Lock On: Modern Air Combat
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最終改定日:2004528

注:PDF形式のリファレンスマニュアルがサブディレクトリ”Doc”の中にlock_on_reference_manual.pdf.というファイル名で置かれています。

同じディレクトリにその他の資料となる文書が置かれています。
Campaigns.doc
EditingTextures.txt
1.02 threat warning systems.doc
keycard_a.pdf
keycard_b.pdf
Keycommands.doc
Lomac-saitek-x45.jpg

 V1.02
パッチを友人と家族の希望によりRobin “SPIDEOG” Byrneの想い出に捧げます。

彼はこのゲームのコミュニティーの熱心なメンバーでしたが他界されました。

Eagle DynamicsのスタッフはMatt Wagnerに感謝の念を表します。

彼はこのゲームのために大変な努力をし、多くの貢献をしました。ありがとう、Wags


また、素晴らしい外部ベータテストチームの奉仕と協力に感謝します。
 
テクニカル・コンサルタント:
Bill Johnson

外部テストコーディネータ、まとめ役:
Carl C. “Stormin” Norman (
別名 Hulka軍曹)

外部テスター:
Francesc Basullas Navarro
Roberto Seoane Penas
Andrew “SwingkidPavacic
Mark “ShepskiShepheard
Frederic Bourges
Leonardo “Apollo 11” Rogic
Robert “TrackDahBorjesson
Aaron “Spectre” Watson
Juan Andrés Hermoso Franco
José Luis Barrero
Jeff “Moses” Malone
Joe “Hollywood” LeMieux
LawrenSnacky” Downing
Mike “Cygnusx” Casper
Tom “VangSollas
Cecil “Creeper” Kiser
Dan “Blade” Kerby
Glenn "Mr. Mudd" Davis
Dusty “Redwolf” Rhodes
Dan Crenshaw

テスト検証役:
Dan “Heavy Delta” Rader
Mathew “Dex” Rossi
Jon “Cardinal” Hamilton
Kieran “KdiggityDhital
“Cupid Stunt”


パッチ・バージョン1.02の変更内容

再武装(Ctrl-W)の際、チャフとフレアも補充される。


後方を見るカメラポジション(F4を押す)が作られ、Luaスクリプト(Config/View/Chase.lua)で調整可能になった。


拡張されたLuaスクリプトの実行診断がTemp/Error.log書き出されるようになった。

 

対戦車誘導ミサイルの精度が、より現実的なレベルまで減少した。(IFVBMPシリーズなど)

ラベルの色が変更可能になった。(config/view/labels.lua

・色はRGB(赤、緑、青)形式で0255の大きさである。
ColorAliesSide:味方のラベルの色 = {200, 0, 0}
ColorEnemiesSide:敵のラベルの色 = {0, 0, 200}

マルチプレイヤーの不正確なデブリーフィングが修正された。


ロシア機のバーティカルスキャンレーダーモードの表示が修正された。


プレイヤー機体のデータエクスポート機能が実験的に実装された。これらはシムの外部へ様々な飛行データをエクスポートするのに必要である。例えば、第三者が使用可能な様々な応用製品(計器やアビオニクスなど)を作成することが可能になる。実際に機能する計器を組み込んだコクピットを作成することも可能になるだろう。詳細はConfig/Export/Export.luaを参照の事。


ミサイルがはじめHOJモードで発射されSTTレーダーロックに切り替わった時にミサイル発射警報がなかったのが修正された。


AIM-120
ミサイルが発射された時の、TWS PDT火気管制モードの発射警報がなくなった。


単一目標用SAMシステムが一番近い敵を攻撃するようになった。

ISM-1Su-33AoAインデックスライト)のロジックが改善された。


実機と同様にロシア機のHUDからスキャンバーポジションキューがなくなった。

 

BVRモードでのロシア機のHUDTDボックスが見易くなった。


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ネットワークスピードの選択可能な設定が修正された。


xDSL 128/128 Kbit/s
downstream
(下り) = 1600
upstream
(上り) = 16000

xDSL 256/128 Kbit/s
downstream
(下り) = 32000
upstream
(上り) = 16000

xDSL 1024/128 Kbit/s
downstream
(下り) = 128000
upstream
(上り) = 16000

モデム 33.6K
downstream
(下り) = 3000
upstream
(上り) = 1000

LAN 10 Mbit/s
downstream
(下り) = 500000
upstream
(上り) = 500000

LAN 100 Mbit/s
downstream
(下り)= 5000000
upstream
(上り) = 5000000

モデム 56.6K
downstream
(下り)= 5000
upstream
(上り) = 3000

新しいネットワーク接続では、Lock On以前のバージョンと違って、バンド幅が選択可能になった。33.6Kモデムから100mb LANまで選択の幅がある。デフォルトはクライアントが33.6KでサーバーがDSL256/126Kである。ダイアルアップ接続の場合には33.6K56.6Kが選択でき、DSLの場合には128/128K,256/128K1024/128Kが選択できる。


