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おしらせ

激しく放置な気g……

我がV-MAXの名前が決まりました。

リニューアル開始!

全般的にリニューアルをするので、工事中ばかりですが、ご容赦を。いくつかは見ることができますが、これも順次リニューアルしていく予定です。

スタイルシートを使っているので、環境によってはレイアウトが崩れることがあります。


(c)光本骸亜 WillensKraft

暑中お見舞い申し上げますですよー

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神楽乙鳥+旧スク水……もはや私にとっての夏の定番ですが何か。



最近の出来事ー



20080820

 7月19日。もう、先月のことなのだが、今年で一番熱い日を過ごした。大分のSPA直入とオートポリスと言うサーキットの走行会。
 久しぶりのサーキット走行に加え、今回は神楽さんでの初めての全開走行ができる日だった。去年のアネリア・ツヴァイでの最後の走行会は、雨がひどくてとても全開走行とは言えなかった。今回こそは、晴天であってほしいと祈っていた。事前に何度も天気予報をチェックし、雨や台風がないかどうかを見ていたが、幸いに近くまで来ていた台風は別の方向に反れ、いい感じで晴天になりそうだった。
 出発は前日の夜。フェリーで大分まで行く。フェリーの中では毎年恒例の宴会が!
 まあ、私は途中で寝たんだけど、結構遅くまで騒いでいたようで、翌日の朝には二日酔いでかなりヤバそうな人がちらほら。久々の大型ツーリングでテンションが上がってしまうのは分かる。私もそうなりそうなのをぐっとこらえて早々に休んだからな。
 さて、早朝に大分港に着いた我々は、一路SPA直入まで直行――のはずだったんだが、私ともう一人がはぐれてしまうと言う事態がっ!
 まあ、KIYOさんが道を間違えたのが災いしたって感じだが、そのもう一人の人が道を知っていたので迷ったのも最小限で済んだが、もし、俺一人が迷ってたら、たどり着けなかったところだ。地図を持って行っていたが、地図と言うものは現在地が分からなければただの紙なのである。
 ともかく、少し遅れたがSPA直入に到着。ブリーフィングルームで諸注意を受けたあと、出走準備へ。

神楽さんエンデューロ仕様
出走前の神楽さん。リアバッグは外して各ガラス部に飛散防止のビニールテープを貼る。
一応、ニー・グリップ・プレートを追加装備し、ハンドルをブレース・バー付のものに変更してあるが、他は全くのノーマル。
この状態でどこまでやれるのか、楽しみである。

