ブスっ子くらぶ

いつかシングルを揃えようと思いつつなかなかセカンドを見つける事ができず登場が遅くなってしまいました。
ファンの方申し訳ありません。
結成の経緯についてはあんまり調べていないんですが、確かオミズ関係のチェーン店のナンバー1の方々でしたっけ(アレ違う?)。
ふぅ〜〜ん、という顔ぶれですな。メンバーはデビュー当時8人(ジャケ裏にメンバー名はありますが、一応控えておきましょう)。
セカンドで1人抜け、さらにサードで1人抜けてるんですが、誰が抜けて誰が加入しているのかイマイチ解らないのが
このグループの最大の魅力です。ってどんな印象の薄さやねん。でも皆さん一度見たら忘れられないルックスなんスけど…。


女の子は顔じゃない
   村越昭彦 / 多々納好夫 / 小林信吾
C/W 女の子は顔じゃない(ブスっ子のナイショ話)
   村越昭彦 / 多々納好夫 / 小林信吾 ナレーション構成:無節操
 トーラス 07TR-1111 1985.12.21. 

あのー、これは…もしややっぱりおニャン子さんを意識してらっしゃるんでしょうか?大人数で歌ってもあまり問題が起こらなさそうな普通の楽曲、歌い方も学芸会風そのまま。それでも前サビ部分がキャッチーなだけ救われてます。ソロ部分はそれぞれここがアタシの出番だわ、という意気込みを露骨に感じさせる気のイレようですね。B面はA面と同じ曲のオケをバックに皆様のちょっとエッチなトーク…という設定のおつもりなのよね。B面・ブスっ子のないしょ話、C面・カラオケっていうセンスもどうなんでしょう。それにも増して、皆様の明らかな台本棒読みのセリフを4分近く聴く奇特なファンの方が果たして本当にいるのか?いや、それぞれのセリフの本気加減を個人別に聴き比べるという考えならむしろこのシングルの一番まともな使用法かも。

高校時代
   村越昭彦 / 伊豆一彦 / 伊豆一彦
C/W おしゃれniガンバ!(ブスっ子応援歌)
   村越昭彦 / 多々納好夫 / 伊豆一彦
 トーラス 07TR-1119 1986.05.01.

デビュー曲はまぁ当然の結果で、別にその先の展開を期待する人もいなかったかと思いますが、奇蹟ともいえるセカンドシングルの登場。今度はどちらかというと、というかまるきりオールナイターズ路線でオバ…、いえお姐さん方が若い頃を回顧して“あゝ、あの頃はアタシもイレ喰い状態だったのに(ちょっと見栄注入)、経年って残酷だわ…いんや、まだまだアタシも現役。制服着てナチュラルメイクかませば高校生と見間違われること請け合いだわよ!”と云わんばかりのあざとく、またあさはかな狙いバッチリですわね(しかも誰一人ナチュラルメイクなんてしてないし)。歌唱は多少勉強した人がいるみたいで(自分だけでも生き残ろうと必死な方がいらっしゃるようですな)多少は聴ける曲になってます。B面はデビュー曲の路線。♪ガンバ!だの♪イェイ!だの、皆さんまだまだお若い!なお、既にお一人メンバーが減ってらっしゃるんですが…。

ひと夏の経験
   千家和也 / 都倉俊一 / 淡海悟郎
C/W COLOR SHUFFLE
   あさくらせいら / 遠藤晶美 / 遠藤晶美
 クラウンパナム CWP-86 1987.04.21.

まず約1年経ってシングルを出すってのもアレなんですけど、それまでグループが存続しているのが凄いわ…。しかも人数が減ってるだけじゃなくて、メンバーチェンジしている!と思われます。セカンドで抜けたのは山田さん?だと思うんですが、このサードでのRYOさんとMIKUさんは新規加入メンバーですよね?ちょっと自信がないのがこのグループの魅力の源なんですけど。てか元のメンバーの皆さんのますますの自信ぶりがやたら目に付くわね。
曲は当然山口百恵のリメイク。恐らくシングルA面では初のリメイクなんだと思います。チャイニーズメロディのアレンジの妙味にばかり耳がいって、原曲は別に何でもいいんじゃないかという気がするんですけど。結構ターンテーブルに乗る曲だったりします。B面はC級アイドルグループのラストシングルB面に相応しいチンケ加減。ソロを取ってるのは誰でしょう?サビのメロが取れない感じもいい按配。あっという間に終わってしまうエンディングも秀逸!当然大好きです。




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