近距離での空戦ついて
== この Tips の前提 ==
キーアサインはデフォルトの
"keystrokes" を使用しています。Skill Level
は Ace - 100% です。
まだ操作が分からず、呆然と飛んでいる方、
Instant Action の Flight Sweep- Recruit
- SAMS/AAA 無し
の設定でお試しあれ。
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◎至近距離でのドッグファイト
皆さん、飛んでまず最初に戦うのはこのゲームモードでしょうか。私はそうでした。
この状態では殆どレーダー操作は要りませんね。お手軽空戦が出来ます。GUNS
で叩くもよし、AIM-9M をぶっ放すもよし。飛んでいる落下傘を****も良し。でも吸いこむとエンジンが火を。を?何やら検閲が。ま、気にしない、気にしない。
とは言え、AIM-9M使おうとすればロックオンぐらいはせにゃなりませんな。GUNS
で撃つにも、やっぱりロックオンしておくと何かと便利。動き回る敵も追いやすいし、パッドロック視点("4"−視点キーは数字キー。テンキーではない方)効かそうと思ったらロックオンしとかにゃなりません。
目視可能な至近距離でのターゲットロックオンは以下の手順で行います。
- "ENTER"
キーを数回押し、好みの武器を選ぶ。至近距離であるからして、至近距離用の兵器(GUNS
or SideWinder)を選ぶこと。 選んだ武器は右手のMFD右上に表示される。SideWinder
を選択したなら、ここに 2A-9LM
と表示される。GUNS なら 51GUN。ここでの"51"は残弾数。単位は十発。
※直接、中距離ミサイルモード,短距離戦モードに切り替えるキーもある。
"d":ダイレクトに GUNS &
SideWinder
選択の、接近戦モードに切り替える
"m":ダイレクトに中距離ミサイルモードに切り替える
"c": "d" または
"c"
で切り替えていたモードを、元に戻す
- "END"
キーを押す。レーダーが、HUD内に居る敵を直接ロックオンするモード(ACM-BORESIGHT
submode)になる。
HUD上方及び、対空レーダーモードになっている左手MFDに、"NO
RAD" と表示される。この状態ではまだ、ターゲットに対するレーダー照射は始まっていない。
HUD上方中央、"NO RAD" 表示の
"NO" と "RAD"
の間に挟まっている、真ん中が空いた小さな十字線("GUN
CROSS")付近にロックオンしたい敵を捉え、再度
"END" キーを押す。これで敵をロックオン出来る。ロックされた敵は
TD(Target Designator) box で囲まれる。
ロックオンした敵がHUDから外れるとTD
box は消えるが、GUN CROSS
から敵の居る方向へ向けて線が表示される。この線を頼りに、再び敵をHUD内に納めるよう、機動をとる。ただし、レーダー照射範囲外に敵が行ってしまうとロックオンは解除され、TD
box も敵の方向を示す線も消えてしまう。
敵が消えた方向が分かっているならば、自分の頭上に敵が来るように自機をバンクさせ、スティックを手前に引く。ただしブラックアウトに注意。
極端にブラックアウトしてしまうのは速度の出し過ぎ。ひどくブラックアウトしてしまいそうな感じがしたら、まずスロットルを戻し、それでも改善されないようであればエアブレーキを開く。ただし、エアブレーキを解除し、スロットルを戻す操作は早め早めに行うように心掛けること。速度が充分落ちきってからエアブレーキを閉じたり、スロットルを戻したりしているようでは、敵を再度HUDに納めても加速が間に合わず、取り逃がしてしまったり、最悪失速状態に陥ってしまったりすることになる。エアブレーキの解除・推力の増加には時間がかかることを忘れてはならない。この辺は推力が上がるまでのラグタイムを体に覚え込ませておくことで対処せねばならない。(エアブレーキなどは、ブラックアウト状態に改善の気配が見えた時点で解除しても十分なぐらいである)
敵からロックオンが外れる前に、あらかじめ
"4" キー(Ten key
ではない、数字キー)でパッドロック視点にしておくと見失いにくい。とはいえ、パッドロックした敵もしばらく死角に隠れたり、パッドロック視点から別の、例えば2Dコックピット視点に切り替えてしまうと、再度
"4"
キーを押しても同じ敵をパッドロックすることは出来ないことが多い。そんな時、"5"
キーで Extended FOV View
にして、なんとかして画面のどこかに敵機を捉えれば敵機が赤い四角で囲まれ、再度