我々のテストでは、一番良い接続は1024/128Kにしたホストで得られ、接続は速く高いバンド幅を扱うことができた。テストでは8人以上をホストして一度に何時間にもわたって安定した結果を得た。V1.02では参加しているクライアントのPingキーでスコアウィンドウを開いて確認できる。もしも値があまり大きい場合にはそのクライアントに抜けるように指示したり強制的に排除したりして、他のクライアントが安定してプレイできるようにすることが可能だ。ホストのみが”kick”(排除)ボタンを持つ。クライアントはPingやスコアを確認できるが”kick”ボタンは持たない。

また上りが速い場合、サブディレクトリconfig/network の中のconfig.luaを編集して、可能な範囲でバンド幅設定を増大できる。我々のテスターの一人は上り784Kあったので、上りを500000に設定してより多くの人々をホストできた。もしも上り300K以下の場合はデフォルト設定そのままを推奨する。古いLOMACのネットコードでは上り784K20人をホストできたが、通常でも16人までは大きな問題なくホストできるだろう。ファイルはc:/program files/ubisoft/lock on/config/networkの中にある。この設定を変更した場合Lock Onのインストール状況に障害が出ても我々は責任を持つことはできない。変更する設定ファイルのバックアップを必ず取ることを忘れずに。


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視点操作のオプション(カスタム設定のスナップビューも含む)がTrackファイルの中に保存され再生時に適用される。カスタム設定のスナップビューを保存するために.xmlファイルなどを保存する必要はなくなった。古いTrackにはユーザーのローカルオプションが適用される


 Config/View/Cockpit.lua
DisableSnapViewsSaving = true となっている場合、ユーザーが作成したスナップビューは Config/View/SnapViews.lua にセーブされる。デフォルトのスナップビューは Config/View/SnapViewsDefault.lua のものが使われる。

スナップテーブルの1番目の項目は機体の種類を表し、2番目の項目はテンキーの091を加えたものを表す


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新しい機体にスイッチした時にもチャフ、フレア、武器が正しく使えるようになった。


ミッションゴール達成ウィンドウができた。ミッション中にキーを押すと、どのゴールが達成されたか分かる。


ロシア機に発射許可無視ボタン(Alt-W)ができた。ロックしたターゲットが射程外でもミサイル発射が可能になる。

 

車輪が出ている状態で武器の発射ができなくなった。


フレアとロケットの発射音が修正された。それぞれの発射時に正しい効果音が再生されるようになった。

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A-10CCRP(投下点常時算出式)爆弾投下モードができた。

・対地モード(7を押す)にして爆弾を選択する。

・押下用ピパーを(TDC操作用のキーで)動かしてターゲットに重ねロック(TABキー)する。

 

1:押下用ピパー


CCRPモード(oキー)を選択する。
HUD上をターゲット指標キュー(TDC)がゆっくり下がってくる。

・爆弾投下ラインに沿ってTDCが動くよう飛行する。

TDCがインパクトレティクルに重なると自動的に爆弾が投下される

 

2TDC投下キュー


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射出脱出のキーがCtrl-EからCtrl-E-E-Eになった。(Ctrlを押したまま、E3回押す。)
 
マルチプレイヤーのスコアウィンドウにPingレートが表示されるようになった。スコアウィンドウを見るにはキーを押す。


A-10
の新しいマルチCOOPミッションが追加された。

航空機と地上車両がより遠方まで見えるようになった。(16マイル)

F-15C
にガン・ミサイル混合表示HUDモードが加わった。プレイヤーはHUD上でアクティブなガン・ピパーとミサイル発射シンボルを同時に見ることができる。それには空対空モードにして、ミサイルを選択し、ガン(cキー)を選択する。
 
ネットワークプレー時にマウスカーソルが表示されなくなった。
 
ロシア機のHUDに対地武器のID表示が出るようになった。
 
AGM-65
のロックしているターゲットが他の武器で破壊された場合、ロックが外れるようになった。

Kh-29MP
ミサイルが先に発射された場合のKh-25MLミサイルのおかしな振舞いが修正された。例)対レーダーミサイルKh-29MPSAMに対して発射し、そのKh-29MPが飛行中に更にKh-25MLを発射した場合に、Kh-25MLの次のターゲット用にレーザー指標をロックしているとする。Kh-29MPがターゲットに当たった時に、ML用のレーザーロックが外れる

