江戸・明治・大正・昭和・そして平成と
時代は移り変わりましたが
「たこたこあがれ」と大空に挑んだ
子どものころの思い出は
いまも変わりません。
この三河地方には、昔から男子の出生を祝い
凧を大空に揚げ、無事成長・家紋繁栄を願う
初凧行事が盛んに行われていました。
天明3年3月(1783)の田原藩主三宅家の日記には
「年々凧が大きく派手になってきたため、
たびたび禁令が出た。」と記されています。
お蔵から昭和元年の誕生を祝った初凧絵が…
お蔵の天井に鬼(唐獅子牡丹の凧)がいて恐かった…
昔の凧の風習を語る初凧や、その資料が残っていました。
その一部をご紹介いたします。