Bサクラに取り付く害虫には「アブラムシ」「ケムシ類」「コガネムシ」「カイガラムシ」「カミキリムシ」の5種類を上げることができます。
 今月はコガネムシについてのべます。葉を食害するのはケムシ類だけではありません。ドウガネブイブイ・マメコガネ、などのコガネムシ類も葉を食べ、大発生した時には木が丸坊主になることもあります。昼間は隠れていますが、被害樹をゆするとコガネムシは落下し、しばらくすると飛んで逃げていきます。土を耕したり掘り起こしたり際に、よくU字型になっている体表が白く頭部が黒い感じのイモムシ状のムシが出てきます。それが、それがコガネムシの幼虫です。幼虫は土の中で植物の根を食害します。
 対処方法は、落下したコガネムシを捕殺するか、「スミチオン」「オルトラン」などの薬剤を定期的に散布して退治じます。幼虫を見つけ次第捕殺し、発生が多い時は「ダイアジノン」を土の中に混ぜ込む。(株)草土出版:桜ブックより
10月号のレポート拝見、●ケムシの名はオビカレハ(ウメケムシ、テンマクケムシともいう)。1年に1回発生し、卵で越冬して、ソメイヨシノの開花ごろにふ化します。ふ化すると叉枝などでクモの巣を密にしたような巣をつくり、幼齢のころは夜間、巣から出て若葉を食害し、高齢期には方々の枝に散り、葉を旺盛に食害するようになります。約60日間で、この間が被害期となり、あとはサナギとなり、6〜7月ごろには成虫(ガ)となり、小枝にリング状に卵を多数産みつけます。多くは枝上に発生します。●オビカレハの防除 @落葉期に卵を見つけ焼きすてます。A庭木の大木では高所の薬剤散布はしにくく、竹竿の先にぼろ布(雑巾1枚分ぐらい)をつけ、灯油を浸ませ、火をつけて巣を焼き幼虫を焼き殺します。B高齢化し巣から出て散ってしまうと薬剤散布にたよります。劇物のスプラサイド乳剤、カルホス乳剤、エルサン乳剤などの1000〜1500倍液を噴霧器で散布します。
NHK趣味の園芸:作業12か月・・・R抜粋

=投稿は若菜さん(八千代台北)=

群生するセイタカアワダチソウと千本桜
(2003年11月7日撮影)

 
 確かなエコマネーの交流が開始されいる。9月13日、パソコンの指導(エクセルのページ設定)と庭木のせん定の指導の2案件のサービス交換がされた。お互いの家庭訪問での交換である。千本桜のボランティア、メールでの自己紹介・サービス内容の確認の上の交換であった。また、さかのぼること9月9日(木)のやる気塾長月会(定例会)では「して上げれること」のサービス内容の実演披露(絵本の読み聞かせ:佐藤さん、朗読:杉井さん)もエコマネー交換で実現した。更に、9月26日(日)の千本桜の会(5班)のボランティア終了後、一旦食事にもどり、午後、2時から「デジカメ」写真の整理方法についても実施された。
 現在までのエコマネー発行額は「190やちよ」で実際に流通されたのは「32やちよ」でサービス交換は14件である。件数でもっとも多いのは、懇親会後の車による送宅である。コーデネーターの重要性が伺える。写真はボランティア仲間(H16.9.26)
 
=エコマネーの主張=

地域通貨を乗り越える
メッセージ

全国流通か地域のみの流通かではなく、一体一の貸し借りでなく、互酬・コミュニティにおける信頼。
マネーとの接点に慎重。地域コミュニティに役立たせようとする思考さえ停止させる。
まちづくりの成功は「お金」でなく「人」。
従来の地域通貨をこえるメッセージ:協働によるまちづくりへのステップ。
エコポイント・ボランティアポイント・エコクーポンも提唱。
エコマネーとコミュニティビジネスは車の両輪。
「エコマネー」という言葉には誰も権利を主張できない。
エコマネーはいつもオープンマインドで。
くわしくは:http://www.ecommunity.or.jp/menu.html

「さくら」折々<シリーズT(桜の種類)G八重紅枝垂(新川千本桜のポイント個所)<平成15年植栽の桜)>

今回もポイント個所に植栽された桜を紹介します。神尾橋ふもとのそれぞれ2本(計4本)の桜は「八重紅枝垂」という品種です。
 枝垂桜はエドヒガンの栽培品種。「糸桜」とも呼ばれ,平安期に記録があるほど古くから寺社を中心に全国各地で栽培されてる。花が紅色のものが「紅枝垂」。この八重咲きタイプが「八重紅枝垂桜」であり、自然に
咲く花びらは、虫や鳥たちに花粉を運んでもらって子孫を増やそうと上を向いて咲くが、枝垂れ桜は下を向いて咲く。人の手で交配され、心を込めて育てられた桜だから、人に観てもらうために咲いてくれるかのよう。「八重紅枝垂桜」の名所は平安神宮。江戸時代から栽培され名木とされている樹も多い。シダレザクラやベニシダレザクラとくらべ、やや遅れて咲くこの桜は、色も濃く、満開時は見事。公園等の記念植樹で多く植栽され、標柱にはヘイアンベニシダレと記してあるのがこの種。神尾橋の「八重紅枝垂桜」も名木に育ってほしい。右側の写真は平安神宮のインターネットより拝借した。