ターゲットがF-15CTWSモードでロックされた時の誤ったレーダーロック警報が修正された。

チャフとフレアの発射キーが分かれた。(InsertDelete

F4キーによる後方確認視点が作られた。追跡視点はデフォルトではCtrl-F4になった。

マルチプレイヤーのスコアシステムが追加された。ミッションスコア、Pingレート、被撃墜数、撃墜数を見るにはキーを押してスコアウィンドウを開く。スコアは以下のポイント数に従って計算される。
Tornado IDS = 50
F/A-18A = 50
F/A-18C = 50
MiG-29S = 50
MiG-29A = 50
F-14A = 50
Tu-22M3 = 100
F-4E = 30
B-52H = 100
MiG-27K = 50
A-10A = 50
Su-27 = 50
MiG-29A = 50
MiG-23MLD = 30
Su-25 = 50
Su-39 = 50
Su-33 = 50
MiG-25PD = 30
MiG-25RBT = 30
Su-30 = 50
Su-34 = 70
Su-17M4 = 50
MiG-31 = 50
Tu-95MS = 100
Su-24M = 70
Tu-160 = 100
F-117A = 70
B-1B = 100
S-3B = 50
S-3B = 50
Mirage 2000-5 = 50
F-15C = 50
F-5E = 30
MiG-29K = 50
Tu-142 = 100
C-130 = 50
An-26B = 50
An-30M = 50
C-17A = 50
A-50 = 100
E-3A = 100
IL-78M = 100
KC-10A = 100
E-2C = 100
IL-76MD = 70
F-16C = 50
Su-24MR = 70
F-16A = 50
Ka-50 = 50
Ka-52 = 50
Mi-24W = 30
Mi-8MT = 30
Mi-26 = 30
Ka-27 = 30
UH-60A = 30
CH-53E = 30
CH-47D = 30
SH-3W = 30
AH-64A = 50
AH-64D = 50
AH-1W = 30
SH-60B = 30
AB-212ASW = 20
Moscow = 4500
Elnya = 700
Albatros = 2000
Rezky = 1460
Molniya = 1000
Oliver Perry = 2500
Ticonderoga = 4000
Kilo = 1200
Som = 1500
Zvezdny = 50
Yastrebov = 2000
Neustrashimy = 1500
Admiral Kuznetsov = 5500
CVN-70 = 5500
Yakushev = 50
Ivanov = 50
1L13 EWR= 100
55G6 EWR = 100
S-300PS 40B6M tr = 20
S-300PS 40B6MD sr = 100
S-300PS 5H63C tr = 20
S-300PS 64H6E sr = 100
S-300PS 5P85C ln = 70
S-300PS 5P85D ln = 70
Buk SR = 100
Buk LN = 70
Buk LD/LN = 70
Kub STR = 100
Kub LN = 70
Osa 9A33 ln = 50
Osa 9T217 ld = 20
Strela-1 9P31 = 30
Strela-10 9A35 = 30
Dog Ear rdr = 50
Tor 9A331 = 100
Tunguska = 100
Shilka = 30
Roland ADS = 100
Roland rdr = 100
Avenger = 30
Patriot STR = 100
Patriot LN = 100
Gepard = 70
Hawk SR = 100
Hawk TR = 20
Hawk LN = 70
Igla = 30
Stinger = 30
Vulcan = 50
SAU Msta = 50
SAU Akatsia = 50
SAU Nona = 50
ATMZ-5 = 20
ATZ-10 = 20
ATZ-60 = 30
APA = 20
BMD-1 = 30
BMP-1 = 30
BMP-2 = 30
BRDM-2 = 30
BTR-70 = 30
Grad = 50
Hummer = 20
LAV-25 = 30
Leopard-2 = 100
LVTP-7 = 30
M-109 = 50
M-113 = 30
M-1 = 100
Marder = 30
SAU Bereg = 50
Smerch = 100
T-80UD = 100
BTR TPZ = 30
UAZ-469 = 20
Ural-375 = 20
Ural-375 PBU = 20
ZIL-135 = 20
Electric locomotive
電気機関車 = 20
IKARUS-280 = 10
VAZ-2109 = 10
Locomotive
機関車 = 20
ZIU-9 = 10
Coach a tank
戦車用車両 = 20
Coach cargo
貨物車両 = 20
Coach cargo open
オープンの貨物車両 = 20
Coach a platform
プラットフォーム車両 = 20
Coach a passenger
客車 = 20
KAMAZ-41310P = 10
KAMAZ-41310 = 10
LAZ-695 = 10
SAU Gvozdika = 50
BMP-3 = 50
M-2 = 100
MCV-80 = 30
MLRS = 50
M-60 = 30
M-48 = 30
BTR-D = 20
M 818 = 20
S-300PS 54K6 cp = 50
S-300V 9S457-1 cp = 50
GAZ-66 = 10
GAZ-3308 = 10
MAZ-6303 = 10
Patriot CP = 50
GAZ-3307 = 10
ZIL-4331 = 10
プレイヤーが着陸する = 獲得ポイントの100
プレイヤーが脱出する =獲得ポイントの70
プレイヤーが死亡する =獲得ポイントの10
プレイヤーが味方のユニットを破壊する = ポイントの2倍が差し引かれる

Track
を再生してもパイロットログブックが更新されなくなった。

F-15C
でシーカーボアサイトモードか経度モードにした場合、TWSRWSモードでのアンテナのエレベーションを調整(Shift ;Shift ,)できるようになった。