 今回は19台での走行で、サーキット走行じたいが初めての人も多いので、十分に注意しなければ。とはいえ、最近のバイクと比べると、走行性能では全然大したことのないV-MAXである。気を付けられるのはむしろ私の方か。まずはKIYOさんを先頭にピット・アウトしてゆっくりと1週回り、ピット・イン。必ずピット・インとピット・アウトを練習しておかないと、大変なことになる。サーキット走行において、最も気を付けなければならないのがこの二つの動作である。急激にペースが変わるので、事故が起こりやすいのだ。
 さて、完熟走行もそこそこで、感覚が公道からサーキットへとシフトした者から全開走行開始! 私ははじめの3周ほどはKIYOさんの後ろでのんびりラインの確認と車体をサーキットへなじませ、メインストレートで一気に全開!
 時間は30分を2本走る。最初の30分は集中力が十分あるのでとりあえず全開で神楽さんの限界を探る。
 人によってまちまちだが、V-MAXというバイクはアメリカンと言う人とドラッガーという人とがいる。どちらも間違いではないし、双方の特色が両立されていると思う。だが、今回の走行会で、私はもう一つのカテゴリにも十分足りると判断できた。
 そのカテゴリとは、ロードスポーツ――そのスタイルから、走行性能はアメリカン並みだろうと思われるだろうがとんでもない。
 あの脅威的な加速能力と、アメリカンよりも短いホイールベースによって、V-MAXは十分スポーツ走行を出来得るポテンシャルを秘めたバイクだったのである。だからこそ、V-MAXのリプレイス・パーツには最近のアメリカンのような派手なドレスアップパーツが少なく、代わりにスポーツ性能を上げるようなパーツが多いのだ。アメリカンのリプレイス・パーツにバックステップやマグネシウムホイール、チタンマフラーなどはまずない。だが、V-MAXにはある。そこが、このバイクをロードスポーツたらしめているところなのだろう。
 だが、やはり基本設計が23年も前のバイクだ。止まらないし曲がらない。加速能力も確かに脅威的で刺激的だが、それは一般のロードスポーツに対してのものであり、最新の1000ccや600ccのSSが相手では役不足である。何せ、たとえ600ccのSSでも、排気量は半分だが重量は100キロほど向うが軽いし、馬力差など20馬力もない。しかも、こちとらハンドルの強化とニーグリッププレートでポジション調整はしたもののエンジンやブレーキなどの強化は一切していないフルノーマルのV-MAXである。まず、かなうわけがない。直線の加速では何とか食いつけるものの、ブレーキングでもう離される。コーナリングスピードなど、勝負以前の話である。
 初めてレッド・ゾーンを振り切った(危険だろ
 V-BOOST全開で走れて楽しかった。
 かなり頑張ったが、全然無理。だが、神楽さんは良くやってくれたと思う。来年はパワーアップして再挑戦してやるから覚悟しろ(泣
 とりあえず、今年はノーマルのポテンシャルを知ることがテーマだったので、それは完遂できたと思う。
 1回目の走行の終了間際になって、何と雨が降り出した!
 後もう2週ほどできそうだったけど、とりあえずピットに戻った。ピットに帰ったとたん、猛烈に降り出す。また、雨で中途半端なことになるのかと心配したが、休憩の30分の間に降り切ってくれたようで、2回目の出走の時にはほとんど止んでいた。山の天気は変わりやすいのだ。
 で、2本目の走行を開始。しばらくは小雨の中、路面もウェットなので、かなりヘタレ状態にw
 途中から雨もすっかり止んで道も乾き始めたので、じりじりペースアップ。結構頑張ったが、やはり1本目の1:01を超えることはできなかった。でも、今後のカスタムの方向性も分かり、十分楽しめたのでよしとする。
 やはりブレーキとフレームが問題である。あと重量も。っていうか、V-MAXが発売された当時から言われてきている弱点ばかりなのだが、このすばらしいエンジンのポテンシャルを活かすためには、いろいろとしなければならないことが山積している。そして、それが可能なほどリプレイス・パーツが豊富だ。可能にする金はないがな(泣

走行後
 走行後ー。

 さて、直入での走行も終わり、阿蘇の大観望経由で、次はオートポリスへ行く予定なんだが、大観望でうろうろしているときに思いがけない話が飛び込んだ。

大観望1
 大観望。

 ソフトクリームを食べながらメンバーたちと直入で感じた神楽さんのブレーキの貧弱さについて話していたときのこと。
「Vmaxのブレーキキャリパーの取り付け径って100mmです?」(メンバーでGSX-Rに乗っているI君)
「うん、そのはず」(私)
「じゃあ、XJRのブレーキがつくと思うんですが」(I君)
「そうだな」(私)
「俺、持ってるんですが、2セットほど。XJR純正の住友MOSのキャリパー。よければ譲りましょうか?」(I君)
「いくら」(私)
「う〜ん。中古だし、1万くらいでどうすか?」(I君)
「買った!」(私)
 Y'sギアのブレーキを新品で買ったら7万するんだ。それに、純正とはいえXJRのブレーキとYZF-R1のブレーキは同じはずだ。1万で手に入るなら安いもんだ。
 そもそも、XJRとVmaxの親和性は高い(フロント周りがごっそり付けられたり、バッテリーが付けられたり、加工が必要だがリア周りもごっそり移植できたりする)ので、もしかしたらとか思っていたが、瓢箪から駒だよ。
 その上、ラジアルポンプのマスターシリンダーまでブレーキ、クラッチともに譲ってくれた。
 I君、大感謝です!

大観望2
 めちゃくちゃ見晴らしがよかったー。

 商談(?)もまとまり、次はオートポリスへ。ダブルヘッダーだし、直入で十分楽しめたのでオートポリスは楽しむ程度にしておこう。
 オートポリスまではものの1時間もあれば着く……はずが、またKIYOさん道間違える。まあ、問題なくオートポリスにはついたんだけど。さすがに新しいサーキットだけあって、設備が整っている。直入の牧歌的な雰囲気も好きだが、こう言った設備が整っているサーキットは安心する。
 到着した我々を迎えてくれたオフィシャルが案内してくれたのは、何とVIPルームww

