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1.雰囲気
ソイツは27歳といった。
ふちなしメガネにスーツを来た、中肉中背のいわば「普通」のサラリーマン。結構飲んでいたのだろう。awineと友人Kがそこへ到着した時、ソイツの顔は心なしか赤く、顔も目もちょっと酔っ払っているかもしれない雰囲気をかもし出していた。
野外に設置された簡易な、でもお洒落なBar。
カウンターしかなくそこの丸いすも4脚しかない。基本は立ち飲みだ。
運が良ければその丸イスに座れる。
幸か不幸かソイツの隣の丸イスが2つ並んで空いていた。迷っているawineと友人Kの気を引こうとソイツは何やかんや話し掛けてくる。
だがしかし、
あろうことか、ソイツの気の引き方は、
全然気が引かれないのである。
わるいが、全くといっていいほど気が引かれないのである。
話し掛けられれば話し掛けられるほど、不思議なことに
遠ざかりたくなってしまうのである。
そんな声のかけられ方ってあるだろうか?
普通、街角で声を掛けられれば、
女たるもの、
嬉しい、
私達もまだまだ捨てたもんじゃなかったのね
一応、女と見られたのね、
などと思うのが世の常ってものだろう。
内心そう思いつつawineたちは、
一体何がいけないんだろう、とふと考えてみた。
話し方だろうか。
慣れ慣れしさだろうか。
エセ紳士ぶりだろうか。
メガネだろうか。
それとも素質(←何のだ?)が無いのだろうか…
だが、とにかくその席へ一度入り込んでしまうと、
あたかも、
一匹のハエが手で振り払っても鼻息で吹き飛ばしてもブンブンまとわりついて離れなくてとてつもなくうっとおしいと感じてしまうあの感覚、
あるいは、
心を込めて作ってくれた手料理がこの上なく美味しくないのにしかし目の前で何度も「おいしい?」と聞かれて「うん美味しい」とにっこり笑顔で応えなければならないときのあのつらさと重苦しさ…
こうした感覚にまとわれてしまうような、そんな気がしてならないのである。
分かっていただけるだろうか…
得体の知れない不安感と不気味さが目の前に横たわっているのである。
だが、そうはいっても小心者のawineと友人K。
諸事情により、結局そこで一杯引っ掛けていくことにする…
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2.青筋@
カウンターに座ったawineと友人Kはメニューに目を通しながら何を飲もうか思案している最中であった。
ソイツは横から割り込んでくる。
「ねぇねぇ今からどっかに飲みに行くところなの?」
「会社の帰り?」
「職場はこの辺りなの?」
「どんな仕事しているの?」
あまりに唐突で無作法な質問の数々に密かに青筋を立てながら、
すぐ横で問いかけられているのにも関わらず、awineと友人Kは聞こえないふりをしたりしていた。
「ねー、何飲む?」
「うーん、どうしよう」
「スクリュードライバーとかはどう?」
「ジントニックでもいいかもよ」
「カクテルいっぱいあって迷っちゃうねー」
とメニューを熟考(のふりを)する。
だいだい初対面でろくすっぽ話もしていないのに、
しかもかなり第一印象が悪い相手というのに、
ここまでの非礼を受け止める必要などあろうか。
下手に自分の情報など漏らそうものなら、あの圧迫感と恐怖感と苦痛が
どこまでもまとわりついてきそうで、そんなオソロしいことなど、出来るはずもないのだ。
そうこうしているうちに、隣からの集中砲撃もひと区切りついたようである。
あきらめてくれたようだ。
散々、悩む振りをしたawineと友人Kはついに飲み物を注文した。
「生中2つ!」
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3.青筋A
だが、ソイツの集中砲撃はまだ終わった訳ではなかった。
いや、まだほんの始まりに過ぎなかった。
しばらくするうちに、再び攻撃は開始された。
「最初からこの店に来る予定だったの?」
「ここらへんではよく飲むの?」
「何歳ぐらいなの?」
「仕事帰りに直行したの?」
先ほどとは一見異なる質問にも見えよう。だがよくよく考えてみるとさっきと質問と内容が全く同じである。
しかももっとよくよく考えてみると、女性に対してあってはならない質問まで混ざっている!
