70年代グループ Part4



そっとさよなら     レインドロップス
   小平ほなみ/菅原進/青木望
C/W SOTTO SAYONARA (インストゥルメンタル)
     CBSソニー 06SH610  1979.


掲示板で問合せがありましたので登場させておきます。メンバーはジャケ左より増田葉子・志摩のぶ子・鈴木葉子、いずれもTBSのお天気お姉さん。当時は田舎におりましたのでこの方たちの活動は知りませんがそれでも増田葉子さんぐらいは知ってますのでそれくらいの知名度かと。この頃からお天気お姉さんの需要ってあったのねぇ。まぁ彼女たちも天気伝えてる事を除けばタレントさんなんでしょうからこんな形でも売れれば次のステップがあるのかな。曲は流れるような曲にママさんコーラスが絡むトロンとした作品。インストで使われる分には当り障りがなくてうってつけだと思います。裏ジャケに個々のプロフと顔アップが写ってますが増田さん以外は何故衣裳がちがうのか疑問。その前になぜ志摩さんは芸名なのか?
ローリング・ラブ     クイーン・エンジェルス
   石原信一/あかのたちお/あかのたちお
C/W Mr.クライマックス
   石原信一/あかのたちお/あかのたちお
     CBSソニー 06SH466   1979


女子プロレスの方。コロムビアのゴールデン・ペアと同時期なんですがこちらは記憶が薄いんですよね。女子プロレス自体冬の時代、ビューティペアの次を作る為のデビューなのでしょう。作家陣はビューティと同じなのですが、この洗練された感じはやはりソニーだからなのでしょうか。曲内容も普通ぽさを意識した、というか彼女達の本職よりもしかしてピンクとかを意識してんじゃねーのって感じだし。ジャケ写も安っぽくなくていい感じです。メンバーはトミー青山とルーシー加山。ジャケ右のトミー青山さん?は今でも通用するルックスだと思うのですが、いっそ復帰してみたらどうでしょう?
2人だけの結婚式     ティファニー
   安井かずみ/馬飼野康二/入江寛、須波洋朗
C/W たった一度のめぐり逢い
   伊里渚/三橋守/入江寛、須波洋朗
     ビクター VV-4   1977


出ましたぜ、旦那。ビクターの新世代NM風歌謡を強力フューチャーする為(もしくは異常歌謡を隔離する為)に新しく作られたVV品番よりはつみ・ひとみに続いて鮮烈デビューしたティファニーのお二人。ショートヘアのHISAEとクレオパトラのMIEKOが織り成す心の琴線に響き渡る孤高のビアン歌謡はなんの盛り上がりもなく淡々と2分47秒を費やしてくれます。お二人の所属は「ティファニー音楽事務所」、きゃーこの二人の為の事務所なのね。タイトルを地で行くこの姿勢、天晴だわ。しかもジャケ裏のプロフに記載のMIEKOの特技はバトントワールよ!あとね、これ書いていいのかどうか解んないけど、二人のプロフ年齢はHISAE20歳・MIEKO23歳ですって。素敵過ぎ!昇天!
…ごめんなさい、突っ走っちゃったわ。曲は両面とも普通。いい曲よ。
ハッピー・ジャンプ     ゼット
   財津和夫/DanielBoone/馬飼野康二
C/W グッド・バイ・ブギウギ
   森雪之丞/森雪之丞/馬飼野康二
     テイチクユニオン UC-13   1976


以前ファンの方からメールにて「ポピーズの脱退メンバーがその後ゼットというグループに加入」という情報を頂いておりまして調査していたところやっと発見。ただそのメールが消えてしまって(ごめんなさいxxx)そのメンバー名は失念、申し訳ありません。ジャケのルックスを見る限り全員ポピーズじゃないかとも思うのですが(笑)、残りはポピーズシャルマンからの選抜かしら?この曲がデビュー曲なのかどうかも解りませんが東京音楽祭の銅賞を受賞と記載のA面はそれなりの出来。ポピーズ時代の臭みをニオわせるのはB面の「グッド・バイ・ブギウギ」でしょうね。ただニオうという位でポピーズに匹敵するものではありません。彼女達の活動は掴めませんでしたがもしこのゼットがこの後も続いていたのなら凄い事になってたのでは。ちゅーかこの時期ポピーズとゼットが共存してたって事?おそろしい事態ねぇ(苦笑)。
涙と想い出     グルービー
   橋本淳/鈴木邦彦/あかのたちお
C/W 一年あまり
   橋本淳/鈴木邦彦/あかのたちお
     キング GK-2   1976


西島葉子と立原千穂のコンビ。これが恐らくデビュー曲でその後「ナイト・トレイン」というシングルもリリースしているグルービーのお二人です。こちらの「涙と想い出」はジャケ写を見てもお分かりの通り明らかなザ・ピーナッツ路線。ジャケ裏の写真なんてまんまですし。A面は穏やかなバラード、B面はちょっとけだるいジャズ風歌謡(いやそんなことは)。別に聴いててつらくはないですがかといって聴いた後印象に残る程でもありません。「ナイト・トレイン」は未聴なのですが、ジャケ写の印象からはこのデビュー曲よりは垢抜けていそうな感じ。てゆか別人じゃないわよね。こちらは発見次第改めてご報告いたします。
恋のライバル3対1     ピーマン
   千家和也/穂口雄右/萩田光雄
C/W 青空のラブサイン
   安井かずみ/穂口雄右/穂口雄右
     ワーナー L-1182W   1974.04.


「ラブ・タッチ」持ってたんだけどなぁ、失くしちゃったみたい。というワケでご紹介が遅れましたがピーマンの3人組。メンバーは左から鈴木ひろみ・叶正子・影山美紀。云うまでもなく叶正子は後のサーカス、影山美紀は後の景山美紀です。他に「部屋を出てください」というシングルが存在しますがこちらはその後ピンクレディーがスター誕生のオーディション時に歌った曲ですね。というところで彼女たちがヤマハ絡みなのがお分かり頂けるかと。但しこのデビュー曲はヤマハさんこれでいいの?って感じのアイドルソングとなっております。甘え気味に歌ってるのは叶さんなんでしょうか、その後のお姿が想像できないくらいの素敵な歌唱法ですこと。まぁ74年ですからこれくらい許されるわよね。でも叶さんと影山さんの年の差が4つもあるのはどうかと。






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