失速からの復帰法

 

戦闘機というものは機動性を求められるものだが、近年の機動性を追求した設計の機体は、そのままでは人間の手で真っ直ぐ水平に飛ばすことも出来ない程不安定な挙動をする。Falcon では、パイロットが操縦桿やラダー操作により行った操縦行為を直接可動翼に伝えることなく、一旦 FBW(Fly by Wire)システムを通すことによって、著しい不安定な状態に機体が陥ったり、機体に過度の負荷をかけて空中分解に至ったりしないよう、自動的に可動翼への入力調節が行われている。

しかしこの調節機能はパイロットの操縦の思惑を邪魔する程の効力は無いため、低速で大きく機首上げをし続ける等の無茶な操縦により、機体は簡単に失速状態に陥ってしまう。


99/01/09(土) 21:09 HUQ(RXL03123)
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