相変わらず、唐突で無作法で無礼で無遠慮な矢継ぎ早の質問に、awineと友人Kの青筋は倍になる。
だが聞こえないふりをするのも、こんなに狭いスペースで隣同士に座っていては厳しいものがある。かといって強気に追い払えるほどの鋼の心臓などawineも友人Kも持ち合わせていない。それはもろくて崩れやすい、豆腐の心臓なのだ。
仕方がないので、今度は、さりげなく返事をしながら質問には答えないという、体力労力の要する作戦に切り替えることにした。疲れるんだぞ、これが。
それから、話題を変える振りをしてさりげなく話す相手を変える作戦も実行。
イラン人という店のマスターと話が盛り上がりだす。こちらはなかなか好印象だ。会話に不自然さがなく、話していてもかなり楽しい。アシスタントのボーヤも口数は少ないものの、なかなか愛嬌がある。
こういう雰囲気は、こうしたちっちゃな立ち飲みBARには欠かせない。これによってお酒も美味しくなるというものだ。
マスター「この辺で働いているの?」
awineとK「うん、そう。awineなんか本当に近いんだ。」
マスター「今日は会社帰りなんだね」
awineとK「そうなの。予定していた店がいっぱいで、席があくまでとりあえず時間をつぶさなくちゃいけなくなっちゃって、でここらへんぶらぶらしていたらここをたまたま見つけんだー。ラッキー、いいお店見つけたって感じだね。」
マスター「ありがとう。毎日でも来てよ。」
唐突で無作法で無礼で無遠慮な質問は、一体どこへいったのだろうか?
だが女性というものは、はっきり言ってこんなもんだ。
では、ソイツには何が足らなかったのだろうか。
人と話す場合、特に女性を相手にする場合は、雰囲気というものは非常に大切である。知りたい情報、もしくは話したい本題があるのなら、それに突入する前に、雰囲気作りを十分しておかなければならない。それも、適度なユーモアも交えて、である。
これを「前戯」という。女性というのは雰囲気に左右されやすい生き物なのだ。
まちがっても、
ハエが近づいてうっとおしい、とか
美味しくないのに美味しい、とか
感じさせる雰囲気を作ってはならないのである。
ましてや、先を急ぐなどもってのほかである。
陰で相手の女性たちに「早い」と言われてしまうのがオチだろう。
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4.主張
普通女性にそのようにそっけない対応をされたら、それは、
「放っておいて。私たちだけで話をさせて。」
というシグナルでもある。
スマートな男性なら容易に気づくことだろう。
女性がそのような信号を出すのは、男性側に非があるようなケースばかりでは勿論ない。
@今日は自分達の内輪の話をしたいから、放っておいてね。
という場合。
もしくは、
A楽しくエンジョイするお酒は今日は要らないの。しっとり落ち着いてしみじみ考え事をしながら飲みたいの。だから構わないでね。
という場合。@もAもこの場合、女性側の理由によるものだ。男性側に非があるわけではないことがほとんどなので安心してもらっていいが、たまに、表向きの理由として@&Aが使用される場合もあるので要注意だ。
いずれにせよ、その場の雰囲気を読む、というのは、お酒を楽しく飲むためには、ある意味欠かせないのではないかと思う。
だが、ソイツの場合、
なぜこれほどまでに!
と思わせるほど、場の雰囲気を読むことが出来ない奴であった。
相手の意図を汲み取れない奴であった。
それほどへべれけになっている訳でもないというのに。
これはもしかしたらスゴイ才能なのかもしれない…
awineと友人Kが話す内輪的な内容でさえ、しっかり聞き取って、イチイチコメントをしてくる。
心から、
頼むからawineたちのこと放っておいてくれぇ〜!
と切望するawineと友人Kは、
とてもそのコメントにイチイチ反応する元気はなかった。
打ち合わせをしたわけでもないのに、
打ち合わせをしたかのように、
2人とも無反応になる。
いや、あまりにコメントがどうしようもなくて反応できなかった、と言った方がいいのかもしれない。
だがソイツは1度や2度の無反応ではへこたれないのだ。スッポンのようなしぶとさだ。ドリンクでも愛飲してるのだろうか。
自分の主張をどうしても聞いてもらいたいらしく、だいたい3回目にはマスターまで引き入れて我々を話に参加させようとする。
勿論、面白い内容、興味を引く内容であれば、awineも友人Kもそんな冷たいことなど多分しない。もし面白そうな話ならばとっくに反応している。てか飛びついている。
だがソイツの話は、非常にひじょ〜に残念ながら、そうではないのだ。
どう同情的になっても、不思議なことに
興味が全く引かれないのである…
それなのにソイツはとにかく聞いてもらいたいのか、3度は聞いてもらおうと努力する。すなわち、全ての話を3度は繰り返すわけだ。
ここまで読んでいる限りでは、ソイツの健気な姿ばかりが目立つことだろう…
だがそれは、
そのまま、awineたちがどうしても興味が全く引かれないその話を必ず3度聞かなければならない、ということを意味しているのである…
それって辛くない?
