二年ぶりの比叡山。
ガーデンミュージアム初訪問の友人と一緒で、二年前とコースは同じ(ガーデンミュージアム比叡(2003.8)参照)。
だけど、今年は、新緑と花(藤)を観る! と意気込んでの出発です。
日吉大社。 絵馬は当然ながら今年の干支に変わっています。
迫力あるニワトリは、前に立つと「こけーっ! ! (怒)」と、突付かれそうで、私も友人も一緒に写真を撮るのを固辞。
でも緑はとっても綺麗。 小川のせせらぎが聞こえ、とっても癒される場所なんです。
(左写真)
ぐるり観て回って、お守りを購入。
近くのお店ででお蕎麦を頂いて、比叡山を目指します。
それにしても、前に来た時も帽子が無い! と嘆いたのに、何て学習能力の無い私! !
比叡山に来る時は、くれぐれも帽子若しくは、日傘をお忘れなく! !
とってもいい天気で...暑い! ! !
ケーブルの駅に着くと、今しも出発しそうなケーブルが待ちかねており、ガーデンミュージアムの割引券を買うのを忘れて乗車。 ちょっぴり後悔。 だけど、延暦寺の拝観券を見せたら、現地で100円引きしてくれる事が、後に判明。
一番正面に乗ったら、ケーブルカーの運転手さんが、『こっちに立って御覧、迫力あるよ』と、運転席の真横に立たせてくれました。
このケーブルは、当然、「延暦寺の敷地内」にあるとのこと。 延暦寺の勢力圏って凄いのね。
鹿やイタチが往路に出てきて、慌ててブレーキをかけることもあるそうで、そうすると、ケーブルカーだから、逆方向へ進んでいるケーブルカーも、前触れなく必然的に停まってしまう。
だけど、慌てず騒がず、『動物が飛び出したようです』と、アナウンスして、お客を安心させるのだ、と話してくれました。
(右上写真)
ウグイスのさえずりを聞きながら歩き、延暦寺に着きます。
大きくなったサツキ。 最初は、今頃もみじの紅葉かと思って驚きました。 ざっと高さ3メートルはありました。
まだ、桜も咲いていましたよ。
結構な人の出でした。 そういえば、世界文化遺産に登録されてましたっけ。
根本中堂を見学します。 お坊様が手馴れた様子で人を集め、説法をしておられます。
しかし、『「世界文化遺産」に登録されたから、特別料を』と言うのは、ちと生臭いですよ、おぼーさま(勿論、冗談で仰ったのですが(笑))。
バスで山頂へ向かいます。
ガーデンミュージアム到着です。
花木の王様、石楠花には一足遅く、綺麗な花は数えるほどしか残っていませんでした。
でも、今もってチューリップ、ラナンキュラス、ネモフィラが咲く春の花壇の粋を魅せてくれました。
バラには早すぎるが、藤とクレマチスは...! 、と期待をかけていたのですが、やはり若干早かった! (比叡山は、平地より5度も気温が低いそう)
藤は後二日ほどで満開、クレマチスも、あと一週間で満開、というところでしょう。
勿論、ピークを過ぎた花より、今にも咲かんとしているつぼみの風情も捨てがたいですけどね。
よく歩き、疲れて「カフェ・ド・パリ」で、木苺のムースと珈琲で小休止。
ここのカフェは琵琶湖、京都市内が見渡せるビューポイントでもあります。
お喋りしていて、お腹も空いて、思わずクロワッサンを追加で買っちゃって、ぺろり。
太陽が明るいので気にしていなかったら、気がつけばもうすぐ閉園時間(17:30)!
慌ててミュージアムを後に、家路につきました。
よく日に焼けた頬っぺたをお土産に...(汗)。
帰りの叡山ロープウェイに乗り込んで。 (下界はまだ遠い。)
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ケーブルカー
ケーブルカーを降りた場所より琵琶湖方面を望む
サクラがまだ残っていた
花と絵画って、贅沢な取り合わせ。ここの絵は、特殊加工を施してある為、褪色しないのです
ライラック。 良い香りです
咲きはじめでも美しい!
ほんのちょっと花より緑の多い庭内
財団法人彫刻の森美術館の協力を得て、比叡山彫刻プロムナードが、平成16年8月オープン、ミュージアム内に7点展示してありました。
「風と花」(桑原巨守作)
「山野を歩くヴァン・ゴッホ」(オシップ・ザッキン作)
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