図は平成15年植栽の計画図

 今月は八千代千本桜の会5班、平成15年植栽の「桜」の計画図を紹介します。
 上図の計画図は13年・14年植栽の分も含まれており、新川の村上橋から八千代橋までの「陽光」桜は平成14年に植栽されました。
 平成15年植栽の桜の主品種は「河津桜」でポイント個所として八千代橋・平戸橋・神尾橋で、それぞれに兼六園菊桜・駿河台匂・八重紅枝垂を植栽しております。
 八千代千本桜の会5班の担当するエリヤは八千代橋から平戸橋の右端側でNO501〜659までの桜が該当します。ボランティア参加者は15名です。12月1月など除草作業不要月も桜の点検等で集まり桜の成長を見守っております。表題の桜は植栽2年目で開花した一輪です。開花はあちこちで見られ、心なごむ瞬間でした。来年が楽しみです。

 やちよやる気塾9期生エコマネー分科会は今年も昨年同様八千代千本桜の会5班内でボランティア・エコマネーの実験を開始するため、本日(6月27日)のボランティア作業後、ボランティアの皆さんに主旨説明する予定である。
 今年は昨年の発行までで流通出来なかったことを反省し、流通し易い様にメニュー表にこだわらない「チョイボラ」用の「1やちよ」の発行や裏面の記載方法の簡素化などの改善のほか、円では表せにくい「ありがとう」を伝えるエコマネーとして、円との単位が結び付きにくい「1やちよ」「5やちよ」の2種類を提案。
 「5やちよ」は概ね30分程度のサービス交換用とし、千本桜の会5班でのボランティア活動では1回「5やちよ」+「1やちよ」5枚を想定している。下図に「1やちよ」「5やちよ」のやちよボランティア・エコマネーの2次実験用(案)及びその裏面を掲載。
 その他、サービス交換をコーデェネートする担当のコーデネェーターの設置やホームページの構築・掲示板の活用・メールでのコミュニティなどIT化にも全力を注ぐことにしている。

エ コ マ ネ ー 憲 章

真剣に「エコミュニティ」の発展を考えて運営を行うこと

エコマネー事業を継続的に推進すること。
エコマネーをもっぱら営利を目的とした活動の手段としないこと。
法に違反したり、あくまでも社会通念に反した活動はしないこと。
新しい社会の仕組みとしての独創的かつ積極的な試みを行えること。
オープンなマインドで他のコミュニチィとも協調できること。
社会全体の利益の増進に貢献すること。
以上の事項に関し、自主的にルールを設定し、それを守ることが出来ること。

「さくら」折々<シリーズT(桜の種類)Aソメイヨシノ(新川千本桜で平成13年植栽の桜)>

ソメイヨシノは里桜の代表であり、公園や街路・河川の堤防など各所に植栽されている。葉の展開に先立って花が咲くので、花としては見応えがある。
 ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの雑種であり、学名の種小名の先頭に雑種を意味する×印が記されている。不稔であり、開花しても普通果実はできず、花が散るとやがて花柄は一斉に落下してしまう。希に果実が形成されるが、発芽する種子はほとんど無いようである。
 植栽してから15年ほどすると花付きが良くなり、20〜40歳の期間は見事に花を咲かせる。その後次第に樹勢が衰え、50歳を過ぎると衰えが目立つことが多い。特に管理が悪い場合には樹勢の衰えが目立つ場合が多く、100年も花を咲かせ続けるソメイヨシノは珍しいのではないかと思う。なにやら人生とよく似ている。このようなことから、かつて花見の名所であったところに久々に訪れてみると、ようやく生きている程度の桜並木になっていることも多い。桜の名所を維持するためには、20年後の姿を予想しつつ、長期にわたる管理計画が必要である。(=岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科のHPより=)