八千代の祭り | |
村上の神楽: | <1月・10月> |
村上の神楽《平成17年1月15日撮影) |
「湯立て」の神事《平成17年1月15日撮影) |
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村上の神楽(やちよいきいきガイドより拝借) |
七百余所神社入り口 |
七百余所神社 |
けや木並木 |
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村上宮内の七百余所神社は鎌倉時代後期の創建と伝えられ、ここの森は縄文時代前の姿を思わせ極相林と呼ばれる森林の極限に近い存在だという。古代村上を覆っていたうっそうとした森には神々が多く存在していたとされ、村神と称した。八百万神ではおこまがしいが七百余所に神々は存在すると、神社名称が起こったと伝えられている。 神楽の起源は天照大神が天の岩戸に隠れた時、外へ出そうと天鈿女命(あめのうずめのみこと)が神がかりに踊った故事とされる。神楽では「うずめ舞」と「湯巫女の舞」とのこと。神話では天鈿女は後に高千穂の峰への降臨に随身し、猿田彦命と結婚する。その猿田彦命は赤顔に太く長い鼻で天狗のモデルと言われている。道案内の神として道祖神・庚申の守り神として村境の石塔などに現在も残っている。また天鈿女とともに生殖の神・伊勢の地神として二見ケ浦の夫婦岩は有名である。神楽では火吹男と「座清め」を舞う。火吹男はヒョットコのことで片目で火を吹く顔で長く火を見つめると目がつぶれると言われる。火・鍛冶・かまどの神である。また、神楽に登場する山神は山の神で、春に里へ下りて田の神になり、収穫が終わると山へ戻る農耕民の神である。稲荷様は「稲成」「稲生」で田の神とも言わている。同時に登場する狐は稲荷神の遣いである。 江戸時代に流行して各地に広まった里神楽。豪華絢爛な衣装と能や歌舞伎の影響も受けた舞は、祖先たちが収穫の感謝を込めた秋祭りの大イベントである。(地域新聞2004.10.1号より) |
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