|
朝7時半に魚止め橋に到着。
伝道までの林道を歩きは、ちょうど良い
ウォーミングアップとなる。
早戸大滝までの案内表示は、遊歩道となっているが、普通の登山道より厳しいルートである。
|
|
営林小屋跡までは、20分ほどである。
この先から右へ尾根を登れば、榛ノ木丸へのコースとなる。 |
|
早戸川沿いの道は、所々木の橋を歩く。
場所によっては、かなりの高度で切れ落ちている。樹木も多く視界が遮られるので、恐怖感は少ないが、注意しなければならない。
|
|
丹沢の紅葉は、あまりカラフルではないが、充分に秋を感じさせてくれる。 |
|
バランスを取りながら、丸太橋を渡る。
よく台風で流されないものだと思ったら、片方がしっかりとワイヤーで結びつけられていた。 |
|
雷平のすぐ手前で右に折れ、テープと人跡を頼りに原小屋沢左岸沿いにしばらく登ると、雷滝手前に着く。
|
|
雷滝手前で右岸に渡り、ここから長い直登が開始するのだが、取っ付きは岩場となっているため雨の日は滑りやすい。
この日は吉さんが、岩から滑り、左写真のとんがった岩の上に落ちてしまった。
幸い太股だったため、すり傷と打ち身ですんだ。 |
|
左の写真が、雷滝。
高さは20mから30m位であるが、水量もあり立派りっぱ。
市原新道のルートは、滝のすぐ脇を通っている。 |
|
30分ほど登ると、中ノ沢コースとの分岐に皿標識が設置されている。 |
|
更に登ると、徐々に視界が開けてくる。
紅葉も目を和ませてくれる。 |
|
急登はまだ続くが、途中からは白馬尾根が見える。
今日の帰路コースでもある。 |
|
急登が終わると、素晴らしいブナ林が待っている。
ここは市原新道のハイライト。
足元は開けており、ほとんど人の通らないブナ林での一時は、至福の時か。 |
|
しばらくは、なだらかな道が続く。 |
|
再び急登となるが、一踏ん張りで蛭ヶ岳山頂直下に出る。
足元の土が軟らかくなり、九十九折りを登りきると蛭ヶ岳山荘が見えてくる。
|
|
鹿除けの柵沿いに登っていくと、丹沢山からのコースに合流する。
蛭ヶ岳から下るときは、倒木の上に杖(?)を立てている所が、下り口の目印となっている。 |
|
一般道との合流直前は、こんな感じです。 |
|
伝道より約3時間半で、蛭ヶ岳山荘到着。
このコースが山頂までの最短コースなのではないだろうか。
|
|
天気の良い中、山頂で記念写真。
このメンバーで山頂を踏むのは、これで最初で最後かな?
(山意外の繋がりはとても長く、決して不仲なわけではございません。) |
|
山頂では、たおやかな中、ゆっくり昼食を楽しむ登山客でにぎわっておりました。 |
|
蛭ヶ岳からは、丹沢方面へ鬼ヶ岩の頭を目指す。
|
|
約20分ほど歩き、鬼ヶ岩の頭から振り返れば、蛭ヶ岳までのコースもくっきりと見える。 |
|
鬼ヶ岩の頭の先、数十メーターの所にテープが貼られている。
足跡も道も不確かな感じですが、左に少し下るとハッキリとした道跡が現れる。
5分も歩くと、これまた素晴らしいブナ林が迎えてくれる。
東北のブナ林は、もっともっと本数も多くこんなに見晴らしは利かない。貧弱と言われる丹沢のブナ林の方が、ある面雰囲気があるのです。 |
|
ここは白馬尾根の最も特徴あるところ。
ほとんど木がない草原が出現。
丹沢でこんな所は自分が知る限りではここだけと思う。
|
|
なぜか草原の真ん中に、一本ブナの木が道標のように、凛とした姿で立っている。 |
|
徳さんがボッカしてくれたビールを飲み、しばし時間を忘れて、山に抱かれた時間を過ごす。 |
|
白馬コースは比較的ハッキリとした足跡とテープが有り、雷平に通じている。
本日の充実感を感じつつ、魚止め橋に通じる林道を歩く。 |