2001年ベストゲーム対談

らすとあっぷでーと:1月1日



天使のまほさろ「この企画、ほとんどの人が忘れているのではないでしょうか」

悪魔のまほさろ「メタルユーキはサウンドに戻れYO!

天ま「実はこの2キャラの対談形式って企画が昔あったんですよ。最近全然やっていませんが」

悪ま「ぶらざあのっぽはゲームのシナリオやるなYO!

天ま「みなさん、こんにちは。ゲームを愛し、全てを丸く治める天使のまほさろです。」

悪ま「俺を無視するな!」

天ま「というか、毎回毎回同じような出だしはやめてください」

悪ま「バカヤロウ!まずクソゲーを批判してこその悪まだろうが。というわけでゲームを斜めに見て、全てを破壊する悪魔のまほさろ、 略して悪ま、たぁ俺の事よっ」

天ま「というわけで、今回は2001年のベストゲームを決めてしまおう、という企画です」

悪ま「去年もやったな」

天ま「恒例行事ってことで……。」

悪ま「今回もまほさろレビューで取り上げた作品を対象とするんだな?」

天ま「一応、未レビューリストの作品も対象とします」

悪ま「ということは、封を開けていないみずいろとか5分もやっていない銀色完全版とか、キャラの識別のついていない水夏〜SUIKA〜なんかも対象になるんだな?」

天ま「いや、まぁ、さすがにそれは……。せめて数時間程度はプレイしないとダメってことで」

悪ま「おぅ。今回はベスト10にしてみたぞ。前回はベスト3だから大幅増量だな」

天ま「それでは第10位っ!シスタープリンセス〜〜〜!!」

悪ま「今年を代表する作品の割には評価低いのな」

天ま「え〜、結局誰ともベストエンド迎えていないので評価しにくいのですが、システム面も含めてこの順位ということで」

悪ま「思い切って電波娘共をヒロインにしたというのは思い切ったな」

天ま「キャラデザ・設定・シナリオの妄想具合・妹ブームなどが評価高いところではないかと」

悪ま「ゲームとしてはシステムがかなり使いにくい部類でストレス溜まり気味だったな」

天ま「第9位!オーバーフローぷれじゃ〜ボックス〜〜〜!!」

悪ま「バラエティーソフトじゃねーか」

天ま「そうなんですが、とにかくギャグ面が良かったとのこと」

悪ま「マヨ&メイザーズのノリは俺らと同系統な気がするが」

天ま「皮肉・毒舌系のギャグ健在ですね。特にその後のピュアメールはマヨちゃん監督ということで無茶苦茶やっていました」

悪ま「マヨの裏声に郷里大輔を起用するという荒業もやったな」

天ま「続けまして第8位。EVE The Fatal Attraction〜〜〜!!」

悪ま「EVEの続編かよ。あのクソゲーADAM THE DOUBEL FACTORの移植版だろうが」

天ま「えー、あの無茶なシナリオをEVE ZEROベースでまともな話にして見せた事を買いたいそうです」

悪ま「小次郎編はかなり苦しかったぞ」

天ま「ZEROのライターさんはまりなの方がお好きみたいですね」

悪ま「まりなの設定をぶち壊しているという話は?」

天ま「それ言ったらZEROの時点で大分オリジナル路線になりましたし……」

悪ま「どうせ続編を作るなら、制作者が違う以上、新しいスタッフ流に作った方がマシ、てことだな」

天ま「それでは第7位。吸血殲鬼ヴェドゴニア〜〜〜!!」

悪ま「おお、ようやくマトモな作品が出てきたな」

天ま「……これだけスプラッタというか、最近の流行から遠い作品も無いと思うのですが」

悪ま「何を言う。毎回不気味な化け物は出てくるし、人間じゃないヒロインの方が多いし普通にハッピーエンドと呼べるものがほとんどないし、最高だろ」

天ま「……そこら辺が7位の理由なのではないかと思いますけど」

悪ま「あーあ。ハードボイルドさだけならファントム以上なのにな 」

天ま「第6位に行きます。こみっくパーティー(DC版)〜〜〜!!」

悪ま「……マジか?世間では同じスタッフなのに改悪した移植とか、面倒な同人誌作成とか評判悪いんだぞ」

天ま「えーと、高評価な点はすばるシナリオが良かったこと、あと、マスターとしては同人誌作成が面白かったからだそうです」

悪ま「追加CGは少ないし、バグで止まるし、音声はやたらと低レートだし……」

天ま「そ、それでは第5位。Piaキャロットへようこそ!3〜〜〜!!」

悪ま「またまた世間で評判の悪い作品を。Hシーン無しのヒロインてどうよ?とか叩かれまくっただろ」

天ま「そこに目をつぶってやれば、あとは面白い出来だそうです。Piaシリーズとは思えないくらいHシーンが濃い、と」

悪ま「処女率の低さが気になるという意見もあるぞ」

天ま「マスターとしてはあんまり気にしないみたいですね。それよりも経験者の方がHが濃くて良いそうです」

悪ま「確かにCGは間違いなく一級品だしな。2ちゃんとかで評判が悪いだけで、ライトユーザーなんかからは評価高いかもな」

天ま「続きましては第4位。歌月十夜〜〜〜!!」

悪ま「これも一応、ファンディスクなんだが、メインのTwilight Grass Moon, Fairy Tale Princess.は単体作品としても十分のレベルだな」

