大嘗祭と阿波忌部(2) 三木 信夫
「あらたえ」の漢字は「阿良多倍・麁布・麁妙・荒妙・荒布・麁服」があります。 (つづく) |
日本最古の前方後円墳は鳴門にあった
(その2) 天羽 達郎 ところが徳島にも前方後円墳があった。あるにはあるが規模が極めて小さい。しかし数がべらぼうに多い。良く調べてみるとこれらの古墳は,驚くべきことに,箸墓古墳より数十年古いのである。年代比較は埋葬された土器の形などから推定するが,その中でも鳴門市大麻町の県道鳴池線北側の萩原墳丘墓(はぎわらふんきゅうぼ)がもっとも古く,西暦200年頃のもので,日本最古の前方後円墳になるのだそうだ。大きさはたったの27m。昭和54年(1979年)道路工事のために発掘調査され,工事が終わったときに消えてなくなった。徳島にそんな古いのがあるなら近畿地方にはもっと古いのがあるはずだと,ここ20数年間調査してきたが,出てこなかった。そんなはずはないと考古学者は頑張っているが,今はやむなく徳島の方が古いと認めるようになってきた。当時は吉野川下流域と東香川がひとつの文化圏であったらしく,平成13年(2001年)までに,その地方から小さい前方後円墳が70基見つかっている。王墓であるならこんな狭い地域にそんなにたくさんあるはずはない。この地方では前方後円墳がかなり身近なものであったに違いない。 (つづく) |
徳島は わくわく楽しいところ 大西 雅子
部屋でパソコンをして,イツモナビという地図のソフトで地図を見ていると,鷲敷の百合や桃ノ木谷の近くに「ユヤノ坂」がありました。
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屈原をたずねて(3) 山田 善仁
屈氏の由来はこうである。 |