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5.主張@
何故、ソイツの話はこうも軽んじられてしまうのだろう。
本当にソイツの話はその冷遇に値するものなのだろうか。
ここで少しソイツの話をご紹介しようと思う。
「日本のシャケとノルウェーのサーモンて味が全然違うんだよね。ノルウェーで食べたサーモンはすげー旨いんだ。味が全然違う。あれは忘れられない美味しさだね。また、食べたいなぁ。」
awine「脂がのっててトロみたい、という意味で美味しいんですか?」
「いや別に脂がのってるからって言う訳ではないと思うけど。なんでか本当に旨いんだ」
これは何が言いたいのであろうか。何がどうおいしいんだかさっぱり分からない。awineたちの気のせいだろうか。
オレはノルウェーに行ったことがあるんだぜ。
ノルウェーのサーモンて旨いんだぜ。
日本のシャケとはてんで違うんだぜ。
そんなボクってとってもスゴイんだぜ。
と、つい聞こえてしまうのはawineたちだけであろうか。
「シャケって、太平洋のシャケと大西洋のとでは、全然違っててね。太平洋のシャケは、一生に一度しか卵を産まないんだけれど、大西洋のシャケは何回も産卵できるんだ。」
普通に聞くと「へぇー」とうなってしまう事例なのかもしれない。だが、もはやどうしても素直に聞けないawineたちである。今一つ感動がうすい。
それに、このことがさっきの味の違いとどう関わってくるというのだろうか。このセリフからは分からない。もう少し頑張って聞き続ければ因果関係が分かってくるのかもしれない。
「ノルウェーのサーモンは『〇△〇サーモン』という名前がついていて、特別なサーモンなんだ。日本のスーパーで、『ノルウェー産△△△サーモン』(微妙に名前が違う)てシールが貼られたパックに入って売っているのを、たまに見かけるけど、あれはきっとにせものだね。でなければ、スーパーが勘違いしていたりしてね。ははは。」
awineはこのときすでに、次のビールを頼むかどうか悩んでおり、友人Kは、そろそろお腹が空いてきたなぁ〜と思い始めていた。
「マクドナルドの照焼きバーガーて日本マクドナルドしかない限定ものなんだけど、ノルウェーには、その『〇△〇サーモン』を使ったのが限定メニューがあるんだよね。あれもなかなかイケる。すごい旨い。日本で食べれないのが残念だなぁ。」
「オレ、今度マックに抗議文を書いてやろうかと思ってるんだ。『うまいものを日本の外だけで食わせるんじゃなく、日本国内でも食べれるようにしろ』って。」
「…。」
「…。」
なんと無茶苦茶な論理だろう。こんな抗議文があってよいのだろうか。だいたいこれは抗議する内容なのだろうか。「お客様の声」とか「御意見箱」とかにひとつのアイディアとして提案する、これで十分なのではなかろうか。てか、それ以前に「限定」の意味を知っているのだろうか?
だいたい、こんなふうに大袈裟に話されると、
絶対こいつ抗議文出さないぞ
と思ってしまう。
この話でなんとなく分かったのは、
ノルウェーのサーモンと日本のシャケは味も名前も違うらしい、
とりあえず卵の産み方も違うらしい、
ノルウェーのマクドナルドのメニューにあるらしい、
それを知ってる俺って素晴らしい、
ということぐらいだろうか。全てに因果関係が見当たらない。
それに、この長い語りのなかには笑いどころが一個所もない。
これはこれで見事なものである…。
awineと友人Kは、この会話をどう続けるべきなのかとてもとても困ってしまったのでとりあえず、続けないことにした。
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6.主張A
ソイツの口から紹介される数々の美味しいというお店。
それは多国籍にまたがった。
話を聞いていると、
ものすごく洗練されていたり、
ちょっと値段がはっていたり、
他にはない特徴やメニューが並んでいたり、
そして、
こんなに素晴らしいお店を沢山知っている僕って素晴らしい、
というように聞こえる。
食通の友人Kいわく、
「なんだけど、あれ、全部知ってる店だったんですけど。ちなみにどれもこれも別にフツーの居酒屋だった印象しかないんだけど。そんなに良かったっけー??って感じなんですけど…」
ここまで来ると、ある意味ちゃんと予想を裏切らないソイツはもしかしたらスゴイ奴なのかもしれない。
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「これ外国で買った釣り針。こう見えてめちゃくちゃ高かったんだ」
→…で?