TWS
モードでロックし、もう一度ロックしてSTTモードになった場合、VSDRWS/TWSモード表示がおかしくなるのが修正された。

ミサイルが正しく比例誘導され、より効率よくターゲットに向かうようになった。

AIM-120
の近接信管の点火距離が15mに増加した。

モデルタイマー設定パラメータがConfig/ModelTimer/ModelTimer.luaに移った。

/Config
/Input/MEの各サブフォルダ内の全ての.iniファイルの属性が読み取り専用でなくなった。

レーダーがオフの場合、ロシア機のCACモードを使う時にセミアクティブレーダー・レーダーホーミングシーカーのミサイルが有効なシステムから除外された。

R-27AE
ミサイルがなくなった。このミサイルはロシア空軍では運用されていない。

偵察爆撃機MiG-25RBTが対地攻撃任務を与えられた場合、爆弾を使用できるようになった。

R-27EM
ミサイルはSu-33でのみ使用可能になった。このミサイルはR-27ERの改良型で対艦ミサイルなどの低高度目標を迎撃するのに最適化されている。

Su-25
の装備としてS-13ロケットが追加された。

ロシアとウクライナに機動歩兵大隊(MSB1980)が追加された。

複数のSAMミサイルに対し、リアルになるように修正が加わった。

ミサイルに新しいTTI(目標衝突時間)アルゴリズムが追加された。

F-15C
ECMをバーンスルー(突破)できた場合、自動的にHOJからSTTレーダーロックに移行する

ロシア機(Su-25は除く)のHUDに速度デルタ表示が加わった。HUDの左上部に、下にラインのある水平ラインとして表示される

F-15C
ECMバーンスルー(突破)能力が25nmから30nmに増加した。

MiG-29A,C,G,Su-27,Su-33の航行情報が修正された。速度表示は飛び飛びの値(10km/h単位、MiG-29G10ノット)で示される。高度表示に関しては、気圧高度計は10mMiG-29Gでは100フィート)単位に飛び飛びに示され、電波高度計は1mまたは10フィート単位に飛び飛びに表示される
 

ユーザー自作のコクピットなどのためにデータエクスポートツールが追加された。Lock OnはスクリプトファイルConfig/Export/Export.luaで定義されたLua機能を呼び出す。データエクスポートはデフォルトではオフになっている。

A-10
が爆弾投下モードの時に、HUDMRS(最小距離マーク)とDRC(理想投下キュー)シンボルが追加された。

3MRSDRCキュー

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ロシア機にCCRP投下点常時算出式、別名:航空爆撃モード)が追加された。
・対地モードにする。(7を押す)
・爆弾を選択する。(Dを押す)
・照準ピパーが目標の上になるように飛行し、トリガーを引き続ける。

・照準ピパーが指標点の上になるように飛行すれば爆弾が自動的に投下される。

4:航空モードの照準


5:航空モードでの投下


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A-10A
が対地、対空モードの時に常時HUDにガンのCCIPピパーが表示されるようになった。CCIPピパーの中にXが表示された場合、照準点は正確でない。ピパーの下の数字は照準点の地面までの距離を表す

 

6:予備のCCIPガン・ピパー


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ある武器を使い切った場合に、別の武器が自動的に選択されなくなった。

一部のジョイスティックでトリガーとHATでの視線パンが動作しなかったのが修正された。

パドロックされたターゲットに"+"マークが表示されるようになった。

HUDの速度表示がIAS(指示対気速度)になった。

静止オブジェクトのC-130が正しく描画されるようになった。

全機体にミニHUDが追加された。オプションで表示をオン・オフできる。

西側の機体では武器発射がデフォルトでジョイスティックのボタン2になり、武器選択はボタン4になった。ボタン2はミサイル、爆弾、ロケットを発射し、トリガー(ボタン1)はガンを発射する。

マルチプレイヤーの時、お互いのスモークロケットが見えるようになった。

クライアントはRWRで対空防衛部隊のレーダー警報を受けるようになった。

新しいコントローラの軸が追加された。

・ピッチ、ロール、ラダーの各トリム

・レーダーカーソルの縦と横の移動

TDCの縦と横の移動

 