VIPルームw
 KIYOさんがいるからこその高待遇w
 感謝デスw
 そこで諸注意(はっちゃける人が多いのか、しきりに「体験走行なので!」を連呼していたな)を受け、走行開始までまだ時間があるのでしばし休憩。VIPルームはメインストレート前なので全開で走るバイクを見ることができる。って言うか、速っ! ストレートが長いので、スピードが乗るのだ。V-MAXで大丈夫なのか?w
 さて、時間もいい頃合になってきたので、出走準備。

出走前1
出走前の皆さん。

出走前2
みんなスポーツばかりだ。当たり前か。

出走前の神楽さん
まあ、こんなバイクでサーキットを走ろうなんて、私くらいのものかw

 このときもオフィシャルは「体験走行です!」を連呼していた。KIYOさんの信用がないのか我々の方がなのかw
 まずは恒例のピット・インとピット・アウトの練習。
 今回は直入よりもかなりコースが長いので、1周回るのにも時間がかかる。さて、初めてのコース、どれほどのものだろうか。2週ほどゆっくりと走ってみたが、なるほど、一筋縄ではいかないコースだ。でも、まあ今回は体験走行だし、のんびりでもいいや。
 と思っていたのだが……
 何このペース?
 みんな、全開走行じゃないかwww
 っていうかKIYOさんまで全開かよw
 とてものんびりなんて状態じゃないし、難しいがその分面白いコースなので、私もテンションが自然と上がっていくw
 直線の全開はすごく気持ちいい! 200キロを突破したよw でも、車体がよじれて抑えるのが大変だったがw
 コースも初めてだし、ラインも良く分からないので、コーナーではおっかなびっくりだったが、オートポリスでの経験があるMVアグスタのK君が1周ほど引っ張ってくれた。ありがたやありがたや。
 おかげで、結構なペースで走ることができた。
 コースが長いのと、20分2本なので、走行時間はかなり短いように感じたが、非常に内容の濃い走行だった。面白いです。オートポリス。
 ただ、どちらのコースにしてもDトラッカーといい勝負というのは何とかしたいなw

大分産 虻
走行中に引っかかった虻。メーターカバーとライザーの間にガッチリ噛み込んでしまって取れないので、そのまま神戸まで持って帰りましたよw

 ともかく、これでこの日の日程は終了。後は宿に行って酒かっくらって寝るだけ。
 ここでもKIYOさん、道間違える。
 宿に着いて、一息入れて、飯食って。っていうか、この宿のご飯、おいしいです。去年も来たけど、すごくおいしい。懐石料理って言うのかな。私はそもそも懐石料理は苦手なんだが、ここのはおいしかったよ。馬刺しもウマー。
 ご飯のあと、近くにコンビニがあるので酒とつまみを買って、玄関脇にある足湯につかりながらMVアグスタのK君とDトラッカーのS君とで小宴会。迷惑な奴らだなw
 まあ、後は寝るだけなので適当な時間に部屋に戻っておやすみなさい。

宿からの風景
のどかな風景の宿で、気持ちよかったです。
ヤギがw
対岸にヤギがいたよ。誰かが飼っているようで、のんきに歩き回っていた。
宿前
宿の前。皆さん出発準備なさっておられる。

 翌日はやまなみハイウェイを走って草千里に行って、湯布院で締めくくりという昨日とは打って変わって観光コース。やまなみハイウェイと草千里はすごく気持ちよく走れた。あの辺りの景色は本当に絶景ですごく心地いい。さっさと通り過ぎるのがもったいないくらい。それに、やっぱりツーリングで来ている人が多かった。やっぱりうれしいね。お互いでピースサインを出し合うのは。

阿蘇火口にて
阿蘇の火口。この日は天気が良くて、火口の際まで行けた……って、ちょ! 危なっ!ww

 草千里のみやげ物屋でひと休みしてから、湯布院でバイキングの予定だったんだが……
 KIYOさん、ここでも道間違える。
 急きょお昼ご飯の予定変更。通り道にあった食べ物屋でお昼にした。だが、けがの巧妙。ここのご飯がすごくうまく、景色の絶景だった。湯布院のバイキングよりもどうかすればよかったんじゃないかな。

食べ物屋の外の風景
春先や秋口に来ると、めちゃくちゃ気持ちよさそうな草原に建つ食べ物屋さん。
草原から撮った風景。
 ここでしばらく休憩したのち、今度こそ湯布院へw
 湯布院ではやはりお風呂が目的だったんだが、私は結局入らずじまい。
 もう、風呂に入るために荷物を降ろしてとか言うのが面倒だったのでw

