その日、私は自宅に帰っていて、1階の居間で野球の阪神戦を観ていました。

足のギブスがようやく取れて2日が経っていました。

松葉杖無しでも、歩くことは何とか出来ましたが、かかとにしか体重が掛けられないため、歩くのもまだまだでした。

運命の日は、7月23日でした。

大阪に行く予定(30日)の1週間前です。

そろそろ寝ようと思い、2階の自分の部屋に戻ると、置きっぱなしだった携帯に、着信があったことを知らせるランプが点滅していました。

着信履歴を確認すると、見知らぬ番号から・・・。

2回続けて、「03-・・・・」と着信していて、東京に友人もいないし知り合いもいない私は、不審に思いました。

留守番電話にも、何もメッセージが残っていませんでしたから。

「ひょっとして・・・?」

とも考えたけれど、まさかなぁ〜と思いつつ、夜の10時を過ぎていましたがその番号へかけてみました。

プルルルル。。。カシャッ!

1コールちょっとで、番号の主が電話に出ました。

内心、「早っ!」と思ったのもつかの間、

「はい、東芝EMIです

そのセリフが携帯から聞こえた時、「?? ゲーーッ!?なんで?」

頭の中を整理しつつ、私は「あ、あの、○○といいますが、携帯に電話いただいたようなのですが・・・」

少し緊張しながら、相手の反応を待ちました。

もしかしたら、最初の着信の時に出なかったから、次の人に廻されたのかも・・・?

遅かったかー、なんて、思ったりもしましたよ。(笑)

そう考えている間に、相手の男の人が、

「こちらから電話を掛けておりますか・・・?えーっと、大黒摩季の件で・・・ご応募か何かされておりましたか?」

ものすごく、口調が早くて東京な話し方で、聞こえた物ですから、(^^;

「あ、ハイ、応募していました!

思わず噛みながら答えてしまいました。

相手のハキハキした口調で、「お名前は?」「電話番号は?」など聞かれ、「担当者はもう帰宅しておりますので、明日また改めて担当者から連絡差し上げます・・・」

と言われたと思います。

「連絡は明日のお昼からでよろしいですか?」

と聞かれたので、「はい、結構です」と。
(明日休みで良かったー(;_;))

そして、次の日(24日)、担当の方から当選の連絡を頂きました。

7月29日の参加意志を確認されて、もちろんOKしました。

「案内状を速達でお送りします。良くお読みになられて、当日会場にお越し下さい」

そんなやり取りの後、電話は無事に終わりました。

「うわー、どうしよ〜」

これが素直なその時の気持ちです。

翌日、封書で案内状が届きました。

これで、とうとう本当に当たったんだな〜と実感しました。


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