ScenesTrafficのオプション設定が正しく保存されるようになった。

ロシア機がレーダーロックを失うと、EOSセンサーがロックを維持しようとするようになった。

ロシア機が110度以上ロールした場合、ターゲットに対するレーダー追尾を失うようになった。

F-15CVSDレンジ切り替えが正しくなった。レンジ切り替えの後TDCVSDの中央にリセットされる。

F-15CHUD DLZRPIRTRRMINのラインが太くなった。

空港外に着陸した場合、再武装できなくなった。

トリム調整の速さが速くなった。

MiG-25P/RBTのチャフ、フレアがなくなった。

フォースフィードバックのトリム効果が可能になった。

フォースフィードバックにゲインのパラメータができた。

Cockpit Mouse Viewオプションがオフの場合、ジョイスティックでコクピットカメラのコントロールができるようになった。

ジョイスティックの送信要求アルゴリズムが変更された。

コクピットでのマウスズームの制限が復活した。

外部視点でのオブジェクトの破壊が復活した。

AWACSビューでのM-818車両の画像が修正された。

機体を変更した時の警告音声のバグが修正された。

難易度の不死身設定が修正された。

敵艦船がある場合に地上に配置されたSAMが正しく機能するようになった。

F-15Cキャンペーンの3番目のミッションでクラッシュするのが修正された。

ロシア機のHUDの機体速度とターゲット速度表示が修正された。

シーカーの視野にフレアやチャフが入らない限りミサイルのターゲットは変わらなくなった。

Fast Battle Plannerでの混合武器搭載が修正された。

ゲームポーズ中はサウンドが消えるようになった。

トリムとフォースフィードバックジョイスティックを使用しても、Trackが正しく再生されるようになった。

ミッションエディタでHIDEされたオブジェクトはF10ビューやブリーフィングビューでも表示されなくなった。

Video Editの後でセーブする際にキャンセルを押した場合、Trackが壊れる不具合が修正された。

ログブックに新しいパイロット Robin SPIDEOG Byrne が追加された。家族や友人から彼への贈り物である。

SAMの発射範囲はターゲットの高度やアスペクトによって変化するようになった。

ミサイルの煙と爆発はグラフィックのオプションに影響されなくなった。
 

航空機ターゲットを迎撃する際の防衛銃火器システム(point-defense gun systems)の能力が向上した。

艦船の銃火器が変更され正しい方向を向くようになった。

オブジェクトが視界から消えるバグが修正された。

LANプレイ開始時の同期の問題が修正された。

外部視点のデフォルトのズームスピードが減少した。Config/View/View.cfg でコクピットズームと外部ズームのスピードが調整可能になった。

IRシーカーの視野に太陽が入るとロックを維持するのが難しくなった。

Track記録中にポーズしてズームを変化させると、再生時に外部視点のズームがおかしくなるのが修正された。

TrackIREnhanced Modeの場合、Cockpit Mouseが自動的に無効になる。

コクピットと外部のカメラ移動が対数的に加速されるようにになった。コクピットと外部の視点に対し別々に、キーボード制御のカメラ加速パラメータができた。(詳細は Config/View/View.cfg を参照する事。)

爆発の大きさが縮小された。

スクリプト言語Lua 5.0が導入された。視点設定のパラメータがConfig/View/View.cfgからConfig/View/View.lua に移った。Config/View/View.cfg Config/View/Labels.cfg に改名された。
 

TrackIRやジョイスティックなど絶対軸によるコクピット視点の回転速度が3分の1に減少した。

F/A-18A/Cのキャノピーの反射が青っぽいのが修正された。

ミッションエディタで静止オブジェクトを目標にした場合の問題が修正された。

予測弾着位置に風の影響が加わった。

コクピットと外部視点で視線移動の加速時間が制限されるようになった。Config/View/View.lua に対応するパラメータが追加された。

プレイヤーが射出した場合、外部視点がパラシュートに変わるようになった。

ATI Radeonカードの場合、フォグの距離が減少する。

F-15Celevation scan zone(縦のスキャン範囲)が、VSDTDCポジションの最小と最大のスキャン高度で示される通りになるよう修正された。

Su-25のコクピットにトリムライトが追加された。

F-15CFloodモードで多数のターゲットがコーン内にある場合に起きるバグが修正された。

静止オブジェクトの車両も破壊された後に爆発炎上するようになった。

静止オブジェクトの船舶も攻撃されると沈没するようになった。


コクピットと外部視点のマウス移動の速度がConfig/View/View.luaで別々に調整可能になった。

Alt-テンキー19でコクピット視点での視点移動の基準位置を移動できるようになった。Ctrl-テンキー19またはHATで現在の基準位置に相対してステップ移動できる。

弾丸の軌跡計算時間が3.5秒から6秒に延長され、非誘導ロケットは2倍に延長された。

Config/View/LookJump.lua Config/View/SnapViews.lua に改名された。異なる視点毎にスクリプトファイルが追加され、それに従いConfig/View/View.luaのいくつかのパラメータが他のファイルへ移動した。

西側のシステムでは外部視点の情報表示バーの数値が英国法定規準単位になった。(フィート、マイルなど)

LANプレイ時の難易度設定が修正された。

Track再生時にフォースフィードバックが無効になるようになった。

メインメニューに時計が追加された。

F-15Cのクイックスタートミッションが改善された。
 
バージョンナンバーがメインメニューの高度計の中に表示されるようになった。


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新しい脅威警戒システム

概要

これらのシステムはレーダー発信を検知し様々な脅威タイプを判別する事を目的としています。シミュレーションの中での変更は、西側とロシア側のシステムで同様な形で行なわれ、2つのモードから1つを設定できます。どちらのシステムもパルスレーダーと連続波(CW)レーダーのシグナルやミサイルの誘導シグナルを検知できます。


より良い状況認識のためにはシステムをAllモードにするのが推奨されます。このデフォルトのモードでは、スキャンシグナルとロックシグナル、また最も重要なミサイル発射シグナルを含む、全ての脅威シグナルを検知します。


 2
つ目のモードはLockモードで、複雑なレーダー脅威環境で有効でしょう。このモードは、サーチモードや探知モードのレーダー発信を除外し、あなたの機体にロックしている脅威のみを検知します。


注:IFF(敵味方識別)は脅威警戒システムの機能ではありません! シグナルの種類は識別されますが、両方が類似したレーダーやミサイルシステムを使用している場合、敵のシグナルを味方のシグナルと区別しません。


警戒システムはSHIFT-Rを押すことでモードを切り替えることができます。


全ての警戒システム装置は、様々な脅威探知に対し以下に挙げる優先度で第一の脅威を選択する能力があります。

1.
脅威がアクティブ誘導ミサイルであるか、レーダーがCWモード(レーダーのセミアクティブレーダーホーミング(SARH)ミサイル誘導モード)で発信されているか、あるいはミサイルコマンド誘導シグナルが探知された場合。