湯布院での皆さん1

湯布院での皆さん2

湯布院での皆さん3
湯布院での皆さん。カワサキ率高い。

 湯布院の温泉ホテルでみんなが風呂に入っている間、ロビーの喫茶室で休憩。すると、MVアグスタのK君が湯布院の駅の方まで行かないか? と誘ってきたので出発まで15分くらいしかないが、駅はすぐそこなのでふらふらと行ってみる。
 別に駅まで行っても取り立てて珍しいものはなかったんだが、古めかしい商店街とかあって、ちょっと楽しかった。
 まあ、本当に駅まで行って帰っただけなんだが、意外と時間がかかって、ホテルに戻った時には出発時刻ちょうどだった。だったんだが……
 みんな出発してるじゃん!
 数人が待っててくれてたんだが、KIYOさんを始め、大半がもういなかったw
 置いてけぼりかよw
 まあ、ぎりぎりになった私たちも悪いんだが。
 ともかく、急いで出発して追いつかなければ。とはいえ、あとは帰るだけなので、大分港に直行すればいい。
 高速で大分まで行けば、誰か待ってるはずだし。
 と言うことで、ちょっと渋滞に巻き込まれながらも高速に。乗ったはいいが、合流したとたんに600軍団は全開でかっ飛んで行った! 追いつこうと思えば追いつけるんだが、みんな、何か忘れていないか?
 Dトラッカーの存在をw
 どう頑張っても120キロくらいまでしか出せないDトラッカーを置き去りにしてしまうわけにもいかない。
 私と同じことを考えたのはMVアグスタのK君で、Dトラッカーが着いてくれるくらいのスピードで大分まで行った。
 大分のインターを降りたが、何か様子が変だ。
 インターの料金所を出たところに誰もいないのだ。完璧に置いて行かれたようだww
 まあ、それでも乗船まではまだまだ時間はあるので少し迷いながらも大分港に到着……したんだけど。

 誰もいねえじゃん!

 なんで? なんで?
 誰もいないってどう言うことよ。私たちの方が遥か後に着くはずなのに。
 ここまで来て慌てても仕方ないし、もう目的地はここしかないので、しばらく待つことにした。
 待つこと20分。ようやくKIYOさんたちが到着。って言うか、なんでだw
 大分港までの道を間違えたと言うのもあったんだけど、どうも、途中のサービスエリアで一回止まったらしい。

 聞いてねえよw

 そりゃ、そうだ。誰も私たちにはそのことを伝えてなかったんだからw
 まあ、ともかく全員が無事に大分港で合流し、後は帰るだけだ。
 帰りのフェリーではいろいろあったんだが、とてもここに書くこともできないので割愛しますが、大変なことがあった。
 私はDトラッカーのS君と食堂そばの椅子に坐って、ビールを飲みつつ今回のサーキット走行の反省会をw 反省会って言うほどではないが、まあ、感想を言いあったってところかな。
 いくらもう一台新車が買える以上にお金かけてカスタムしていてもやはりDトラッカーである。直線などではやはり相当辛かったようだ。だから、また大きいのが追加でほしいそうだ。金持ちめw
 まあ、こっちもカスタムの方向性も見えたし、今回の収穫は十分すぎるほどだった。
 いろいろあったけど、久しぶりの大型ツーリングも後は帰るだけとなった。
 のんびりと窓の外を見ながら、稀なほどの充足感に満たされていた。

 翌日は、みんなでKIYOさんの店まで戻ってからみんなで朝マックして帰った。朝マックなんて初めてだw
 家に帰って、スタンドかけて、カバーをかぶせるまでがツーリングである。それまでにひっくり返ったりしたら元も子もない。だいぶ疲れてたけど。今回も無事に帰りついた。
 非常に充実したツーリングだった。楽しかった。
 有り難う、神楽さん。
 昼近くまでは何とか起きていたものの、やっぱり途中で沈没。夜まで寝てしまったとさ。


