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2008/07/10

大阪報告その3/実録、ミシンおとり販売

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ウワサで聞いたり、活字で読んだことはありますが、
「おとり販売の被害者」にナマで会ったのははじめてです。

リフォーム詐欺とかオレオレ詐欺とか、
あの手の詐欺の被害が減らないのは、
被害者が、恥ずかしいと思って自分が体験したことを語らないから、
だと新聞で読んだことがあります。

Aさんに
「しばらくネタにしますが許してください」とメールしたら、
「フツーは恥ずかしくて人に話せることではないのですが」
という返信をいただきました。

おとり販売で数社が摘発だか厳重注意だかを受けたというのは、
ニュースになりましたが、
今もたぶん、
おとり販売で高額なミシンを買っている人はたくさんいるでしょう。

おとり販売されるミシン自体はわるいミシンではないといわれます。
わるいミシンのはずがない、と私も思います。
だって、ミシンはどれも同じだもの、と私は思います。
Aさんも、買ったミシンに不満はないといってました。
おそらく、おとり販売でミシンを買った人の多くは
満足しているんじゃないでしょうか。
だって、ミシンはどれも同じだもの……。

私は、おとり販売でダマされる人が減りますように、
なんて思っていません。
「週刊朝日」の連載「ワタナベ・コウの街角コレクション」にも書きましたが、
人は、いや、女性はダマされるのが好きなんだもの。
「人を幸せにする商売」って、
必要とされているから存在するような気もする。
なにが詐欺で、なにが詐欺じゃないのか、っていえば、
商売はすべてが詐欺だといえるかもしれない。

人の体験談を聞くのは好きですねえ。
自分の体験談を話すのも好きです。
いろんな目にあってしまう人間の心理に興味があるんです。
「どうせ」生きていくなら、いや、死んでいくなら、か、
おもしろがりたいからねー。