2.
脅威レーダーが単一目標追跡(STT)モード(または他のロックモード)で発信している場合。


3.
脅威が「一般タイプ」の脅威と判別され最高度の優先度を持つ場合。以下がこのタイプのリストである。


a)
脅威は航空機のレーダーである。
b)
脅威は長距離レーダーである。
c)
脅威は中距離レーダーである。

d)脅威は短距離レーダーである。

e)脅威は早期警戒システムである。

f)脅威はAWACSである。

4.
脅威が最大の発信強度である場合。

 


SPO-15LMシステム

変更された警戒システム装置は、MiG-29A MiG-29Sに搭載されている実際のシステムにかなり近いものである。

システムは水平+/-180度、垂直+/-30度の範囲で、レーダーシグナルの安定した探知が可能である。

スクリーン上の最大脅威数:制限無し

脅威履歴の表示時間:8
 
動作モード:All(サーチ)とLockMiG-29コクピットの“OBZOR/OTKL”スイッチ

表示シンボル


脅威タイプ:

 

?:航空機レーダー

?:長距離レーダー

X:中距離レーダー
H
:短距離レーダー

F:早期警戒システム
C
AWACS

「相対高度」ライト、「発信強度」ゲージ、「ロック・発射」ライトは、現在の第一の脅威に対してのみ表示される。

脅威レーダーのスパイク間隔が8秒以下の場合、水平位置ライトは点滅しない。サーチ型スパイクを探知した場合、低い音声トーンが鳴る。
 
探知したレーダーがロックモードの場合、「ロック・発射」表示が連続して点灯し高い連続した音声トーンが鳴る。

ミサイル発射を探知した場合、「ロック・発射」ライトが点滅しハイピッチの音声トーンが鳴る。

アクティブホーミングミサイルは、ミサイル自身のレーダーシーカーを使用してロックを確立した場合に、システムに探知される。アクティブホーミングミサイルを識別する手掛かりは、急速に増大するシグナル強度(発信強度ランプ)である。

 


AN/ALR-56C AN/ALR-69 RWRシステム

AN/ALR-56C
レーダー警戒受信器はF-15C/DイーグルのためのTEWS(戦術早期警戒システム)の一部を成している。

AN/ALR-69
レーダー警戒受信器はA-10AOA-10Aに搭載されている。これはAN/ALR-46 RWRの改修バージョンである。

シミュレーション内で変更されたシステムは、A-10AOA-10Aに搭載されている実際のシステムにかなり近いものである。

システムは水平+/-180度、垂直+/-45度の範囲で、レーダーシグナルの安定した探知が可能である。

スクリーン上の最大脅威数:16

脅威履歴の表示時間:7
 
動作モード:All(サーチ)とLockA-10ARWRコントロールパネルの「Search」ボタン)

表示シンボル




脅威シンボルの相対的な表示位置は発信されるシグナルの強度による。目安は「中心に近いほど強い発信」である。

AN/ALR-69 (A-10A)
はスクリーン上に水平角を示す(15度毎の)マークがあり、円によってリング状の二つの領域に分かれている。内側のリングにある脅威は自機に対する差し迫った脅威である。早期警戒やAWACSのレーダーシンボルは内側のリングに表示されることはない。

新しい脅威を探知した場合、ハイピッチの音声トーンが一度聞こえ、脅威シンボルの上に半円が表示される。

サーチ型スパイクを探知した場合、甲高い音声トーンが鳴る。
 
脅威が自機にロックした場合、RWR音声は甲高い断続音から甲高い連続音に変わる。

ミサイル発射を探知すると、ミサイル発射トーンが15秒間隔で鳴る。

アクティブホーミングミサイルを探知した場合、内側のリングに「M」シンボルが表示されミサイル脅威は最優先となる。
 
空中から発射されたアクティブミサイルが探知された時の初期位置は、発射した航空機のシンボルの近くで内側のリングの境界から半分ほどの距離になる。


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パフォーマンスを向上させるためのヒント


 Lock On
を適切に走らせるのに重要な要因のひとつは、あなたのPCハードの品質と状態です。元来フライトシミュレータはPCのリソースに高い要求をするプログラムです。

ですから、ゲームを起動したり走らせたりする時に問題があった場合は、ハードの状態をチェックします。特にメインメモリー(RAM)は要注意です。オフィス向けのプログラムでは正常でも、高い要求をするプログラムでは成す術なく動かなくなる可能性もあります。まず十分な量のRAMがあり、正しく設定され正しく動作するかを確認すると良いでしょう。RAMは多いほど良いです。

 OS
やドライバのような基本レベルソフトは、ゲームとハードの要求に見合うものでなければなりません。不幸なことにLock Onは、Windows98の特定の構成では、あまりうまく動作しません。そのため、Windows2000XPなど推奨されるOSがインストールされアップデートされていることを確かめましょう。ビデオカードのメーカーのサイトからドライバをダウンロードするのも大事なことです。

