アクセス

マノアへの道

LAKE LA-250 RENEGADE

日本からの航空機の直行便は、残念ながらありません。 そもそも、マノアには滑走路がないのです。

ですが空路の場合、グアムからマノアへは、ブルー・パリマ・エア (以下B.P.A.)の定期便があります。 B.P.A.では、26人乗りの カナデアCL-215T を2機、 6人乗りの レイクLA-250レニゲイド を3機、合計5機の 水陸両用機でフライトを運行しています。 グアムでは陸上の滑走路を、マノアではパリマ湖の水面を利用し、 離着陸します。波が高い場合は、残念ながら離着陸できない事もありますが、 年間を通じて滅多にありません。B.P.A.のカウンタ及び乗り場は、 パリマ湖西端にあります。

CANADAIR CL-215

またグアムとマニラ(フィリピン)からは、フェリーで渡ることも 出来ます。但し、市内では 業務用を除いて、ガソリンや軽油を入手する事は出来ません。 船はマノア港に着きます。マノア港には、その他、市の規模に不釣合いな 大型の港には、日本からの漁船が燃料の補給や台風回避にやってきます。

フライトスケジュール

  • マノアtoグアム 10:00-13:30 14:30-18:00
  • グアムtoマノア 09:30-13:00 13:30-17:00

市内交通

タクシーやバスなどの公共機関、レンタカーはありません。 個人所有の自家用車も無く、共有のピックアップトラックが数台あるだけです。 (通り掛かれば気軽に乗せてくれるので、見つけたら頼んでみましょう。) タクシーの変わりにリキシャと呼ばれる人力車もあります。

離島で、ガソリンが手に入りにくい事もあります (そもそも島内には船舶に利用する、備蓄の可能なディーゼル燃料しかありません) が、極力自動車の数を減らすことで、きれいな空気を維持する政策が 取られているからです。

市民の足は、主に自転車と市電、貨物を運ぶ場合は馬車となります。 市民の大半が自転車を持っていますし、乗り捨ての出来る便利な レンタサイクルもあります。 市電は、港から市の中心部を抜け、官公庁街のある「丘」を経由し、 パリマ湖へ通じる路線が運行されています。 かつては鉱山まで延びていましたが、今は運休しています。 さてこの市電は、現在は高知県から贈与された車両を、 そのまま使っています。 古い車両が今も現役で活躍している姿を見ることが出来ます。

鉱山まで伸びている廃線は、鉄道馬車をレンタルする事も可能です。 昔にタイムスリップした様に感じられるかも知れませんが、 これも、今でも市民生活にも使われています。