恋の家なき子     星ひろみ
   藤本卓也/藤本卓也/藤本卓也
C/W このままずっと
   伊井田朗/藤本卓也/藤本卓也
     センチュリー 7AC0003

現・伍代夏子サマ。星ひろみ→加川有希→伍代夏子の順番で、いつ頃の曲かは分かりませんが鈴木美江「気まぐれONE NIGHT」と同時期に買ったと記憶してるので82,3年のリリースではないでしょうか?ジャケットから歌謡ポップスかと思いましたが暗めの演歌。但し歌詞は王子様とお姫様がどうしたこうしたと場違いな単語が出てきたりしてます。B面のほうがフツーの演歌ぽい感じ。この頃の彼女はコブシの回し方は知ってますが感情移入などはまだまだで、わたしも1度聞いただけでこのシングルは端っこに追いやっていたのでした。しかしこれが加川有希時代のステキなお姉さん路線、そして現在の地位へと繋がっていくのかと思うと感慨深いです。そういえば加川有希時代に野球選手とデュエットしてる(未入手)のですが、現在超高値!買っとけば良かった!!
思春期     紅谷洋子
   千家和也/筒美京平/高田弘
C/W 真赤なリボン
   千家和也/筒美京平/高田弘
     ビクター SV−1160

こちらは現・真咲よう子。他に「恋は1/2」というシングルもリリースしてますね。彼女は73年デビュー、真咲よう子って80年代に入ってデビューしたんですよねぇ?この空白で彼女はどんな流転人生を歩んだんでしょうか?それにしては真咲よう子になってからの彼女の清廉潔白さは見事の一言。ポップス〜演歌で再デビューする人って、上の方や最近の長山洋子もそうなんだけどいわゆる演歌臭さを控えめにした曲をリリースするのは何故なんでしょうか?まぁ後々ドロッとした方向に結局いってしまうんですが…演歌臭のしない演歌路線(ヘンな言い方ですが)も続けて欲しいものです。彼女も最近新曲リリースしてました。頑張ってください。
小さなお願い     中原ゆかり
   一宮丈二/中山大三郎/高見弘
C/W 恋人通り
   一宮丈二/中山大三郎/高見弘
     RVC JRT−1431

75年リリース。中原ゆかりとしては多分1曲ですが、その後78年に早川由貴として「乱気流」で再デビュー。シングル3?枚、アルバム1枚を残しております。早川由貴時代の「羽衣」という曲はジャケ写は少女演歌みたいですが曲内容は当時の庄野真代とかの亜流のようでお気に入りの曲。このデビュー曲はなんとなくお子様アイドル歌謡を想像させますが、既に歌い方は出来上がってました。曲もクラ〜い歌謡曲で、パンジーをもってあらぬ方向を向いてニッコリ微笑む彼女のポージングは何の意味があったのか不明です。早川由貴としてはNMぽい路線だったので、この頃の彼女の葛藤と努力が偲ばれるジャケットかも。
渚通りのディスコハウス     星ますみ
   藤公之介/平尾昌晃/馬飼野康二
C/W 図書館
   藤公之介/平尾昌晃/馬飼野康二
     フィリップス FS−2022

83年に「とまどい」で再デビューする岡田ますみの76年のデビュー曲。大西結花「渚通りのディスコティック」のオリジナル盤でもあります。彼女の場合はこの頃も一応少しは売れてたし、その後もCMとかアシスタントとかやってたので再デビューしたのは単に当時司会を務めていた「アイドルパンチ」での人気にあやかってなのでしょう。「とまどい」は初め「とまどい淑女」というタイトルでリリース予定で、けだるい歌い方が軽くて良いのですが、この「渚通り〜」の仰々しい歌い方はどこから指示されたものなのか?イントロのわざとらしいティンパニーとステージ採音のような声も気になります。B面はロカバラード?そういう路線を目指してたのでしょうか?
東京にいる子が     愛原洋子
   星野哲郎/前田利明/馬飼野康二
C/W 或る朝わたしは
   星野哲郎/前田利明/大柿隆
     クラウン CW−1246

あべ静江フォロワーとして一部では人気のあった牧美智子の改名前のシングル。但し私はどちらもよく知ってるわけではなく、牧美智子の頃をうっすら…という位です。愛原洋子=牧美智子も以前雑誌で知ったくらいのもんで殆ど知識はありません。レコード会社とジャケットを見てお分かりの通り演歌です。小柳ルミ子とかの世界かしら?B面はイントロが「いつでも夢を」を連想させますが、こちらは牧美智子時代に近いもの。♪見つけたぁ〜の連呼部分はキャッチーで結構お気に入りの曲だったりします。60年代に吉永小百合さんが歌っててもハマりそうな前時代的な歌謡曲という感じ?
リップスティック・ジャングル     石原祐
   阿久悠/大野克夫/船山基紀
C/W 男22才タバコの匂い
   阿久悠/大野克夫/船山基紀
     RVC RVS−1139

未確認なのですがその後の石原侑佳(「アンタ」とか歌ってた人ね)さんだと思うのですが…ファンの方、違うようでしたらご連絡下さいませ。78年の「薄荷煙草」がデビュー曲、私はショートカットで可愛いのが金井夕子、コワイのが石原祐という分け方を当時してました。最近購入したこのセカンドをなぜ取り上げるかというと…聴いてビックリ、アイドルグループ特集でご紹介しているスーパーギャル「ストロベリースキャンダル」の同メロ曲なのでした。歌詞も違うし(でもどちらも阿久悠作詞てのも…)アレンジも70年代風なので最初はどこかで聴いた曲だなぁって思ってましたがこういう使い回し作戦だったのね。確かにスーパーギャルごときにいちいちオリジナル曲作ってらんねーよって?曲はルックスから想像される通りのウナリつき。かっちょいー!のか?

過去から来た女

戻る