インディーズ歌謡   Part7
バッド・プレッシャー   和田みゆき
   西田陽一/萩原渚/岩田ひろし
C/W 彼はスーパースター
   西田陽一/萩原渚/岩田ひろし


私がこのサイトを立ち上げて以来永らく探しておりましたこのシングル、念願叶ってやっと手に入れる事ができました。これもひとえに皆様のご来訪のおかげ、この場をお借りして皆様に感謝申し上げます。そんな万感を込めてこの「バッド・プレッシャー」ですが、やはり期待は裏切りませんでした。炸裂するギタープレイが絡む堂々のハードロック歌謡となっております。イントロからエンディングまで一切手抜きなし、みゆきちゃんの歌声もちょっと斜に構えた感じで余裕すら漂わせてますね。これ80〜81年頃の曲でしょ?相当の水準だと思うんですけど。B面は王道の西田陽一ワールドでこちらもかなりの出来栄えなんですがこれはA面の勝利でしょう。エルレコード、本当にスゴイです。さて、問題のボーイフレンド和田みゆきちゃんとの比較ですが…このジャケットを見れば、もうねぇ。
おんな好み酒   高原みるき
   西田陽一/市川昭介
C/W おんな好み酒(カラオケ)
   西田陽一/市川昭介


そして和田みゆきちゃんで昇りつめた私を嘲笑うかのように目の前に現れたのがこのシングル。こ、これは…あかねちゃん?!猛女コーナーで乙女隊以前のソロシングルをご紹介させて頂いているのですが明らかにそれより前にリリースされたシングル、しかも演歌!しかも市川昭介先生!どんだけゴージャスなデビューなのよ!!デビュー当時は高原みるき名義なのね、パーフェクトな芸名だわ…。透き通った声はそのまま、その上にこぶしまで導入してサラっと歌いこなしている彼女、芸域の広さを確信しました。さらに発見したのは、エルレコードにはアイドル系品番の他に演歌系?品番があるという事。上の和田みゆきちゃんと番号が一緒なので使い分けているという事ですね。いつかエルレコードについてはきっちり調べてご紹介しなくては。私の旅はさらに続きます…ありがとう、あかねちゃん。いや、みるきちゃん。
羽根のない鳥   南城まり
   しばたひろし/安慶名正/山崎稔
C/W 恋のゲーム
   春名恵子/安慶名正/山崎稔


上の2曲が凄すぎて他の曲をご紹介するのはどうしようかと思ったのですが、一部で話題になっていたという曲を見つけましたのでご紹介しておきましょう。79年頃のリリースと思われるこのシングル、南城まりちゃんのルックスは私好みです。ちょっとルージュが朱すぎますがブランデーグラスを傾けていらっしゃる辺り大人っぽさの演出でしょう。A面の「羽根のない鳥」は正統派の歌謡曲で普通に聴けます。問題はB面の「恋のゲーム」ですね。いきなりのディスコ歌謡、まりちゃんも相当頑張ってるんですがその成果がたっぷり実った作品です。これはもう聴いてもらうしかないでしょう。動画サイトでは今も残ってるかも。
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