レビュー:猪名川でいこう!! らすとあっぷでーと:2月2日
猪名川でいこう!![リーフ](Win)
ゲーム概要  リーフ発売のゲーム『こみっくパーティー』(以下こみパ)を中心にしたバラエティーソフトの第3弾。リーフネタを題材にしたすごろく式クイズゲーム、こみパのおまけシナリオ、、『ホワイトアルバム』デジタルブック、アドベンチャー式タイピングソフトの「ナイトライター」、その他アクセサリー、過去に発売したRPG「フィルスノーン」のWin移植版などのコンテンツがある。
システム  メニュー時のシステムはこみパを改良したものらしく、使いやすくなっている。メッセージ履歴から右クリックのみで元に戻れるなど、細かな点だが嬉しい。一方こみパミニシナリオではこみぱのシステムそのままだった。できればメニュー時のシステムの方に変えた方が良かった。クイズゲームはややシステムが重い。レビュアーのマシンスペックのせいではないと思うが……
グラフィック  CGのクオリティに関しては、こみパを気に入って買っているユーザーにとっては問題無いはずである。ただ、あまり凝った構図はなかったような気がした。もう少し見せ方を工夫しても良かったかもしれない。システムのデザインなどは総じてセンスが良かったように感じた。
シナリオ  クイズゲームとミニシナリオについて。どちらも徹底したギャグテイストを貫いている(ミニシナリオの方は多少ロマンスもあったが)テンポの良いドタバタギャグが展開していて一発のネタとしてはかなり楽しめる。とにかくキャラクターで遊んでいるシナリオなので、各キャラの壊れ方を受け入れられるかどうかが問題。
キャラクター  こみパのキャラクターを使っているのでそのままである……と言いたい所だが、各キャラとも元の性格をパロディにしている所がある。故に、本編ではまず言わないだろうセリフを連発するキャラが結構いる。これがギャグになっているわけで、センスとしては悪くない。ただオフィシャルなのにこういうネタやるのか、という印象はある。キャラの性格を逆手に取ったギャグと言うのは同人誌等のパロディの世界でよく見る手法なのだ。こみパだけにこういう展開もアリなのかもしれないが、ファンの間では多少戸惑いがあるようである。 
サウンド  ほとんど既存ゲームの流用なので語ることは特に無い。曲の切り替わりがちょっと忙しすぎる気はした。CD-DAでは不向きな演出である。ナイトライターの曲は新規なのだが、それは別箇で。
総評  バラエティーソフトの場合、前回の出来とついつい比べてしまう。今回はフィルスノーンが付属したので値段的な不利は無いようだ。ナイトライターに関してはゲームの出来としてもストーリーとしての出来も合格。しかも何度も楽しめそうだし、パフォーマンスは高い。それに比べるとその他のコンテンツは一回やってしまうともう一度やろうという気にならないものが多いようである。前作のリーフファイトやハートバイハートの方はミニゲームとしての出来が抜群に良かった。今回で露呈してしまったのは、東京チームの作品がゲームとしての面白さを今一つ発揮できていなかったことである。今後のリーフ東京の課題かもしれない。
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