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 張り紋 1  加賀紋 1   鬼面牡丹   子持藤飛蝶  鎧蝶   三葵   
お犬様の紋付 繋ぎ五つ星 丸に三割剣桔梗 祝着の変遷 十の字と轡
珍しい家紋 街角の家紋

五瓜に梅鉢

「丸に十の字」 「轡」

  祝着の変遷   (男の子の祝着について)
昭和50年頃

私がこの仕事を始めた頃、昭和50年頃は左写真のような『石持』(紋を入れる白場)のある、黒の祝着が殆どで、生地も羽二重地の薄っぺらな生地でした。

色の祝着もありましたが、半分は紺地の『石持』のあるもので、後半分は薄色(ブルー系統が多かった)の無地の祝着(三段目の祝着の色の更に薄色)で、紋は同系の濃い色又は裾の濃い色を使って刷込み紋を描いていました。(この祝着は高級品でした)

(注) 年代については記憶違いもあります
昭和60年頃

上の『石持』のある黒の祝着は少しづつ高級になって生地が縮緬の厚い生地になって来ましたが、『石持』のある色の祝着、薄色の無地の祝着同様少なくなって来ました。

それに変って販売される様になったのが、左写真の様な黒又は濃紺の無地の祝着です。(白色で刷込んだ紋がついてます)

当時黒の上にのるような白い色は無く、張り紋を貼った事もありましたが、白インクが出て来て、捺染して刷込み紋を描くようになりました。
現在

平成元年頃には、『石持』の祝着は全然出なくなり、黒か紺の無地の祝着が主流となりました。

5,6年前から、上の写真のような中間色の色(茶系・グレー系・水色系)の祝着が出て来る様になり、最近は下の写真の祝着の様な白色の祝着(以前にもありましたが)も登場して来ました。
又変り物では、絞り模様の祝着も出て来ました。

勿論、主流は黒・紺の無地の祝着です。

余談ですが、男の子の四つ身の羽織は、今年特に減少しています。写真館のような貸衣装で済ませるのでしょうか。



   「繋ぎ五つ星」

一般的な「繋ぎ五つ星」(丸付)


    「お犬様」の紋付

今年2006年は「戌」の年です。
昨年「犬の着物に付ける張り紋」の注文を受けました。始めはどんな着物でどんな姿になるのだろうと思いましたが、主(ダックママさん)からその写真が送られましたので、ここに紹介します。紋付の着物に袴姿の男のワンちゃん、帯付きの着物姿の女のワンちゃん、なかなか凛々しく着こなしています。
(ワンちゃんの着物に関しては  <こちら>


     三 葵

徳川葵 三つ葵

    鎧 蝶

左が「摺込み」用の鎧蝶
右が「上絵」用の鎧蝶
備前蝶 浮線蝶 揚羽蝶
蝶(てふ)にも色々種類がありますが、「備前蝶」と「浮線蝶」とが組み合わされて
更に武士の象徴の一つである「鎧」に似せて創られた様に思えます


    子持藤飛蝶

三つ葉藤 子持藤飛蝶 揚羽蝶
 「子持藤飛蝶」という紋は鷹の羽、剣片喰等の紋と違って
 優しい感じを受けます
 母蝶が子供を抱こうとしているのか、見守っている様です

 この紋は、藤を蝶に見せかけて創った紋です
 日本の家紋には、この様な擬態というか、似せかけて創った
 紋が随所に見られます
 例えば、蝶との組合せでは、「稲蝶」「片喰蝶」橘蝶」扇蝶」等
 又、鶴との組合せも多く、「梅鶴」「柏鶴」等など

      鬼面牡丹

島津牡丹 秋田牡丹(変)
「牡丹」と言う家紋は、元々公家の家紋で由緒ある紋です。
寺社にもよく見られますが、巷では「健さん」(高倉健)の唐獅子牡丹でしょうか?
                       (古いかな?)
「鬼面牡丹」はどのように作られたか定かではありませんが、一見恐い紋です。
近い将来に一度調べてみようとは思いますが・・・
実際、この地方で、留袖と喪服に紋を入れた事があります。

    加 賀 紋

四君子ー縫紋   四君子に梅鉢ー刷込み紋


  張 り 紋
左の「丸に九枚笹」は黒生地用「張り紋」、右は同紋で色生地用「刷込み・張り紋」です。
両方とも、薄いブルーの生地に張りましたが色調整が悪く違った生地に見えますが、同じ生地に張ったものです。「刷込み・張り紋」は白生地に刷込みましたから、丸の中の色は、本当は白です。