幸田の凧の歴史と三州幸田の凧の会の活動

*幸田の凧の歴史

  幸田の凧は昭和52年(1977年)頃から幸田町の正月行事の一つとして1月3日に開催することとして始まりました。

  当時は個人的に凧の技術・技能を持っている人はいましたが、組織的に活動している団体は無かったので、浜松の伊藤平三氏御兄弟を講師に招き、11月に町内各地区の代表者が集まり、凧作り講習会を行い、正月の凧揚げ大会にのぞんでいました。底辺の拡大とともに現在は凧作り講習会は行われていませんが、幸田の凧は浜松凧が原形となっています。

  幸田の凧はまだ歴史が浅く、保存するような凧も無い状況ではありますが、凧好きな人間は町内各地にたくさんいます。これらの有志が集まり、三州幸田の凧の会を発足させました。

*三州幸田の凧の会の活動

平成元年(1989年)町内各地の凧好きが集まり、三州幸田の凧の会を発足させました。発足当時は幸田町の凧揚げと三州幸田の凧揚げは日時を別にして行われていましたが、平成10年(1998年)より両組織が合体して“こうた凧揚げまつり”を開催するようになり、現在に至っています。

現在の会員数は44名で活動しており、定例的な活動としては1月の“こうた凧揚げまつり”でありますが、全国各地の凧揚げ大会への参加のほか、近隣市町村のローカルな凧揚げ大会や小学校の凧作り教室への支援を行っています。

尚、今年の凧揚げまつりは、前日の雪がうって変わり快晴となり、風が無く、凧揚げには苦労しましたが、冬の一日、日向ぼっこを楽しみました。

全国の凧友の方で、まだ幸田に来たことの無い人はぜひ一度来てみて下さい。但し、会場が田んぼですので、長靴が必需品でありますので悪しからず。


《第7回こうた凧揚げまつり風景》

    三州幸田の凧の会連絡先   事務局   石田金郎  0564-62-4358

                                                 HP担当  須田英夫  0564-62-9193