天ま「システム的にも単なる一本道のノベルではない、システム自体をシナリオとリンクさせる手法ですよね」

悪ま「その他の短編集なんかもレベルは高いし、コストパフォーマンスはいいだろうな」

天ま「元の月姫と比べても絵が綺麗になり、システムやデザインがこなれてきた、とイイトコずくめですね」

悪ま「悪い所は……難易度?でもヒント機能もあるしな。あれくらいは構わないんじゃないか?というわけであまり悪い所の無い作品だ」

天ま「悪まさん、なんか優しいですね」

悪ま「しょーがねーだろ。文句つけ難いんだから。敢えて言うなら、シナリオライターが受けを狙うようになってきたのが鼻につく時もあったかな」

天ま「それではベスト3です。ダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラ……」

悪ま「なにそれ?」

天ま「ドラムロールです」

悪ま「分かりにくいからさっさと発表しろよ」

天ま「ひどいです。そんなこという人嫌いです。第3位。君が望む永遠〜〜〜!!」

悪ま「お、さすがは今年の注目作だな。体験版配布時は今年のベストゲームの予感?とかいう評判だったしな」

天ま「アージュって割とマニア層に受けていた中堅だったんですけどね。販売戦略の勝利ですか?」

悪ま「口コミで売れていったのが今年の特徴だ。いい物を作ってそれが時流に合えばヒットするってことか」

天ま「重苦しい三角関係だの、病持ち?なヒロインだの、普通に上手くいく事はまず無いゲームなんですけどね」

悪ま「今は両極端の時代かもしれんな。甘々か重いか、の」

天ま「絵的な安定もあったし、システム面でも良かった。画面効果も良かったですよね?」

悪ま「欠点としてはシナリオが中だるみする事だろうな。重い展開が延々と続いていくだけってのも飽きるわな」

天ま「世間的に評判の悪い主人公というのは?」

悪ま「いやいや、アレは去年俺が言っただろ。『これからは他者完全拒否の内弁慶タイプの主人公が来る』と」

天ま「いや、君が望む永遠の場合は他者に依存している気もしますが……。ただ、内弁慶なのは言えるかもしれないですね」

悪ま「時代はヒッキーだぞ」

天ま「話が逸れる前に次行きましょう。第2位。月姫〜〜〜!!」

悪ま「当然出てくるだろうな。今年の話題をさらった同人ゲーム。オリジナルの同人というある意味同人の本来の姿かもな」

天ま「現代吸血鬼ものでアクションやオカルトなんて要素もありますが、キャラがしっかりしていて恋愛ものとしても面白いんですよね」

悪ま「主人公の夢などを通して描かれているサイコっぽい精神描写もマニアから受けたな。ギャグのセンスも良いから、シナリオにメリハリがある」

天ま「公認同人誌の『月姫読本』を読むと、この作品って設定がものすごく深い所まで決まっているみたいなんですよね」

悪ま「すぐにでも2や3の製作に入れそうだな」

天ま「実際、歌月十夜も作っていますし、次回作も月姫の対戦格闘だそうですし……。」

悪ま「単体の欠点は絵か?というより、CGの塗りがイマイチなんだな。漫画っぽい塗りなんだが」

天ま「歌月十夜で別の方がイベントCG塗ったら印象がかなり違いましたね」

悪ま「あと多少システムが使いづらかったか?バグも多かったしな。ただ、少しずつ改善していったのは良いな」

天ま「それでは第1位の発表ですっ!それはっ!」

悪ま「誰彼 たそがれ か?

