ガーデンミュージアム比叡(2003.8)


目の前に9月の押し迫った週末、ガーデンミュージアム比叡へ行きました。

さすがにゴッホのヒマワリ畑は見られないだろうなー、と思いながらも、 涼しいからお花は見ることが出来るだろう、あわよくば一足早い秋バラを、との 期待を込めて・・・。

途中、日吉大社へ御礼参りをする。

まだ紅葉していないもみじが、涼しげで美しい。もみじの花の名残も見られる。

比叡山は、お寺と神社の共存する、とてもおおらかでいい土地だと思う。 その昔は、歴史的に色々大変だったそうけど。

それにしても、雨の予報を出したのはだぁれ!?
カバンには雨傘、帽子も日傘も無いのに、容赦なく照りつける日差しは厳しい。
私はちょっと変だけど、フードを被って歩いた。

旅の参考(往路1)

9時頃発で、神戸方面から“JR東海道本線”で1,600円程、約1時間で湖西線の「比叡山坂本」下車。湖西線へは京都で乗換え(日時によっては、一部湖西線に乗り入れる新快速もあり)。

徒歩で約10分上り坂を登ると(建物が登録有形文化財の)“鶴七”そば。美味な おろし蕎麦 は税別950円也(11時頃だったので、空いていたけど、昼過ぎだと行列が出来るらしい)。

比叡山の麓にある“日吉大社”迄は更に上り坂を徒歩にて10分、拝観料は300円。


日吉大社入り口鳥居。
干支の大きな絵馬が。

優しい小川のせせらぎが
聞こえる参道。

ガーデンミュージアムだから、
絵は屋外でこのように展示されている。

でも遠出したら、雨より晴れのほうが良いに決まってる!

ガーデンミュージアムに着くと、もうすっかり汗だくの陽気だけど、花はとても綺麗。

予想通り、ヒマワリには遅すぎたみたい(^^;。

でも、クレオメの群生、満開のナスタチウム、マリーゴールドなど、とっても綺麗で予想外の喜びが。

それに、虫が多いの。

蜂が一心に蜜を集めていたり、沢山の種類の蝶が、これまた脇目も振らずにお食事中。 思わずシャッターを押してしまう。

秋バラ最盛期にはやや早かったけど、オールドローズやミニチュアローズがちゃんと見られたよ。

恐らくヒマワリが咲いていた場所は、コスモスの苗に植え替えされていて、赤とんぼと一緒に秋の訪れを告げてくれたし。

『もう、花は遅かったなァ』近くを歩いているおばさんの声がする。

なんの、少ないと思う方は、見る所間違えてるんだよ。花は、群生するばかりがその価値ではないのだ。

旅の参考(往路2)

13:30発(30分間隔)の(日本一長いらしい)“比叡山鉄道坂本ケーブル”で「ケーブル延暦寺」へ840円。
“日吉大社”から駅迄は徒歩で5分程かな。

ちなみに“ガーデンミュージアム比叡”の割引券(900円、定価は1,000円)は麓の駅(「ケーブル坂本」)でも販売されていたよ。

「東塔バス停」までは、徒歩10分前後(今回は延暦寺には寄らず)。
最後に“バス”(通常200円、今回はたまたま160円)に10分程揺られると、「比叡山頂」へ
(バスはほぼミュージアムの前に停車)。


すごい勢いでお食事中。
ぞぞおっ。
でもやがて綺麗な蝶になる訳で。

今日見つけた中で、一番美しいバラ。
残念ながら名前は不明。

入園券も、きれいなイラスト入りで。

日が強くて文句を言ったことを、少し後悔。

天気が良かったお陰で、琵琶湖から京都市街までがこんなにも綺麗に見える。

今年は雨が多かったから、琵琶湖の渇水の心配は無いかな?

手前のライムグリーンとの対比がとても綺麗(写真)。
秋が深まれば紅葉も見事な筈。

旅の参考(復路)

ミュージアムのローズゲートを出てすぐ、14:44発の“叡山ロープウェイ”と“叡山ケーブル”を乗り継いで(計840円)、“八瀬”に到着。

ワンマンカーのかわいい“叡山電車”にて、出町柳乗換え(淀屋橋まで720円)。15:48発“京阪”の、一部二階建特急で一気に淀屋橋へ約1時間。

北新地で夕食後、“JR東西線”経由で(約500円)18時頃には帰宅。

ほぼ1日がかりの行程になる。
交通費は入園料も含めて、大人1人当たり約6,000円といったところ。

参考になりました? ところで、季節によって運行時間は変わるので、お出かけ前には要確認。
(尚、この列の写真はクリックで拡大可能)



行った日:08/30/2003(土) 曇〜晴