≪ PC Setting for LockOn ≫
◎ 少しでも快適な LockOn Play環境を求めて
「重い重い」といわれる LockOn ですが、
を用意すれば、グラフィック設定をある程度下げることで、かなりなめらかに動くようになります。(要求高いって(爆))
(3GHz級CPU、2004/1時点での最速クラス VideoCard での GRAPHICS 設定 HIGH での動作状況はこちらを参照)
しかし、現状では速いハードウェア構成に変えても(むしろそうすればそうするほど)、より快適なハードウェア環境を求める飽くなき欲求が高まります。
ここでは、私の主観で効果があると感じた PC ハードウェア・OS設定を紹介します。
ちなみに、私が常用している LockOn 側グラフィック設定は、こちら。
解凍先は、LockOn インストール下の Custom\Config\ フォルダです。
実際に私が使っている graphics.cfg では Renderer = "ati2dvag.dll"; も気休めに入れてますが、これは使用ビデオカードに依存する設定であるため、up したファイルではデフォルトの Renderer = "DXRenderer.dll"; に戻してあります。
◎ ページファイルサイズ0MByte化 [LockOn 1.00, 1.01 only]
【効能】長時間プレイ時に頻繁に発生する、描画の引っかかり防止。
【環境条件】
【方法】
【注意】
LockOn Version 1.02 では、Athlon64 FX-53 / SK8V(K8T800) / Registerd PC3200 1GByte×2 / Radeon9800XT のハードウェア環境下でこの設定を行うと、フライト中頻繁に PC にリセットがかかることが判明しました。
3GByte, 4GByte まで物理メモリを増やしたらどうなるかまでは検証できませんが、Version 1.02 では十分な量のページファイルサイズを設定することをお勧めします。
私の場合、物理メモリ 2GByte に対して、ページファイルサイズを 2GByte 設定しています。
メモリ搭載量512MByte以下の環境で本設定を行うと逆効果の可能性が大。最悪、CTD(Crash To Desktop) やフリーズのおそれあり。
本設定をPC環境で常用する場合、LockOn以上にメモリを使用するアプリの使用に際し、メモリ不足で正常動作しなくなる可能性あり。
物理メモリ量が十分にあれば、あらゆるアプリにおいてディスクスワップによる操作性低下が軽減化される利点もある。
【効能】
「スワップファイルサイズ0MByte化」と併せて本項を実施した場合、LockOn 起動中のディスクキャッシュサイズが、100〜200MByte から 500〜800MByte 以上にまで拡大する。この結果、描画の引っかかりとなるハードディスクからのデータ読み込み回数を最小限に押さえることができる。
【環境条件】
【方法】
マザーボードを購入したPCショップ、またはPCを購入したメーカ/ショップから、自PCに増設可能なメモリモジュールを購入する。
【注意】
追加するメモリモジュールと既存のメモリモジュールの組み合わせで正しく動作するか、PC Shop 等で確認すること。
DDR-SDRAM (PC-2100, PC-2700, PC-3200 等の名称で販売されている) を Dual Channel 動作させるチップセットを使ったマザーボードでは、4枚差ししてなお Dual Channel 動作出来るメモリの選択幅が非常に狭い。
マザーボードメーカによる動作確認済みメモリモジュールが、マザーボードのメーカサイトやマニュアルに記載されていることもある。追加前にこれらの情報をチェックすること。
◎ CH USB Joystick から他JoyStick への HOTAS 交換
【効能】
CH USB 3点セット (CH F-16 Fighter Stick USB/CH Pro Throttle USB/CH PRO PEDALS USB) をPCに接続しているだけで、CPU パワーが常時6〜11%消費されている場合がある。これにより、LockOn のフレームレートが常時 1〜4fps 低下する。
LockOn は 3GHz 級 CPU を持つ PC でも、フレームレートが 10〜20 fps にまで落ちることが多々ある。その中での 1〜4fps は、体感的な許容負荷レベルにかなり大きく作用する。
【環境条件】
【方法】
fps低下現象が発生しない HOTAS へ機種転換する
【注意】
まず、以下の手順で本現象が発生しているかどうかを確認する。
- WindowsXP を使用している場合、CH 3点セットを接続した状態でPCを起動し、デスクトップ画面のタスクバーの上でマウスを右クリックし、「タスクマネージャ」を選択する
- Windows タスクマネージャダイアログが表示されたら、「パフォーマンス」タブを選択する
他に何もアプリケーションを起動していない状態で、「CPU使用率の履歴」が0%であれば、本現象は発生していない。
常時数%使用されている場合、CH USB3点セットをPCから外すことで0%になるならば、本現象が発生している。
常駐アプリケーションがCPUを占有している場合は、「アプリケーション」タブで一つずつタスクを終了し、CPU使用率の履歴に変化を与えるアプリケーションを特定することが出来る。
Hotas は人それぞれ好みがあるため、どうしても CH じゃないと嫌だという方も(私を含め)多いと思われる。そんな方は、次に挙げる「OnBoard USB2.0 Port の Disable 化」方法を試すことをお勧めする。
◎ OnBoard USB2.0 Port の Disable 化
【効能】
CH USB 3点セット (CH F-16 Fighter Stick USB/CH Pro Throttle USB/CH PRO PEDALS USB) をPCに接続しているだけでCPU負荷が発生する現象を回避する
【環境条件】
【方法】
BIOS SETUP 画面への入り方、USB Port 関連設定の変更方法は MotherBoard に依存するため、MotherBoard のマニュアル、もしくは PC 説明書を熟読すること。