「看板を出していないけど旨い店を一件知ってる。場所は正確に知らないけど、タクシーの運転手に店の名前をいったら知ってた。結構有名なとこなのかもしれないなー。ははは。でもね〜、名前を覚えてないんだよね〜。」
→…これを聞いたawineたちに何のメリットがあるのだろう。
「ちょっとさー、オレって海外へよく行く仕事をしているからさー。」
→どんな仕事なの?とは決して聞かない二人であった。
「オレって27歳。オレの周りの女って、何故か年上が多いんだよね。」
→親戚の叔母さんのことだろうきっと。
「なんで女ってみんなK−1が好きなんだろうな。」
→みんなっていうのはこの場合おそらくひとりかふたりのことである。
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これらは、きっと会話が広がって行くことを期待されてソイツの口から発せられたのだろう。
だが、広がってゆくどころか、すべてその場で終わっていた…
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6.主張B
2度もチャレンジしたのに聞いてもらえなかったソイツの主張は、さらにまだあった。しかもこれは結構きわめつけだ!はっきりいってスゴイ!!
それは、
「オレって、いいのかーてぐらい遊びまくっているからさー。」
ということであった。
二度とも、awineにも友人Kにも冷たくあしらわれてしまったその主張。awineたちは今自分たちの話で忙しい。
だが三度目ともなると敵も考える。何と携帯電話を2台も取り出す作戦に変更してきたのである。
(カチャカチャと不自然に大きな音を立てつつ)
「だいたいさー、こうやってケータイを2台も持ち歩いてしまっていること自体が、オレって遊び人だっていう証拠だよねー。」
「・・・。」
「・・・。」
音につられて不覚にも目をやってしまったawineと友人Kは、思わず絶句してしまった。
これにどう応えろというのだろう。
何といって欲しいのだろうか。
「わー、すごいね…」
「ほんとだー…」
「ほんとうに遊び人なんだー…」
…ある種拷問である。
「2台も持っているなんてスゴーイ。金持ちなんだねー」
というのは、どうだろう。
「両耳を同時に使えるんだー。器用だね。」
なんてのは?
「それぞれ、電話番号一件ずつしか入ってなかったりしてぇー。職場と自宅。」
などといったら、おこってしまっただろうか。
ま、それはいいとして…
だいたい、
自分が遊び人だということを、普通、自分から自慢気に切り出すものだろうか?
その会話がまだ始まってもおらず誰かに聞かれたわけでもいないのに、いきなりケータイを2台出すだろうか??
しかも、2台持っていることがはたして「遊び人」ということになるのだろうか???
いや、もしかしたらかなり高飛車な言い分になるが、あそこは、我々も自分の携帯電話を出すことを期待された場面だったのかもしれない。
「あ、ドコモなんだー。」「私もー。」「私はau。」
「メール交換できるね。」「アドレス教えて。」
「ついでに電話番号も交換しよっか。」
などという展開が、ソイツの頭の中では繰り広げられる予定だったのかもしれない。まさかとは思うが。
だが、世の中の女性が、(自称)「遊び人」という男性に、しかも大して会話も弾んでいないのに、そうやすやすと連絡先を教えるもの、と思っていたのだろうか?
まさか、これまでの我々の会話が、十分盛り上がっていた、と思っているのだろうか?
そして、今後のソイツの話題のなかの「オレの周りの年上の女性」に、awineや友人Kも入っていくのだろうか?
だとしたらなんと世の中をなめているのだろう。
まったく、男心というものはよく分からないものである。
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8.終わりに
その店をでるころ、awineと友人Kはなんだかかなり疲れていた。
ソイツには、きっとこれっぽっちも悪気はなかったのだろう。きっとソイツはよかれと思ってしていたのだ。ソイツなりに一生懸命に。ソイツは多分ちっとも悪くないのだ。見方を頑張って変えれば、もしかしたらイイ奴なのかもしれない。
awineや友人Kとは、フィーリングが合わなかった、ただそれだけのことなのだ。
しかし、フィーリングの合わない奴と飲むお酒ほど、まずいものはない。仕事ならともかく、こうしてプライベートで飲むときぐらい、おいしくお酒を飲みたい、というのは人情だろう…。だろう…。だろう…。(エコー)
awineたちも友人Kも、そこのBARが好きだ。
野外で気軽に飲めるし、
ふらりと立ち寄りやすい店だし、
席料チャージ無しだし、
チキンドナーケバブはあるし、
何より、マスターもアシスタントくんもいいひとですごく楽しかったし、またぜひとも行きたいと思える店だからだ。
掘り出しもののよい店を見つけた、とawineたちは喜んでいた。
そ、それなのに、
それなのにそれなのに…
ソイツは言った。
「オレってさー。最低でも週4日は来ているよね。
毎日来ている週もあるよね。」ヲイ!
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