2004年5月30日

けんか凧合戦は赤組、青組みに分かれての対戦です。
まずは位置決めのジャンケン。
今日の風を読んで有利な位置を確保します。
選手宣誓で開会式も終わり対戦場所へと移動します。
さあ対戦への準備です。風の状況により使用する凧を決めます。
凧揚げの準備です。農道に糸を伸ばし、準備をします。
いざ出陣。
凧は揚場からか戦場へと移動してきます。
空には青で描かれた青組みの凧、赤で描かれた赤組の凧で一杯ですが、通常は1対1で戦います。
凧は揚げ手と糸の出し入れに協力する篭持ちの二人の息が合わなければ旨くコントロールできません。
赤組エックスの凧糸に青組市役所の凧糸が乗りました。
エックスと市役所の戦いが始まりました。
ナンキンと呼ばれるガラスの粉が塗りつけてある部分を一気に出し、相手の凧糸にこすりつけて糸を切ります。
先に相手の糸を切った方が勝者となります。
対戦も白熱し、皆真剣に指先に神経を集中させ、凧をコントロールしています。
対戦相手中の決定も勝敗も審判長の判断で決定されます。
審判長は一日中空を見上げ、対戦状況、勝敗、引き分けをアナウンスし、大変な役どころです。
それだけに権限も絶大です。
観戦者もチームのメンバーも真剣に応援します。
裏方も祭りです。チームの関係者のためにBBQなどの準備に余念がありません。
ビールの冷えています。これも大事な楽しみです。
昼食のひと時、休憩と午後の作戦タイムです。
将来の揚げ手のために各チームが作成したミニチュア凧も配られます。
午前中トップで折り返し、余裕の休憩タイムです。
切って落ちた凧は子供たちが拾って届けてくれます。
得点表です。
1チーム10回までの対戦ができます。
勝つと10点
負けると0点
引き分けると5点です。
1回の対戦で2枚の凧を切ると20点、3枚の凧を切ると30点が与えられます。
同点の場合は、勝った回数の多い方が上位になります。
優勝チーム
準優勝チーム
3位チーム