オーストリア旅行 6日目
10月6日
いよいよ旅行最期の観光日です。朝から雲一つないすごい快晴で、暑いぐらいでした。バスでまずは、シェーンブルン宮殿に。ここは2度目ですが、ほとんど新鮮な感じです。宮殿内に入りましたが、写真禁止。部屋は1441室あり、3階より上は約250世帯の家族がアパートとして住んでいるとか。月40ユーロ(約4万円)。宮殿の中に住んで月4万は安い。皇帝の間、寝室など観て、庭園の観光は自由時間。庭は見た覚えあり、同じようなところで写真タイム。次は、やはり2度目のベルベデール宮殿に。ここには、クリムトの有名な絵画「接吻」があるので、たくさんの人が、入場待ちをしていました。私達は、庭の見学のみです。とてもきれいな庭です。写真タイムです。つぎに美術史美術館に入りました。ブリューゲルの「バベルの塔」、NHKで「額縁の中の絵画?」でやっていた同じブリューゲルの「雪中の狩人」フェルメールの「DieMalkunst」などを駆け足でみて回りました。その後、近くのレストランで名物カツ「ウィンナーシュニツェルン」をいただきました。有名ですが、日本の薄い豚の肉のカツそのものです。でもおいしかった。ここでツアーは、自由行動になります。私達は、観光通りといわれるゲルントナー通りを歩き(すごい人です。田舎者の私達夫婦には酷です、人混みが疲れます)、オーバーラーという菓子店で、お菓子を買いました。その後世界で一番きれいな図書館と言われる、国立図書館ブルンクザールに入りました。世界一かどうかはわかりませんが、天井のフレスコ画などが、蔵書と調和して、確かにきれいでした。次に王宮宝物館に入りました。ハプスブルグ家が全盛の頃貢ぎ物としてもらった宝石、その当時使った王冠、衣服などが展示してあり、よく戦時中略奪されず残っていたと感心させられました。またその絢爛豪華さは、日本の皇族ではあり得ないと思いました。次に王宮に入ろうとしたら、「時間です(午後4時30分頃)」といわれて入れませんでした。ガイドブックで、6時までやっていると思われたアウグスティーナ美術館に、ギリギリで入れました。モネ、ピカソの絵画が、たくさんあり、見応えあるのですが、時間にせかされ、6時ぎりぎりまでそれこそ駆け足で、観たと言うだけの鑑賞をしました。夕食は友人の知り合いの日本人が経営している、日本料理店に入りました。天ぷら、お刺身、魚、お寿司と日本の味と変わらずおいしく(得てして海外の日本料理は美味しくない)、値段も日本とさほど変わらず、満足いく食事をしました。ホテルまでは、地下鉄を使い、無事ホテルに9時頃つきました(他のツアーの人たちは、楽友協会でコンサートを満喫されていると思われる時間です)。私達も、ウィーン最後(今回の旅行最後)の夜を楽しく過ごすことができした。
朝 ホテル前で ドナウ川です | シェーブルン宮殿の庭(なかは撮影禁止でした) |
シェーンブルン宮殿の庭で | ベルベデール宮殿 |
美術史美術館 フェルメールの前で | ゲルントナー通りの人混み |
国立図書館ブルンクザール | 国立宝物館の王冠 |