システムによっては、DirectXで特定のサウンドを実行すると大きなパフォーマンスの低下につながる場合があります。ゲーム中サウンドが始まった時に音がゆがんだり途切れたりするのに気付いたら、DirectX設定の中のハードウェア・サウンド・アクセラレーションを低くしてみましょう。これには、C:/WINDOWS/system32/dxdiag.exeを実行し、サウンド・タブを選び、ハードウェア・サウンド・アクセラレータ・レベルのスライダを一段左へずらしてみます。それでもサウンドの異常がなくならない場合、スライダを更に左にずらすか、完全にオフにします。

ハイエンドのビデオカードは様々なタイプの画像のフィルタリングや描画をサポートしています。これら全てのグラフィックの「向上策」はビデオカードのパフォーマンスを大きく低下させることを忘れないで下さい。これはLock Onのような要求の高いゲームでは特に顕著になります。そのため、画像の質やなめらかさとフレームレートの間の妥協点を見つけることが大事になります。カードが最新のものでなければ、スムースネス設定(アンチ・エイリアシング)や異方性フィルタリングを適用するのを控えた方がたぶん良いでしょう。これらのオプションはビデオカードのドライバ設定の中で変更できます。特にNVidiaGF4MXファミリのカードは注意してください。このファミリのビデオカードは一見GeForceカードの第4世代のように見えますが、GF4Tiタイプの品質低下バージョンでシェーダのサポートが削られ、実際にはGF2チップを使用しています。Lock Onではシェーダ技術を積極的に使っているので、これらのカードでゲームを走らせた場合、上位のカードと比べ相当低いグラフィック品質になってしまいます。ビデオカードがこれらのシェーダエフェクトを使用する場合はDirectX8.1以上をサポートしていなければなりません。

オブジェクト上のテクスチャや、オブジェクトの一部が欠けているのに気付いたら、ビデオカードのリソースであるAGPメモリのサイズ(アパーチャ)を調べてみましょう。この設定は通常システムBIOSで行います。PCの構成によっては、最適なアパーチャ・サイズは128MB256MBかもしれません。

ゲームを起動する前に、PC起動時に導入される様々なタスクやユーティリティを停止することを推奨します。これは色々なアンチ・ウィルス・ソフト、メモリ最適化ユーティリティ、システム・ステータス・ソフトなどを含みます。また、ICQのようなオンライン・ページャがゲームプレイ中の短時間のフリーズや表示の定期的な不安定化を引き起こすことが分かっています。ですから、Lock Onを起動する前に、他の全てのアプリケーションを閉じるようにしましょう。これらはEndItAllのようなプログラムを使うと簡単に実行できます。このプログラムはフリーで次のURLからダウンロードできます。 http://home.ptd.net/~don5408/toolbox/enditall/.

次にゲームオプションを見てみましょう。これらは大小さまざまなレベルでパフォーマンスに影響します。最も重要なのはグラフィックスのオプションです。メインメニューからOPTボタンをクリックしノブをGraphicsの位置にします。

1) TEXTURES
(テクスチャ)

可能な設定:Low,Medium,High

このパラメータはオブジェクトやコクピットのテクスチャの品質に影響します。地面のテクスチャの品質には影響しません。デフォルトの設定はHighです。このパラメータはパフォーマンスにはあまり影響しませんがローエンドのPCでは下げるべきでしょう。

2) SCENES
(シーン、風景)

可能な設定:Low,Medium,High

このパラメータはゲーム中の地上の景色のディテールを決定します。Low設定では空港近くの地上オブジェクトや建物のみが描かれます。Medium設定では、全てのオブジェクトと建物が描かれますが、森はありません。また、街の近くの樹木の数も多少少なくなります。High設定では、全てのオブジェクトや建物、そして全ての森や個々の樹木も描かれます。この設定はパフォーマンスに大きな影響を与えます。PCがハイエンドでない場合、デフォルト設定のMediumを使うことを推奨します。また注意すべき点を挙げると、シーン設定がミッションに保存されるということです。これはオブジェクトがミッションの目的になる可能性があるため必要な措置です。

3) TERR PRLD (Terrain Preload:
地表データ・プリロード)

可能な設定:20,50,100km

このパラメータはゲーム中にカメラが発生した地点からどの半径までの地形オブジェクトとテクスチャをロードするかを決定します。(ゲームがポーズ状態で始まるのは、このデータのロード時間を稼ぐためです。)1GB以上のRAMを搭載している場合、このパラメータを大きくしてみると良いと思います。多くのRAMがあれば、より多くのオブジェクトやテクスチャをプリロードし、ローディングに伴って発生するゲーム中の引っ掛かりやフリーズを抑えることができます。

4) CIV TRFK (Civilian Traffic:
民間交通)

可能な設定:Yes,No

このパラメータは民間の車両や列車が道路や線路上を運行するのを有効・無効にします。プレイヤーはこれらのオブジェクトの動きを制御することはできません。有効にした場合、マップ上に数千台の移動物体が加わることになるので、パフォーマンスに大きな影響があります。しかし、民間オブジェクトが必要とするリソースは、ミッションエディタを使用して配置された軍用オブジェクトのそれに比べて遥かに少ないことも知っておいて下さい。とはいえ、民間交通はリソースを消費します。

5) WATER
(水面)

