さんのおっしゃる通りでしょう。でも阿川が師と仰いだ「志賀直哉」の評伝ですが、読ませますよ。まあ、そう嫌わずに阿川の「山本五十六」でもお読みになってくださいな。「春の城」「雲の墓標」などもいいですよ。


阿川 熊襲 - 2008/06/10(Tue) 11:07 No.3747  

bear.gif賀陽さん、大人の対応ありがとうございます。数年前、長岡市に山本五十六記念館を訪れました。その時のパンフは傍に置いてあります。書に
「国大なりと言えども戦いを好まば必ず亡ぶ。天下安らかなりといえども戦いを忘れなば必ず危うし」
とあります。現在の日本とアメリカですね。


ビジネスと聖書 投稿者:あだち 投稿日:2008/06/02(Mon) 20:59 No.3740  
bear.gif     失礼します。
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