20080621

 約1年ぶりの高揚感。
 全身は汗だくで息も荒く、声も枯れてしまった。
 だが、不思議なほど疲労感はない。
 1年ぶりの大騒ぎなのでもっと疲れるかと思ったが、意外に大丈夫だった。
 桃井はるこさんの久しぶりの大阪ライヴ。
 ツアーで大阪に来るのは本当に久しぶりなんじゃないかな。まあ、私がチェックしきれていないだけかもしれないけど。
 まあ、とにかく。
 6月15日に大阪心斎橋BIGCATでのライヴに行ってきましたよ。
 今回は日曜日だし、始まるのも早いので、比較的早目から動き出す。友人が一緒に行くと言うので、三宮のロフトでサイリュームを仕入れて車で大阪まで。少々迷ったけど、結構順調に心斎橋まで。gooルートナビに感謝。カーナビなんで文明の利器がない私はネットでルートを検索して印刷して持っていく。少々不便だが、結構面白いのだ。
 だが、さすが大阪。車の便は果てしなく悪い。縦横無尽に歩き回る人と自転車をよけつつ、何とか近くに駐車場を見つけたので、ちょっと混んでたが迷うよりはいいと言うことで入る。
 時間的にはまだ余裕があるけど、いつもよりは少し遅れた。私はだいたい2時間前くらいから会場近くに出没するんだが、今回は30分前だった。
 この時点で私は結構テンションが上がってた。久しぶりのライヴだし。
 でも、この間の時間と言うのは悪くない。と言うかむしろ好き。今日はどの曲をやるんだろうとか、あれは鉄板だよなとか言いながらワイワイするのは、例えばあれだ、バイクの納車を待っている時のようなワクワク感。
 入場が始まって、会場の中に入った時にはかなりの状態だった。ウズウズして落ち着きがなくなる上に、自然と笑いが漏れる。何だ、変態みたいだってか?
 変態とか言うなっ!
 好きな人のライヴの前にテンションが上がって落ち着きがなくなるなんて、普通だよ。
 なっ、みんな!?(だれだこいつ
 とか思ってたら、前でも後ろでもウォームアップよろしく、動き出している人たちがっ!
 いいねぇ、こう言う雰囲気。
 オタ芸と変に取りざたして批判する人もいるようだが、ダンス系で暴れまわる人たちとどう違うのだろう、と、ふと考えたり。って言うか、そんなふうに言われてたなんて、想像できるけど、私は比較的普通に受け取っていた。それもありなんじゃないかって。
 好きな曲を聞いて体が動き出すのはごく自然なことだし、その曲を歌う人が目の前にいる。同じ時間を共有し、自分も楽しんでいることを全身で伝える。そこにはオタもなにもないはずだ。
 まあ、そんなことはどうでもいい。
 今日は覚悟を決めてきてる。今日でぶっ倒れても本望だ。明日仕事にならなくてもかまわない。今日は徹底的にモモーイと、会場に来ているみんなと楽しむと決めて来た。
 最初の曲「PARTY!」――そうだ。今日はパーティだ。久しぶりだが、意外と体もよく動いてくれている。楽しい!楽しいよ、モモーイ!みんな!
 最初3曲くらいはdjな曲だろうと思っていたが、実際には5曲くらいそんな曲が続いた。そんな中「ナイト・で・ないと」が来たときはキター!と叫んでしまった。この曲は大好き!
 誰かが持ってきていたビームサーベルのようなライトバーをモモーイが受け取って振っていた。うむ。「りっぱな剣」だ。
 ここでいったんインターバル。モモーイのMCは引き付けられるよ、ほんと。うまいね。
 で、ここでファンから重大ニュース! なんと結婚して夫婦できているファンのお嫁さんの方が妊娠6カ月だそうでっ! 身重の中、こんなはっちゃけライヴに来ているあなたは勇者だっ!
 ぜひ、元気なお子さんを生んでください。
 閑話休題。
 途中からテンションが上がりすぎてラインナップを覚えていないんだけど、懐かしい曲も含めて好きな曲ばかりが出てきてすっごくうれしかったのは覚えている。
