東京チカチカ     日吉ミミ
   伊藤アキラ/市川昭介/佐久間正英
C/W 男と女の結論
   伊藤アキラ/市川昭介/佐久間正英
     ビクター SV−7273

他にも「世迷い言」とか「戯言」とか私好みの歌を歌ってくださるミミさん。ツボを押さえてらっしゃいます。この曲は82年リリース、元は同じビクターの加苗千恵という人が78年に歌ってた曲ですが歌詞が殆ど違うんですネ。ミミさんヴァージョンの方は当時の世情を反映したもの(突っぱりとかぶりっ子とかいう単語の死語加減とか)。佐久間正英のアレンジはトバしてますがそれでもミミさんの機械音のような歌唱には追いつけませんでした。エンディングのグルグル加減はステキです。最近ご本人の歌も榊原郁恵のモノマネも聴く機会がありませんが、先日芸能人の自宅訪問みたいな番組でお元気な姿を拝見できました。タイトルに負けないシブ味のB面でも良いのでまた歌って下さいませ。
夜はドラマチック     しばたはつみ
   阿久悠/三木たかし/大村雅朗
C/W スポットライト
   阿久悠/三木たかし/大村雅朗
     コロムビア PK−116

やはりしばたさんといえば耳元にハイビスカス!何だか屈折したイメージのような気もしますがこれでセクシーな衣裳で小気味いいステップでも踏みながら歌い上げてくれたら完璧ですね(もちろんinサウンドインS)。この曲はマツダのイメージソングでしたが本人出演してましたっけ?ウチの地元では「ヤンヤン」の提供がマツダだったのでよく見た記憶があります。いきなり♪らぐぢゅあっりひぃ〜という似非ラグジュアリー加減はその後の「マイ・ラグジュアリー・ナイト」の布石となるもの。お嬢さん気分の前髪もポイント高い。そういう部分もよいのですがやっぱり彼女はこの歌唱力あってのものですね。こんなに軽いボサノバを情感たっぷりに歌うのはやはり彼女ほどの人でないとね。朱里エイコさんとともに密かに聴き入っている人なのです。
愛さまざま     金井克子
   石坂まさを/藤家虹二/若草恵
C/W 波止場エレジー
   有馬三恵子/川口真/川口真
     CBSソニー 07SH1196

ジャケットの表情が「他人の関係」の頃と寸分違わぬしたり顔なのがまず嬉しい。この曲は82年リリース、「赤い関係」という昼メロの主題歌だそうです。完全にそれを意識した腐敗具合を確かに歌い上げる、というか呟くように歌う金井さんの乾いた恋愛表現はやはり本物。声はカルーセルさんみたいな部分を感じさせて、顔が似てると声も似るのかしらねぇ。びっくりするのがB面の名曲「波止場エレジー」で、調べてないのですが恐らく当時の音源のまま。普通ならニューヴァージョンにするはずなのですが…てゆか今歌ってもこの歌唱法を適用するのかなぁ?是非レヴューとかで聴いてみたいものです。その時は「まがり角の女」とか「それでも地球は回っている」とかも聴かせてね。
さよならの翼     石川さゆり
   阿木耀子/弦哲也/桜庭伸幸
C/W 風祭
   阿木耀子/弦哲也/桜庭伸幸
     コロムビア AH−900

迷ったのですがやっぱり充分に熟してらっしゃるでしょう。デビュー当時のアイドル具合は良く覚えてませんが、いまだにその頃のキレイさを保っている所が良くもあり悪くもあり。勿論個人的な見解で、一般的にはすこぶる良い位置にいらっしゃると思います。この曲は通常のリリースとは別にポップス路線として出したと記憶しており、あまりテレビでも歌わなかったような気がします。もともとキレイな方なのでジャケ写のアイドルぽさもサマになってますね。歌は期待を裏切らないもの。時々カラオケで歌ってしまいます。エンディングではやっぱり「天城越え」になっちゃうんだけど(笑)。
LEATHERY     RUMIKO KOYANAGI
   湯川れい子/Mieko/中村哲
C/W TENNYO
   湯川れい子/葛口雅行/中村哲
     ワーナーパイオニア 07L7−4025

オトコが主食の牝ギツネのように写ってますが小柳ルミルミです。88年の曲で(上の曲も88年リリース、この年は星回りに異変でもあったのか?)ハードなポップス路線に挑戦とか云ってたような気がします。だからって名前までローマ字表記にしなくても…最高です。曲はジャケットの気を許すと喰われちゃう程のおぞましさはありませんが、それでも充分にドロドロしておられます。♪昼も夜もない女、という表現は彼女にピッタリの表現。確かに「オンナであることが唯一・最大の武器」という感じがグツグツと泡立っております。それを実証するかのように私生活をゴシップまみれにしていく彼女。絶対にあれは作為的なものでしょう。やはり芸能界に全てを懸けた彼女の意気込みは完璧です。まだまだ誰も見たことないような花を咲かせてくれる筈、期待しております。
シーサイド・ブルームーン     椿まみ
   藤島信人/五十嵐茂美/吉野達弥
C/W 恋の館山砂丘
   五十嵐茂美/五十嵐茂美/吉野達弥
     ローヤル RA−1132

椿さんについてはあまり知識がないのでここに登場させるのも躊躇ったのですが、意を決して登場していただきました。私の知るこの1曲だけで彼女を語るのも失礼な話ですが、それをお許し頂いた上で云うなら「コワイ」。まず何でタイトルの「ブルー」を全く打ち消すようなどす赤いジャケットなのでしょう。しかも見開きジャケットで、彼女が着てるのは銀ラメのマント!右手に持った蝋細工の様な薔薇の花?もコワさ倍増。曲はメジャー調のボサノヴァ・ハワイアン(意味不明)ですが、この類の方特有の日本語に無い様な発音が所々に散りばめられており曲中のウフーンという溜息も際立つ特殊さで、確かに他の歌手の方たちとは明らかにどこか違う筈。やっぱ一人では聴けないわ(笑)。

熟  女  H

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