視界について

 

◎各種視点の使い分け

空戦で最も大切なのは、敵の位置を常に正確に把握しておくことである。TAWではファンクションキーに非常に多彩な視点が割り当てられているが、空戦時に主に使うのは以下の視点である。

 

"F1"−コックピット視点
 
コックピット前方を見る視点。スティックのハットスイッチやカーソルキーで自由に辺りを見回すことが出来る。視野を動かした状態で再度 "F1" キーを押せば、前方視界に戻る。
 
前方視界のバーチャルコックピットが表示されている状態で更に "F1" キーを押すと、コックピットが消え、前方の景色が固定フルスクリーン表示となる。
 
バーチャルコックピットが表示されている前方視界からハットスイッチ、もしくはカーソルキーの "↑" キーを押して視点をちょっと下にずらすと、前方の景色を見ながらMFDや IRST ディスプレイの表示内容を確かめることが出来る。
 
また、この視点が最もHUDの表示歪みが少なく、動きの小さなターゲットに対し正確な照準をする場合に向いている。例えば対地攻撃や、Guns 空戦における Head on 時(互いに頭を向かい合わせている状態)に重宝する。

 

 
"F2"−ロックオンターゲットパッドロック視点
 
攻撃リストに追加したターゲット中、現在の選択兵器がロックオンしているターゲットをパッドロックする(=常にターゲットを画面中央に置く)視点。対空ミサイル等の選択兵器を発射する時、或いはターゲットの動きをうかがいながら行動する場合に用いる。ターゲットまでの距離がいくら離れていても、ロックオンさえしていればこの視点に移行できる。
 
ネット対戦等の一瞬の射撃の遅れが命取りになるような場合、この "F2" 視点のまま、自分の空間における位置感覚を失うことなくターゲットに対して正確な射撃が出来る力がものを言う。

 

 
"F3"−脅威パッドロック視点
 
自機に対する最大の脅威となるものをパッドロックする視点。自機をレーダーロックオンしている敵機・地対空レーダーや、自機をロックオンして飛んでくる対空ミサイルがパッドロック対象となる。
 
自機に向かって飛んでくるミサイルを回避する場合、ミサイルに対する自機の姿勢が非常に重要であり、この視点にして直ちにミサイルの飛んでくる方向と、ミサイルに対する自機の姿勢を把握できる力が要求される。
 
自機の姿勢を知るには、この視点のままスティックを左右に倒してみて、見え隠れするコックピットの位置や、キャノピーに映る光の反射から判断する。

 

 
"F4"−パッドロック視点
 
自機の近距離に居る航空機を、攻撃リストに加えている/いないに関わらず片っ端からパッドロックする視点。ドッグファイト中によく用いる。
 
近距離でも、自機の死角に長時間隠れていた航空機はパッドロック出来ない。基本的には前方視点で可視距離(自機から約5nm程度までの距離)に見えているターゲットをパッドロックして、しばらくその動きを追跡する、という使い方をする。
 
"F4" キーを押してこの視点に切り替えるより、"z" キー押してこの視点にすることが多い。"z" キーは「近距離の可視領域に居るターゲットを、キーを繰り返し押す度に順次パッドロックする」という働きを持っている。
 
ターゲットの数が非常に多い場合には、Shift+"z" を押すことで、ターゲットの各小隊長機だけを順次パッドロックすることが出来る。
 
この視点でパッドロックされるのは敵ばかりではなく、僚機もパッドロック対象に入るので注意。攻撃する前にパッドロック対象に機首を向け、"t" キーを押してパッドロック対象を攻撃リストに追加し、ターゲットが▽マークで囲まれていることを確認してから攻撃しよう。(味方は "t" キーで攻撃リストに追加出来ない。)

 

◎知っていると便利な視覚オプション


99/02/17(水) 08:02 HUQ(RXL03123)
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