見事な「ひまわり」と千本さくら(2004.08.08撮影)

     
サクラに取り付く害虫には「アブラムシ」「ケムシ類」「コガネムシ」「カイガラムシ」「カミキリムシ」の5種類を上げることができます。
 今月はアブラムシについてのべます。サクラに寄生するアブラムシの被害は、他の植物」のように新芽などに寄生するのとは異なり、葉がタテに内側に巻き込む(ヤマトコブアブラムシ)、葉にはじめは黄白色で次第に赤くなってくる細長いとさか状のコブを作る(ササキコブアブラムシ)など、葉が変形する症状で現れます。葉が変形するので美観も損なわれます。
 変形した葉の中に生存しているため、葉の中まで薬の成分が入っていく「オルトラン」「モスピラン」「アンチオ」などの浸透移行性の」薬剤が効果的です。ただし、アブラムシはいつまでもコブの中いるわけではありません。6月中旬頃には他の植物に移動しますので、それまでに駆除する必要があります。(株式会社 草土出版:桜ブックより)
 
5月に見られたこの症状はアブラムシ?(2004.5.23撮影)
 
 県公募の「地域通貨導入実験・実践支援事業」へも積極的に提案書提出するも、残念ながら採用ならず。が、協賛事業所との交流は深まっていくだろう。図は原案の山室氏作成に一部青木が修正掲載。

図:県公募への提案概要

@ 福祉・介護に関するもの:介護保険制度の対象になっていないサービス(例えば、高齢者のお話相手になるといった心のケアサービス)
A 環境に関するもの:ゴミのリサイクル活動や公共スペースに捨てられたゴミを清掃する環境清掃サービス。
B 高齢者へのインターネット普及に関するもの:ボランティアの協力を得てインターネットを教えるサービス。携帯電話のメール送受などを教えるサービス。
C まちづくり:エコマネーをまちづくりに活用する方法としては、商店街と住民のボランティア活動を結び付け、商店街と住民のつながりを拡大することを考えられます。放置自転車やゴミ減量作戦とレジ袋などが全国では実践。

「さくら」折々<シリーズT(桜の種類)D兼六園菊桜(新川千本桜のポイント個所)<平成15年植栽の桜)>

兼六園菊桜(15年植栽)
<2004.08.08撮影>

 今回はポイント個所に植栽された桜を紹介します。八千代橋(ふるさとステーション側)それぞれ2本(計4本)の桜は「兼六園菊桜」という品種です。
 「兼六園菊桜」はサトザクラの栽培品種で、石川県金沢市の兼六園に原木があり、1928年に国の天然記念物に指定さらたが1970年に枯死した。佐野藤衛門らによって増殖され、現在は後継樹が植えられている。原木は孝明天皇(1831〜1866)より下賜されたと伝えられる。
 花は細い花弁が球のようにつく菊咲きで二段咲きすることもある。外側の花弁は淡紅色だが中心部は濃紅色となる。1〜5本のめしべは葉化することもあり目立たない。若芽は緑褐色で花と同時に伸びる。
(左の写真は8月29日撮影の千本桜の兼六園菊桜で、右の写真は石川県金沢市のインターネットからの転写しました)