No.5 発行2000/07/20
![]() 渡辺 初美 昔々、私が小さい頃、朝起きて着がえずにボンヤリしていると、祖母が「早(は)よおショウゾク(洋服)をつけなよ。」と言ったものです。ショウゾクと言う名のワッペンみたいなものをベタッと胸にでも、くっつけるのかと考えたことを覚えています。又近くに住んでいた上品なおばさんは、いつも私の頭をなでながら「美しいおぐしじゃネ。」と言ってくれました。大きくなって中学や高校で、中央から遠い所程古い文化が残っていると習いました。大人になって県外から赴任して来る人が「徳島と徳之島は同じだと思った。」とか「来てみるとやはり文化果つる地だ。」とか言うのを聞いて何だかつらくて肩身の狭い思いで幾十年……。しかし、頭の中の大きな部分が三村さん菌に感染している現在では、祖母達の言葉も優雅な趣があると思えるし、最後進県とか言われても「今に見ていろ阿波だって。」と考えられるようになって来ています。 |
自然か人工か 多家良町・立岩神社の巨石の不思議 澤田 俊明
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日本固有の神仙思想としての
浦島太郎の物語。 正木 学
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◆◆◆ お 知 ら せ ◆◆◆ 8月2日(水) 阿南古事記研究会 富岡公民館 図書室 午後7時30分〜9時30分 8月10日(月) 徳島古事記研究会 昭和町公民館 2F 午後7時30分〜9時30分 |