可能な設定:Low, Medium, High, Very High

デフォルトはMediumです。このパラメータは水面の描画や光の反射、大気中の屈折などの品質を決定します。パフォーマンスに非常に大きな影響があります。ローエンドのPCではLowにした方が良いですが、水面は単なるテクスチャとして描画されます。より高い設定では水面の見え方や光の効果が大きく改善されますが、より強力なPCとビデオカードを必要とします。


6) FOG
(フォグ)

可能な設定:Basic, Advanced

デフォルトはAdvancedです。このパラメータは距離によって変化するフォグや他の全ての効果の表示方法を決定します。フォグの描画方法は二つあって、シェーダを使用するのがAdvancedで使用しないのがBasicです。この設定はパフォーマンスに大きな影響があり、ローエンドのPCではBasicを使用した方が良いでしょう。この場合、航空機のランディングライトやフレア、夜間の炎の照り返しなどの照明効果がなくなってしまう事も知っておいてください。

7) LIGHTS
(ライト)

可能な設定:None, Weapons, All

デフォルトはAllです。このパラメータはエフェクトや燃えているオブジェクトからの照明効果を決定します。一度に多くの光源が出てくるのは稀なので、この設定はパフォーマンスにあまり影響しません。

8) VISIBILITY
(有効視界)

可能な設定:Low, Medium, High

このパラメータはオブジェクトがどれだけ遠くまで見えるかを決定し、パフォーマンスに大きな影響があります。PCとビデオカードが非常に強力な場合のみ、Highの設定を選択すべきです。

9) EFFECTS
(エフェクト)

可能な設定:None, Low, Medium, High

このパラメータは表示される様々なエフェクトの規模や品質を決定し、主に地上や空中での爆発を変化させます。一度にたくさんの爆発や火炎がある場合を除いて、この設定はパフォーマンスに強い影響はありません。シェーダのないビデオカードの場合は、Noneにすることを推奨します。その場合でも単純化されたエフェクトを見ることはできます。またパフォーマンスも向上しますし、ゲームの安定性に関する問題を避けることができます。

10) SHADOWS
(シャドー)

可能な設定:None, Active Planar, All Planar, All

この設定は影の描画を決定します。デフォルトはAll Planarです。Noneでは影は全く描画されません。Active Planarでは、移動するオブジェクトや航空機の影のみを描画します。All Planarでは様々な建物や構造物を含む全てのオブジェクトの影を描画します。Allでは加えてオブジェクト自身に落ちた影も描画します。オブジェクトの一部がオブジェクト自体に影を作るのです。All以外の設定では、パフォーマンスへの大きな影響はありません。Allの設定はPCとビデオカードが強力な場合のみ選ぶべきでしょう。All Planar設定は、全ての建物や樹木の影の描画に要する演算でCPUやビデオカードに大きな負担を掛けることが分かっています。ですからActive Planarにして構造物の影を見えなくすれば、市街や森林上空を飛行するときの描画速度低下の主要な原因を避けることができます。

11) HEAT BLUR
(ヒートブラー)

可能な設定:On, Off

このパラメータは航空機のジェットノズルから出た加熱された空気のゆらぎ効果を有効・無効にします。(F-15 Su-27 MiG-29など)再燃焼式のエンジンで450500km/h以下のスピードの場合に、この効果が見えます。ヒートブラーはパフォーマンスを著しく低下させますので、デフォルトでは無効になっています。十分に強力なPCでのみ有効にすべきでしょう。アンチ・エイリアシングとの併用もまたパフォーマンス低下になります。

12) COLOR
(カラー)

このパラメータは色彩の深度を決定します。デフォルトは32Bitのフルカラーです。ビデオカードが十分強力でない場合や古い型の場合、16Bitを選んで多少パフォーマンスが向上するか試すと良いでしょう。設定ファイルLock On/Config/graphics.cfgの中のDisplayModeセクションで、bpp = 32またはbpp = 16にして、この設定を行なうこともできます。

13) RESOLUTION
(解像度)

このパラメータはゲームプレイ中のスクリーンの解像度を決定します。デフォルトは1024x768です。ビデオカードが強力でない場合、800x600の設定を使うことも可能です。これより低い解像度を使うと、メニューの表示に問題が起こるので、お薦めしません。PCとビデオカードが強力なら、最大2048x1536までの間で高い設定を選択できます。

上記以外のオプションとして、Cockpitの項目にパフォーマンスに影響する2つのパラメータがあります。

1) MIRRORS
(ミラー)

このパラメータはコクピット内のリアビューミラーの表示を設定します。デフォルトではミラーは無効です。ミラーを描画することはパフォーマンスに大きな影響がありますので、ローエンドのPCでは有効にするのはお薦めできません。さらに、ミラー表示はLow, Medium,High3段階の設定があります。デフォルトはMediumです。PCの能力に従って、適切な描画品質を選ぶことができます。

2) REFLECTION
(反射)

このパラメータはキャノピーへのコクピットの反射、ライトの反射、屈折の効果を決定します。これは、例えば太陽光線によるキャノピーの傷の描画などにも影響します。

上で解説した全ての設定を、PCの構成に合わせて正しく調整することで、ゲームのパフォーマンスを維持しながら可能な限り高い表示品質を得られるでしょう。

 

以上。