ハラペコな今日も生きたミールなエモノを探すだけ
いつもの茂みに隠れたらカゼが終わりを告げてきた
視線に気づいて見上げるとトリが見下げて笑ってる
「オマエがそのまま死んだら食べてもいいか?」って

速く走れない 高く飛べない 泳げない 登れないと
悪いタイヨウはここを照らさない
大笑いする大食いなグリードとタイヨウを睨みつけて

誰よりも遠く、遠く 空と大地が溶け合う場所へ
だから早く辿り着かなきゃ
誰もいない遠く、遠く 空の向こうの遥か彼方
今はないかも知れない星の光を


スカベンジャーじゃないから地平線しか見えない場所が恐い
妖しくつづく道は幾千の眼が光っていて怖い

汚れた河を何回も渡らなきゃならない
錆びた雨を浴びながらすべては海へとたどりつく

大笑いする肉欲なプライドと銃口に気づかれるまえに

誰も知らない遠く、遠く 太陽が眠りに就く頃に
空の向こうの宇宙が見える
誰からも遠く、遠く 瞬き程の時に輝く
今はないかも知れない星の光を


壊れかけのEARTH   俯いたFACE  届かないVOICE
無くなったPEACE  邪まなFAITH   直向きなYOUTH
見開いたEYES   上げてるSPACE   獣達がDANCE