 今回のライヴは静かな曲とMCとdjな曲のバランスが非常によかった。適度なバランスだったな。
 面白かったのは、モモーイの衣装替えでしばらく席を外す時のこと。衣装替えの間がどうにも間があくとのことで、モモーイ以外の会場の全員で「愛のメディスン」の大合唱と相成った。前代未聞のOFFヴォーカルライヴ! 想像の斜め上をいってくれる。いい意味で。
 そして、懐かしかったのはその後にインストゥルメンタルセッションがあったこと! これはUNDER17のライヴ以後、私がお目にかかったのは初めてじゃないかな。こう言うセッションは大好きなので、私は大喜びだった。
 戻ってきて一発目が「GetWild」TMネットワークだし、耳触りがいいので、気分よく盛り上がる。
 もう、この辺りではほとんど正気じゃないので、あまり覚えていない。でも、「Thunder Shot」で、叫び倒してたのは覚えてるww
これは大好きな歌なのでもう全開でした。全力で叫んでいたので、前の人とかうるさかったかも。ゴメン、やかましくしてw
 さて、ライヴも後半戦に突入し、「さいごのろっく」も最高でした。
 さて、ラスト(じゃないんだけども)の曲は超定番!
「LOVE.EXE」
 今のモモーイにはこれがないと話にならんっ!
 全開の「え・ぐ・ぜ!!」で全員最高潮!!
 最後の曲も終わり、バンドメンバーが退場していくが、これで終わりと思うなっ!
 頼むぜ団長!! 一発ビシッと決めてくれっ!
「あwせdrftgyふじこ……!!」
 かんだっ! いまかんだっ!
 ここ一発で決めてくれるとは、さすがは団長だ!
 あんたは本当に勇者だよ!
 さて、仕切り直し。
「もう一度はるこが見たいかーっ!?」
 当たり前だっ!
 このまま終われるかっ!
「いくぞおおおおおおっ!」
「も一度はるこが見た―い!」
 もはや定番のアンコール!
 拍手でも「アンコール」の掛け声でもない、この合唱がモモーイのライヴでのアンコールだ。
 とにかく叫ぶっ!
 見たいっ! もう一度とは言わず、いつでも見たいっ! いつまでもこの気持ちと一緒にいたいっ!
 それに、まだあのサイリュームが残ってるんだっ!
 あれを掲げるまでは終われないだろうっ!
 戻ってきたモモーイ。今回のツアーTシャツを着ていた。そしてスカートは当日BIGSTEPの古着屋で購入したものだそうだ。即席で買ったとは思えないほど似合っててよかった。さて、そんな衣装でのアンコール1曲目は「今、あなたが好き」いい曲です。
 アンセブ時代の「こたえ」もいい曲だった。モモーイはこう言うバラード系の曲も非常にいいっ!
 人心地ついて最後のMC。モモーイも今回のライヴは非常によかったと言ってくれた。嬉しいよ。大阪のみんなはノリで生きているんだ。ノリがいいのは当たり前。いつでもおいで。できれば神戸にも来て(切実
 さて、いよいよ最後になりました。最後は2立て!
「もっと、夢、見よう!」と「ゆめのばとん」……そうだ、これだっ! 残していたサイリュームの出番だっ!
 ウルトラオレンジとウルトラブルー! いや、青の方は普通のでよかったんだが、どうせなら明るい方がいいかな、と。
「もっと、夢、見よう!」でウルトラオレンジ。まあ、これは定番。
 あと、ファン企画で始まった「ゆめのばとん」でのブルーのサイリューム。モモーイから受け取ったバトンを、輝くサイリュームにしてモモーイに返す。そんな思いから生まれたこのファン企画。モモーイファンらしいすばらしい企画だ。
 そして、「ゆめのばとん」も終わってモモーイたちが退場。私はありったけの「有り難う!!」をモモーイに、バンドメンバーに、そして今日一緒にこの時を共有したすべての人たちに叫んだ。
 帰りの車の中でコンビニで買ったペプシで友人と乾杯。
「おつかれさん!」
 つかれてるけど、それは極上の高揚感でいい疲労感だった。汗だくの体とかすれた喉にペプシが心地よかった。


