天の岩戸が開くとき 人は神に帰る 17
 阿波の すごい所を知った男
               三村 隆範

 「古事記」の舞台は阿波だ!とか
 「阿波から日本の文化が広がった」なんて事は枝葉のことなんですよ。
 阿波は,すごい所なのです。
 ですから,私は「古事記」の事だけを研究してきたのではないのです。あるテレビコマーシャルで言ってましたが,
 「俺は,本当のことが知りたい。」と私もそう思って生きてきました。そして知ったのです。阿波のすごい所を。
 だから私のことは,「阿波の すごい所を知った男」そう言っていてほしいのです。
 とにかく,阿波はすごいのです。郷土郷びいきで言ったとしても余りあるのです。それほどすごい所です。気がつかなければ,ただの土田舎です。
 他の人が,気づこうと気づかなくとも,とにかく阿波は,すごい所です。
 何が,凄いかって・・・?
 そりゃ〜
 一番に・・・・・・
  私が,阿波にいることですよ。
 後はもう何もいらないが,付け足しとして,
 二番目に,
  踊る阿呆に 見る阿呆 同じ阿呆なら 踊らな ソンソン と唄い継がれていることです。
 これも またスゴイですよ。
 もう後には何もいらない。これだけで凄い!
 三番目に,
  現在の日本文化の源流が阿波にあることですよ。阿波と名乗っているだけで凄い!
 四番目に,
  「古事記」「日本書紀」などの文献が日本に残って,それらに書かれる通り阿波に残っていることですよ。
 五番目に,
  いちいち書く必要も無いほど,阿波は,とにかく凄い!
 無条件で凄いと思えるほど 阿波は凄い!
 こんな素晴らしい所に暮らせる,
           なんて幸せなことだ!
 (何の事か,わからないと思うかも知れませんが,無条件で 「わかった」と思える人しか,理解できないと思います。)
 来月は,無条件について


〔編集後記〕

 一日違っただけで2008年何か大きく変わろうとしているそんな音が聞こえてくる。除夜の鐘じゃない。柏手を打つ音でもない。音じゃない音が迫ってくる。ジンジン感じるのです。
 今年姿を現します。よく見ていて下さいよ。あなたも変わります。そんな予感がする年明けです。

       【真瑠吾視比古(まるごしひこ)

 発 行 サークルアマテラス 阿波風の会
           題字 坂本真人
           制作 三村隆範
           編集 真瑠吾視比古

【ご投稿の おすすめ】

 「阿波風」(投稿誌,無料)を,月一回の予定で発行しています。
 阿波に暮らす人が「阿波」の文字の意味をもっと意識していたい。ということが「阿波風」を発行する最初の動機でした。しかし,現在は,書く方の自由な題材で,感じたこと,考えたことなどを書いて投稿していただいています。
 「何か書いて投稿してみませんか。」とおすすめしても,書くことは,話したりすることと違い,自分の恥を残すことになるので「書けません」とか,「また後で,いいことが書けたら」と言って断られる場合が多いのです。今よりもっとすばらしい自分があると思い,すぐ書けないのです。
 今,ありのままの自分を見せ,すばらしい自分を現わして生きていますから,すぐ書けるのです。
 いつも自分を表現して,話したり,何かをして生きています。書くことは,自分が自分を見ることになり,自分の考えを修正し,自分が向上していくのです。現れなければ見る事はないのです。
 自分の気づいた事を,文字に変えるとすごいパワーに変わります。
 書くことは,自分を他人に見せているのではなく,本当は,自分を見つめ,自分を知ることになるのです。ですから,書き続けていると自分が大きく向上していくことがわかります。
 自分を見つめてどれだけの時を生きているでしょうか,日々,浮世に流されて生きてはいないでしょうか? 意織を持つ人間が,何も感じず,何も表現せず生きているわけがありません。人は,生きること(人生)を楽しむために生きています。
 阿波では,踊る阿呆 (踊らな損そん)です。上手い下手はありません。あなたは,傍観者ではなく,この世の主役です。楽しんでいる自分を,あなたは見て生きていますか?
「楽しい方が楽しいよ」と囃す,阿波の心意気で,一緒に「阿波風」で表現したいと思います。
 今の自分が,望むこと・体感したことを,この「阿波風」に写してみてはいかがでしょうか。
 四〇〇字か八〇〇字までの原稿をお待ちしています。もちろん一行でも一文字「あ」だけでもいいのですよ。   締め切りは毎月15日です。

   心より,ご投稿お待ちしています。




  宇宙の漂いは
  風となり波となり現れ
  広がっていく

見えていて見えないものは
見えるものを通して見える
その瞬間が
あの瞬間に見えるなら
幸せ色のつつまれる