| システム | |
基本的にはシリーズのシステムを継承しつつ、新たな要素を取り入れた形。舞台は高校生活3年、平日は勉強・運動などのパラメータ上げ、週末はデートや趣味に時間を使える。コマンドの細かいアレンジは健在で、コマンド実行時のアニメーションを消したりメッセージのスピード調整などもある。
キャラクターが音声で呼びかけてくれるEVSシステムは全キャラクター対応になり、成熟した感じ。相変わらず下品な言葉は選択不可。
休日の趣味コマンドでできる事が非常に多い。実行した趣味によって会話パターンが増えたり(例えば趣味で釣りをするとデート時に釣りの話ができる)、デート時に服装選べたりするのは目新しい。だが、せっかく出した会話パターンも中身が薄かったり(「へー、そうなんだ」で終わる事が多い)、服装で選べる選択肢が狭すぎたりと成熟性は今一つ。趣味で作ったものを部屋に飾れる、なんて遊びは楽しいですが。
今までのシリーズでは簡単に女の子のデータを調べる事ができたが、今作ではヒロインに電話して他の女の子の評価を聞かなければならなかったり、電話番号を簡単にゲットできなかったりと、難易度は上がっているものの、ゲーム性が高まっていて、面白くなったと評価したい。
|
| グラフィック | |
発表時から話題になったポリゴン+トゥーンレンダリングのアニメーション。一枚絵がくるくるとまわったり動いたりしている感じで、通常のセルアニメとは違う。動きの無気味さも気になるが、キャラクターの表情が均一的で面白味が無い。また、服装のセンスが悪過ぎる。色数がやたらと少なく、プロが描いたデザインとは思えない。好みの問題はあるだろうが、少なくともこの絵が「好き」という人はあまりいないのではないだろうか……。
|
| シナリオ | |
牧原優紀子シナリオしかクリアしていないので、あまりたくさんの事は言えないが、とにかくシナリオが薄い、というか、一本のシナリオにはなっていない。特殊なイベントもあまりなく、通常イベントのバリエーションの多さで補っているようだ。しかし、その肝心の通常イベントが薄っぺら過ぎる。会話にセンスがなく、主人公もヒロインも演技で話しているかのようだ。どんなに会話の種類が多くても、どれもこれも聞いていて楽しくないのではどうしようもないのでは……?
|
| キャラクター | |
キャラクターは地味かステレオタイプかの二極化。特に男性キャラ二人はおたくとキザ男という組み合わせで、ひねりも面白味も無い。設定がベタベタなのはときメモらしさでもあるが、こちらの予想を全く越えてこないキャラなので、やっていて楽しさが無い。何より、ヒロインがちっとも可愛くない。どのキャラも淡々としかしゃべってくれないし、その内容も他愛無いし……。とにかく、このゲームで最大の欠点と言える。
|
| サウンド | |
OP・EDののZARD起用に関しては、ときメモファンにとってもZARDファンにとっても不幸だったんじゃないかな?ゲームとのリンクが感じられないし、何よりときメモを連想させる雰囲気が無い。
BGMはときメモらしいサウンドの堅さも見られるものの、それ程印象に残る曲はなかった。
声優陣は新人クラス中心でイメージの付いた人をあまり起用していない。この辺は相変わらず。演技力に関しては、ゲーム声優と考えればそこそこのレベル。ただし、関西弁は下手だと思う。
|