 今回は本当にすばらしいライヴだった。嬉しくてジーンとしびれた感覚がしばらく抜けなかった。なんでだろうな。新しい職場で働き始めたりとか、いろいろあって、私の心は沈んでいたのに、このライヴですっかり回復してしまったよ。不思議だな。
「ゆめのばとん」私はモモーイから受け取ったこの見えないバトンを大事にしていきたい。それは、きっと辛いことも大変なことも多いと思う。ただ、自分が自分として感じ、思ったことを素直に表現することが、なによりも大事であり、それはモモーイから教えてもらっているように思う。
 そして、いつかそのバトンをモモーイに返したい。
 頑張ってるよって、たくさん迷うし、間違うこともあるけど、大好きなことに、夢に向かって走っているよって、いつか、返したい。


 そして、予想通り、翌日はふくらはぎの筋肉痛で歩くのが辛かったぜ。


 それから、友人と一緒に行けて楽しかった。
 本当に楽しんでもらえるか、ちょっと不安だったけど、終わったあとの笑顔を見て安心した。
 普段は一人の時が多いが、通じ合える仲間ってのはいいものだ。
 この場を借りて、有り難う! 最高に、感謝です!




20080212

世代交代。
それは、ひとつの時代が終わり、次の世代へ継承されていく儀式。
古いものから新しいものへ生まれ変わる新陳代謝。
その古いものを受け継いで、新たな世代への礎とする。より未来へ成長するために。
そう、思えば私もそうでした。古きものから新しいものへ。進化するために、一歩を踏み出したんです。
しかし……

sedaikoutai

私の場合は20年ほど逆行しましたが(えー

YAMAHA Vmax。バイクをそれほど知らない人でも名前くらいは聴いたことがあるだろう、 YAMAHAのロングセラーバイク。
時は1985年、レーサーレプリカ全盛といわれた時代において、普遍的で特徴的なスタイリングと、 アメリカヤマハの「馬力を出せるだけ出せ」という要望に応えるべく作り出したVmax独自の吸気システム「Vブースト」 によって、当時の世界最高である145馬力(現在は排気ガス規制のこともあり、135馬力となっている)をたたき出した衝撃で、アメリカを始め、世界中で人気を博した。
styling
最大トルクの12,4kgは、直線の加速でもリアタイヤを容易く空転させるほど圧倒的だ。 大柄な車体に驚異的な馬力とトルク。そして、時代に流されないその存在感は、23年たった今もなお、 輝きを放ち続けている。
スペック的に言えば、今のバイクと比べるべくも無いが、どんなバイクが隣に来ても、 たとえそれがBMWでもハーレーでもMVアグスタでも国産のハイエンドスーパースポーツであっても、 「Vmax」という存在感をなんら揺るがすことができない。
そんな存在感が、今まで愛され続けてきた所以なのだろう、と間近に見る中で、 跨って走ることによって、全身で感じた。

少し、メカニズムの話をさせていただきたい。
engin
この絶妙なデザインのエンジンには、先に書いたように「Vブースト」といわれるシステムが存在している。
これは、6000rpmから左右のキャブレター(気化器)をつなぐマニホールドのバルブを開くことによってひとつの燃焼室に、二つのキャブレターによる燃料供給を行うことによって馬力を出すシステムである。
これこそが、Vmaxの最大の特徴のひとつであり、これこそが145馬力(現在は135馬力)という驚異的な馬力をたたき出す要となるシステムなのだ。
まだ慣らし中なので、私はまだ体験していませんが、一度はワイドフルオープンしてみたい。
直線ですっ転ぶというネタを疲労するかもしれませんがー
エンジン周りを載せたついでに、このVmax、そのスタイリングから想像がつきますようにそりゃ、重たい。乾燥重量264kg、装備重量280kgなんです。重いです。
バランスを崩したら、支えるなんて出来そうもありません。
なので、エンジン前部にエンジンガードを装備。ワイズギアのものなんですが、これが、結構具合がよろしい。
エンジンが隠れない上、不自然さが少ない。スタイリングを壊さないので、腸おすすめ。
で、実際に乗った感想。
足つき性は車体が太い上、シートの形状がとがった感じになっているために意外と良くないです。
前の10Rとほとんど変わらないというのはびっくりですが、重量があって重心も低いので、それほど不安は感じません。でも、シートは見直したいな。
ステップとペダルはかなりでかいです。このあたりは時代を感じますな。これも早いうちに見直したい。
走行感に関しては、前に乗っていた10Rと比べることはできないですが、かなりゆったりしますよ、当たり前だけど。
コーナーはハンドルで曲がる感じ。進入はかなりゆっくり入り、ハンドルの蛇角を利用して早く向きを変え、排気量とトルクで一気に立ち上がるのが向いてる。っていうか、それしかない。
さすがに1200ccものエンジンを抱え込む車体だけあって、剛性はそこそこ。でも、時代なのか、若干しなる。でも、そのしなりで曲がる感じ。
以前、兄貴のニンジャに乗せてもらったときに感じたけど、今のバイクと違って、このあたりの時代のバイクというのは、アナログチックであるゆえに、全体から温かみのようなものを感じる。
今のバイクは、確かに走行性能も安全性も高いんだけど、そこから硬くて冷たい感じがする。ほとんどが電子制御されているからかもしてないけど、こちらが入力することに対して、できるできないを明確に切り分けられているような。言い方を変えると、バイクが受け入れる入力をしないと応えてくれない感じ。無論、その「できる」の間口は圧倒的に広いんだけどね。
でも、この時代のバイクは、こちらの入力に対して、何とかして応えようと一生懸命になっている感じがする。
懐の深さというか、その辺りが暖かいと感じるのかもしれない。
10R&Vmax

