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大倉に行くバスの始発は渋沢駅6時40だ。渋沢駅には少し前に着き駅前のセブンイレブンで食料を調達する。
6時55分大倉に到着。バス停前にはどんぐりハウスという休憩所がある。前に塔ノ岳より下山してきたときには、ココの生ビールのお世話になった。 |
準備体操をして7:00大倉出発。
バスに乗っていた登山者は10名弱。やはり真夏の丹沢はあまり人気は無いようだ。しばらく舗装道を歩き途中案内に従って大倉尾根に取り付く。
今日は長いので出来るだけゆったりと歩き始める。
後から来た人に、1人、2人、3人と追い抜かれていく(皆さん速いなあ)。
この尾根は「バカ尾根」と呼ばれており、ひたすら登りが続く。
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展望が開けてくると富士山が見渡せた。
花立山荘の人がボッカしている。
この山荘はかき氷を出すところ。
今日も暑くなりそうなので、結構繁盛するのではないだろうか。
9時50分 鍋割山からの合流点である金冷ノ頭に着く。 |
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塔ノ岳を望み10時10分山頂に到着する。 丹沢で最も人気のあるこの山も、時間が早いのかまだ人もまばらであった。 |
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そのまま丹沢山への縦走路に向かうと、丹沢恒例の鹿の出迎えを受ける。 |
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丹沢山までの道は、最初気持ちよい道が続く。蛭ヶ岳も近くに見えてきた。
しかしその後の登り返しは結構きつい。 |
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11時30分丹沢山山頂に到着する。
みやま山荘は山頂のすぐ近くに建っている。
山頂は展望はないが、休憩できるテーブルがいくつか並んでいる。
少し休憩し再び蛭ヶ岳を目指して歩き始める。 |
不動の峰手前の休憩所で昼食を取ることにした。
食事をしていると、朝バスから自分より先に歩いていったジョギングパンツのおじさんが蛭ヶ岳方向から戻ってきた。ものすごく早い人だなあと感心する。
あと丹沢エイリアマップの記載時間なのだが、他のエリアの記載時間に比べて早いと感じるのは自分だけであろうか。自分にとってまったくの正味歩行時間に近い(それが普通といえばその通りなのだが)。余裕を持つことの出来ない記載時間である。 |
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さらに歩くと鬼ヶ岩に着く。
蛭ヶ岳か見ると二つの岩が鬼の角のように見えると言うことから、鬼ヶ岩と呼ばれるようになったそうだ。 |
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その後いったん下った後、登り返すとやっと蛭ヶ岳に着いた。蛭ヶ岳山荘に立ち寄り、ペットボトルのお茶を買う(350ml400円)。
小屋番の人と話すとその人もついさっき大倉から着いたところであった。夏にココまで来るのは大変だねえ、と互いに慰め合う。山頂はガスっているため展望は全くなかった。 |
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蛭ヶ岳山頂の標識は四方を指していた。
いつか歩くであろう桧洞丸とを結ぶ縦走路も確認する。 |
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山頂より姫次に向かって歩き出すと、登山道が補修工事中であった。こんなところで工事するのは大変だろうな。
本当に必要な工事なのかな? |
姫次までの道で出会ったのは1人だけであった。
神ノ川ヒュッテに泊まり広河原から登ってきたそうで(地図には上級者以外危険と書いてあるコース)かなり疲れていた。今日出会ったのは私が初めてだといっていた。そのコースは地蔵平の手前で合流するはずなのであるが、私は気が付くことが出来なかった。
地蔵平の手前でコースが左に急角度で曲がっている所がある。結局はその道はちゃんとすぐに地蔵平に着く道なのだが、逆に自分は姫次へのコースをはずれて広河原に向かっているのではないかとしばらく不安であった。
裏丹沢側は登ってくる人も本当に人が少ないようだ。
帰りにバスに乗った人も自分以外には1人もいなかった。
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14時55分姫次に到着。
当初は焼山登山口に向かう予定であったのだが、地図を見直すと青根に降りる登山道は途中で沢を渡っている。今日1日とにかく暑かったので沢の魅力に惹かれ、きが殻山避難小屋手前から上青根に向け下山することにした。 |
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登山道は急な下りが連続していたので、どんどん高度を下げていく。予想通り左写真の沢が現れる。水はものすごく冷たい。誰も来ないだろうとタカをくくり、水浴び後は衣類を全て着替えてしまった。 |
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後は汗をかかない程度にゆっくりと降りる。
ただこのコースの難点は林道歩きが長く、バス停まで50分ほど舗装道を歩くことになってしまった。 |
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東野のバス停前には、旅館兼食堂があった。バスまで20分ほど時間があるのでそこでビールとやっこを頼む。
おばちゃんの話では、三ヶ木までの直通バスが無くなり登山客も随分少なくなったと嘆いていた。ここは温泉では無いがお風呂を利用することもできる。親切なおばちゃんだったのでこれを見た人も機会が有れば利用して下さいね。
JR橋本駅までは西野野と三ヶ木でバスを乗り継ぎ、19時過ぎにやっと到着した。今回はとにかく疲れた山行であった。
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