天ま「違うわぁぁぁっっ!」

悪ま「去年とは逆のボケだな」

天ま「まぁ、予想通りだとは思いますが、第1位は家族計画ですっ〜〜〜〜〜!!」

悪ま「山田一作品は去年も星空ぷらねっとでランクインしているんだよな」

天ま「そう言えば昨年の第1位、ELYSIONの藤木隻氏も火焔聖母でシナリオ書いているんですが、ベスト10にすら入りませんでしたね」

悪ま「鍵作品と同じでな、同ネタは飽きるんだよ。家族は設定、いやタイトルからして遊んでいるからな」

天ま「今回は力入っていますよね。絵も音楽もムービーも外注で人気所を持って来たんですから」

悪ま「そんでもって、今回は山田節が爆発したな。星ぷらの時からギャグは多かったんだが、切れ味は家族の方が上だろう」

天ま「えっちシーンも力入れましたよね。はじまってすぐにえっちあるし」

悪ま「ユーザーの望む所はとにかく入れていったな。それでシナリオが薄味になったらダメなんだが、むしろ持ち味を十分に発揮」

天ま「”家族計画”って世界観が良かったですよね。家族ではないが、他人でもない、微妙な空間が心地良い」

悪ま「んでもって、後半は山田一らしい"痛さ"も十分出てきたしな。言うこと無いんじゃねーか?」

天ま「派手さはないんですが、実際にやってもらえば良さが分かる作品ですね」

悪ま「おっと、それから年末に出たスノー・ラディッシュ・バケーション!!に特別賞を与えておくぜ」

天ま「特別賞ってなんですか?」

悪ま「まだほとんどプレイしていないからベスト10からは外したわけだ。しかし、この作品を選外にするのは惜しくてな」

天ま「イベント・通販限定ながら、2800円という低価格、CGの豊富さ、フルボイスなどが良いですね」

悪ま「馬鹿野郎!そうじゃねぇだろ。コンセプトの斬新さを評価しろよ」

天ま「ヒロイン視点とか、OPで制服を3種類の中から選べるとかですか」

悪ま「そうじゃねぇ。ヒロインが○学生の上に、OPで××、んで、逃げた男の浮気を阻止する、というのが凄いんだよ」

天ま「発売直後ということでネタバレ消しました」

悪ま「しかも、作品紹介からはそういったコンセプトを感じさせないのが憎いぜ。一見、普通の純愛系エロゲだからな……。」

天ま「意外性を好むマスター的にはかなりお気に入りになりそうです」

悪ま「おうよ。で、キャラ部門は?」

天ま「一人一人紹介していると時間もありませんので、代表的な方をお名前だけで省略させて頂きます」

悪ま「祝電かよ」

天ま「アルクェイド・ブリュンスタッド、咲耶、高屋敷末莉、マヨちゃん」

悪ま「最後はどうかと思うが」

天ま「入れないと殺されますので」

悪ま「なるほどな。じゃあ、恒例のクソゲー大賞のほうに行ってくれ」

天ま「はい。ノミネートは同窓会again誰彼 たそがれデ・ジ・キャラットファンタジー未来にキスをときめきメモリアル3〜約束のあの場所で〜となっております」

悪ま「一部、抗議が来そうなタイトルもあるな」

天ま「このランキングは主観的なものですので、作品の絶対評価ではないですから」

悪ま「なるほどな。ナイスな言い訳だ。じゃあちゃっちゃっと発表してくれ」

天ま「2001年度のクソゲー大賞はときめきメモリアル3〜約束のあの場所で〜です〜」

悪ま「つーか、予想通りだな」

天ま「1999年度ではときメモ2がベスト3入りしたというのにねぇ……」

悪ま「ま、今回はクソ過ぎたな。システムがどんなにいいって言っても、絵とシナリオはギャルゲの命だぜ」

天ま「うーん、確かに絵やシナリオがいいという話はとんと聞きませんよね。システム誉めている人はいるけど」

悪ま「あのスタッフはどういう層をメインターゲットに設定しているんだろうな?なんか一般受けを狙っている気がするんだが」

天ま「ときメモ1のサターン版辺りから買いやすいように白っぽいパッケージになりましたよね」

悪ま「今更、ときメモを一般層に売ろうとか思わないほうがいいぞ。どう考えたってヲタ向きなんだからな」

天ま「進化の方向性としては見るべき所もあると思うんですが……」

悪ま「ま、次回作では2の続編にしてくれよな。FFみたく偶数作と奇数作が違うパターンなのもいいんじゃないか?」

天ま「悪まさんにしては優しいですね」

悪ま「ただし、責任者として、メタルユーキにはお歳暮として白い粉の恋人達を送っておいてやるよ」

天ま「どういうネタですか……」

悪ま「それじゃあ来年まで永遠にサヨウナラ」

天ま「ごきげんよう〜〜」

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2001年ベストゲー

1位 家族計画
2位 月姫
3位 君が望む永遠
4位 歌月十夜
5位 Piaキャロットへようこそ!3
6位 こみっくパーティー(DC版)
7位 吸血殲鬼ヴェドゴニア
8位 EVE The Fatal Attraction
9位 オーバーフローぷれじゃ〜ボックス
10位 シスタープリンセス

2001年クソゲー大賞

ときめきメモリアル3〜約束のあの場所で〜


ほ〜む

電脳めにゅ〜