バイク屋の人に、「10Rは飽きたのか」と聞かれたが、とんでもない。即答で否定した。
今でも10Rは楽しいし、大好きだ。許されるならば、まだまだ手元においておきたいと思う。
おそらく飽きることは無いだろうし、手放すことには最後の最後まで抵抗があった。
でも、基本設計を変えずに小変更のみで23年作られ続けてきたVmaxがいよいよその歴史に幕を下ろすのが確実になり、生産も終了してしまった今、ここで踏み切らなければ、一生後悔すると思ったからこそ、踏み切った。
そう、V-TWINマグナに乗っていたころから……いや、それ以前から、私にとっての憧れの存在だったVmaxに手を出せるのは今、この時をおいてなかった、と、今にしてみればそう思える。
そういう意味で、10Rに対しての感謝が絶えない。
大型免許を取ってすぐにVmaxを手に入れてしまうと、何か、物足りなくなってしまっていたと思う。憧れは憧れで終わらせた方が良かったんじゃないかと思っていたと思う。
そして、兄貴のニンジャへも感謝の意を述べておきたい。
ニンジャに乗せてもらったことが、私のVmaxへの思いを増幅させたことは確かだからだ。
そして、何よりも、生産が終わったVmaxを見つけてくれたお店の人にも感謝したい。
初めは「やめたほうがいい」と止めていたけど、私の意向に沿ってくれて、最後には笑顔で引き渡してくれたお店の人に感謝します。
たくさんの色んなことに有り難う。これが必然です。
アネリア・ツヴァイよ。お前と走った三年間は忘れない。ものぐさなオーナーでごめんな。次のオーナーには大事にしてもらいたい。
10R&6R

なんか、バイクの話ばっかりですな。次は違う話をしてみようかなと思ってるけど、やっぱりバイクの事書きそうだなw



おまけー

Vmax&6R

納車当日に兄貴の6Rと。
帰りに燃料を入れて帰ろうとしている途中、雨に降られましたよ(´・ω・`)ショボーン




20080208

わっふー!
なんか、バイク屋からの連絡がないので、順調に日曜日に納車できそうな運びですが。
土曜日が雨(下手すると雪)らしい……(´・ω・`)ショボーン でも、まあ、日曜日には回復しそうな感じなので、午前中にアネリア・ツヴァイの最後の洗車をして、昼くらいから納車に行こうかなぁ、とか思ってますですよ、うん。
今からテンション高くなってて、どうにもたまるか! って感じです。(謎
で、Vmaxについて、こんな本を買ってきましたよ。

Book1はうっ! エンジンがっ! エンジンがっ! イカスー!

これ、Vmaxマスターブックというのですが、その名の通り、歴代のVmaxとメカニズムの解説書なんですね。
カスタムやパーツのことばかり目が行きがちだけど、この本はまさに整備のみに重点を絞った一冊です。
図解も使って、分かりやすくまとめているので、見ていても面白いのですよ。
バイクは(車もそうだけど)メンテナンスが基礎であり、基礎を前提としたカスタムであるわけで、ユーザーさんは持っていたほうがいい。
いや、むしろ、買うしかない。っていうか買え(命令
車よりも、バイクはまだ手軽に手を出しやすいので、日常のメンテナンスくらいは自分でできるほうがいいと思うのですよ。
とはいえ、最近はアネリアのメンテナンスがものぐさになっていた私が言えることじゃない気もしますが。
でも、古いバイクだし、何かあった時のためにも持っていて損は無い1冊です。

日曜日の納車が待ち遠しいですよ。



20080204

ついにお店に届きましたよ。次の私の相棒Vmaxが!
生産終了して、もう新車では手に入らないかもと言われていたけど、なんとかまだ残ってました!

Vmax_1

まだ登録前でナンバーもついてないです。
これから登録して、車検して、順調に行けば、次の日曜日には納車ですデス!

Vmax_2

とても23年前に作られたとは思えない、この圧倒的な存在感とインパクト!
さすがに設計の古さはあるものの、デザイン面においてはまだまだ古さを感じさせません。

Vmax_eng

このバイクの最も美点とするところのエンジン!
デザインが素晴らしすぎです。