"4" キーを押すことで比較的楽にパッドロック出来るようだ。(ただしパッドロックは出来ても、再度ロックオンするにはレーダー操作を行う必要がある。)
敵機が大体自分の頭上に居ることは分かっているも見失ってしまった場合、"F8"
キーを2回押し、レーダーMFD左上に
"ACM 60"
と表示されている状態にする。そして敵機が居ると予想される方向を頭上に、軽く左右に機体を振りながらスティックを引く。これで、上手くいけば再度ロックオンできる。ロックオンした敵をHUDに納めることが出来たら
"F8" キーを2回押すか、"END"
キーを1回押して、レーダーMFD左上に
"ACM BORE" と表示されている状態に戻す。
複数の敵機が眼前にいて、今ロックオンしているのとは別の敵をロックしたいときは、新たにロックオンしたい敵を
GUN CROSS にあわせて再度 "END"
キーを押す。
レーダー照射を止め、敵にレーダー逆探知をされたくない場合は
CTRL+r でレーダーの on/off 操作が出来る(off
すると同時にロックオンも解除される)。
レーダー照射無しで AIM-9 を撃つ場合、"u"
キーにて SideWinder の熱源シーカーヘッドのカバーを外し、敵機のエンジン部を狙う。熱源シーカーの反応音が安定して高くなったら発射する。
- "END"
キーを押すことで選ばれたレーダーモードは、対空レーダーモードの一つで
"Boresight" と言う。レーダーMFD左上には
"ACM BORE" と表示される。
"F1"
キーを押すことにより対空用レーダーが準備されるが、対空レーダーモードには
RWS,VS,TWS,ACM という4つのモードがある。これらは
"F1" キーを押すことで、順次切り替わる。
ここで取り上げたったモードは、近距離戦用対空レーダーモードの
ACM モードである。ACM モードは以下の4つのサブモードを持つ。
a) HUD Scan(30×20) レーダーMFD左上表示:"ACM
20"
[特徴]:GUN CROSS中心から横30度、縦20度の範囲を走査する。BORESIGHT
よりも広範囲をカバーするが、走査を行う必要があるため、探知可能範囲に敵機が入ってもその場所をスキャンするまでロックオンすることが出来ない。
b) Vertical Scan(10×60) レーダーMFD左上表示:"ACM
60"
[特徴]:HUDに表示される縦線から左右10度の狭い範囲を、GUN
CROSS の下10度から上50度まで走査する。旋回戦中に頭上方向へ通り過ぎていった敵をロックする場合などに用いる。
c) Slewable Scan(20×60) レーダーMFD左上表示:"ACM
SLEW"
[特徴]:このモードでは、レーダーの走査中心を動かすことが出来る。走査域中心は、HUD上に○で表示される。走査される領域は、その時の走査中心から横20度、縦60度の範囲。
このモードを使えば、ある程度の広い範囲を、機首方向を変えることなく探索できる。このため爆撃直後の脱出経路に敵機が居ないかどうかの確認など、近距離での索敵に適する。(この例の場合、近距離に空中脅威が存在しないことを確認後、更に
RWS 等の長距離レーダーモードにて次のWayPoint(Falcon4.0
では SteerPoint
と言う)までの航路上の安全確認を
行う。) また、RWR(HUDのすぐ左下、◎を8分割したような計器。敵のレーダー反応をキャッチする)の前方
60度の範囲内で敵レーダー反応があった場合も、素早く敵の探索が出来る。ただし、このモードは
HUD Scan(30×20)と同様スキャンに時間がかかるため、走査中心の移動はゆっくり行うこと。
d) BORESIGHT レーダーMFD左上表示:"ACM
BORE"
[特徴]:レーダー波を機首方向に真っ直ぐ照射する。スキャンを行わないので探知可能範囲は広くないが、探知可能範囲に入った敵に対する反応は速く、ロックオン後の追従も正確である。
"END" キーを押すことにより、RWS
や TWS 等の他の
レーダーモードからも、すぐにこのサブモードに移行することが出来る。"F8"
キーを押すことで、他のサブモードへの切り替えも出来る。
ACM モードでは、レンジは 10nm
に固定される("F3"/"F4"
キーによるレーダーレンジの増減は出来ない)。"Slewable
Scan" サブモードにおける走査域中心は、RWS
の時と同様、デフォルトではカーソル操作で動かせる。また、SHIFT+↓で走査中心位置を初期化出来る。
98/12/28(月) 21:12 HUQ(RXL03123)