インディーズ歌謡曲

こちらは完全にマイナーレーベルのものです。といっても、結構シングル
リリースしてるレーベルもあり(演歌のほうが圧倒的でしょうし)、ソーラス
マーキュリーなんてのもありますし、侮ってはいけません。個人的には、
和田みゆきちゃんがシングルをリリースしていたエルレコードが気になる
のですが…

まい りとる だぁりん   宮内ユキ
   宮内ユキ/萩原渚/岩田ひろし
C/W モノローグ 独劇……
   宮内ユキ/沖本早枝子/田久保等

ユキという字が変換できませんでした、すみません。『よいこの歌謡曲』で、“インディーズ界のNAV≠ニ評されていたエルレコードですが、家にあるのはこの曲と、原映子「想い出草」の2枚だけ。レコード番号見ると結構リリースありそうなので凄く気になってます。宮内さんのこの曲は軽快なアップテンポに乗った、ちょっと粘り気味の甘い声が良いですねぇ。微妙な音程のゆらぎがなんとも云えません。彼女作詩もこなしているんですが、A面のアイドルぽさとB面の大人の女性ぽさの違いは何なのかな。

青春ラッセル   野沢多登子
   宇川たしか/チャーリー石黒/佐々木貞吉
C/W 大学音頭
   柿久花忠/〜川幸男/福島新一

私、彼女の名前の読み方が解りません。しかもB面の作曲者の方の漢字も変換できませんでした、申し訳ありません。…気を取り直して、チャーリー石黒氏の下でレッスンを受けていた彼女は堀越高校在籍中にシングルデビュー。「青春ラッセル」の意味も解らないのですが、♪リバティーランラン〜はじけるヤンヤン〜というところでなんだかわかったような気がします。B面は昔からある曲なのでしょうか?このはっぴ姿に関係があるのでしょうか?不思議なシングルです。

ギブアップ   七月麻央
   岡幸生/与那城恵/与那城恵
C/W きがかり
   円城寺真/与那城恵/与那城恵

キャッチ・フレーズは『しなやかに 妖しげに 七月の猫』。そんなキャッチにピッタリのジャケ写が素敵です。最初は演歌かなと思って買ったのですがとんでもない、夜の歌謡ポップスといった感じでサビの♪どうするの〜のところのコーラスとの絡みもカッコいいです。コーラスはタイニーショップ、関西系ではよく耳にするコーラスグループだと思うのですが?(違ってたらすみません)元々こういった歌謡曲路線が好きなのでかなり気に入ってます。

ダンシング トゥルー ザ ナイト   夏川亜貴
   礼恭司/江利宇武士/小島久松
C/W サスピシャス
   礼恭司/江利宇武士/小島久松

この曲もいいんだよなぁ、そもそもタイトルが両面とも私の一番敏感な所をくすぐってくれてます。「スルー」じゃなくて「トゥルー」という表記にしたのは作者の拘りでしょう、しかも「サマーサスピシャス」ぢゃなくて「サスピシャス」!タイトルだけで名曲然としてます。曲もそれを裏切らないかっちょいいものでした。前サビの♪だんしんとぅだなー〜というところですでに白旗、参りましたって感じ。彼女のプロフが載っているのですが、“性格/明朗・円満≠ニいうところを見て心が和んだ私でした。

ミスター,騎士<Knight>   中村可愛
   中村可愛/中村可愛/浅田憲司
C/W I THINK SO TO
   愛田健二/愛田健二/浅田憲司

実はA面は「I THINK〜」のようなのですが、ジャケットでいくと「ミスター〜」の方がA面って気がします。実際A面のほうが好きだし。歌詞に出てくる「サタニックスマイルのデビル」という表現にはマジで参りました。これを元に、『27時のサタニック・エンジェル』という歌詞を書いた私です(恥)。F.O.が途中で切れてしまうのもご愛敬。B面はホントは“SO TO≠ナはなくて“SO TOO≠ナはないんだろうかとも思うのですがやっぱり作者のこだわりなんだと思います。ジャケ写のポーズ、キマってるぅ!!
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