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東京ズキズキ娘 長良いづみ 長沢ロー/服部良一・泉八汐/小山恭弘 C/W 乙女心 長沢ロー/長沢ロー/森岡賢一郎 RVC RVS−1064 笠置シヅ子サイドは許したんでしょうか?何だかこっそりやってしまった変則リメイクのような後ろめたさを感じてしまいます。しかもタイトルの「ズキズキ」を越える長良さんのズキズキぶりは如何なものか?デビュー曲「白いヨットに赤いシャツ」の時点でかなりの欲求不満は感じていましたがもう堪えきれないとは…ジャケ写の衣裳のスゴさとタイトルのレタリングがK点越えを感じさせてくれてます。B面は「誰にも云わないで」を感じさせる出だしですが、彼女の特徴である、語尾に“ん”が付く歌唱法が堪能できます。この後長良さんはビクター→ミノルフォンと移籍、ミノルフォンでも「オールナイトぱっぱっぱっ」などの異常歌唱を披露。CD時代でもリリースがあり、まだ場末のスーパー銭湯なんかで歌っていそうなので期待できる人です。 |
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ウラトビサスケ’78 山川ユキ かまやつひろし/かまやつひろし/澤健 C/W 不確実性の世代 かまやつひろし/かまやつひろし/澤健 ミノルフォン KA−1131 デビュー曲「新宿ダダ」、セカンド「真夜中ロック」に続く曲としては妥当なんですが、やっぱり単独で聴くと異常な曲。ジャケからして山川さん怖い!眼の下のクマはどうにかならなかったのでしょうか?個人的には大好きな路線の方です。自分の位置を分かってて、エロも辞さない(胸の谷間の表現の仕方も特殊)ブスという設定は昨今の企画モノAVの先駆者のようなノリでは?曲はムッシュの作品としては抹殺したいだろうというような素敵な出来、歌詞に「さるぐつわ」なんてのが入るのはめずらしいのでは?B面はディスコモノですが既に宍戸留美「地球の危機」を感じさせるコアな内容でした。このあと彼女は「ケリ」というシングルをリリースしてるんですが未聴、やっぱり何かやらかしてくれてるのかしら? |
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聖女ばなれ 山口美香 阿久悠/三木たかし/若草恵 C/W 月曜日さえ来なければ 阿久悠/三木たかし/若草恵 テイチク RE−839 ナショナルのCMソング「ふれ愛讃歌」がデビュー曲と思われる山口さん、「瞳にシャウト」を経てサードシングルと思われます。タイトルと曲・および歌唱、そしてジャケットのレイアウトも完璧だと思うのですが肝心の素材が…いや、可愛いんですけどね、どうせなら思いっきり紗を掛けるとかイラストにするとかいろいろ方法はあったんではないかと(笑)。タイトルから連想される通り、エンディングはまるで火サスのエンディングテーマのようです。三木たかし氏の仕事ぶりにはいつもながら脱帽させられますねェ。B面は気持ちは分かりますが、単なるサザエさん症候群のような気も。そんなに良かったのでしょうか? |
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COSMIC☆LOVE 花井その子 篠塚満由美/都倉俊一/都倉俊一 C/W お・あ・ず・け 篠塚満由美/都倉俊一/都倉俊一 コロムビア AH−385 本当はちゃんとしたアイドルとしで紹介してあげたかったその子チャンですが、関係上こちらで紹介します。円谷プロ所属、デビュー曲は「キューピットLOVE」で、こちらはマトモでしたが散々なリリース結果の為こんな企画歌手に。テレビで何回か見ましたが、後の怪獣を気にしてないような彼女の渾身の歌いっぷリが逆に異常でした。ここで紹介したいのはB面の「お・あ・ず・け」の方でして、彼女の性根を垣間見たという感じです。内容は「セックスの具合がが良くなきゃ他が良くても付き合えないわよ」という、内容的には合点の行くものでしたが、歌詞の中での♪Fu・Fu・Fu、という所で彼女の本性を見たという感じでした。いろいろご存知なんでしょうねぇ… |
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サガポ〜旅立ち〜 碧夏子 里村龍一/藤本卓也/藤本卓也 C/W ないしょの夜 遠藤幸三/藤本卓也/藤本卓也 テイチク RE−519 このジャケットのインパクトに尽きます!碧さんは「恋のサンシャイン」がデビュー曲と思われる歌謡曲歌手の方ですが4曲目?でイメージチェンジ、というか不気味なジャガード柄のボディスーツ(しかも頭まですっぽり)を身に纏い、鉄の棒に巻きつくからにはよほどの覚悟があったのでしょう。腰のくねり方が得も云われぬ欲情感を醸し出しております。曲は最初ロシア民謡のリメイクかと思いましたがどうやらオリジナル。但し他の方との競作も考えられます。どちらかというとB面の「ないしょの夜」のほうが不気味さが増しててこのジャケットの雰囲気には合ってる様な気がしますが…どちらにしても、このジャケ写のようにふっとい棒が何よりお好きなのは想像できますね。 |
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本牧ベイストリート 芦川よしみ 森雪之丞/森雪之丞/竜崎孝路 C/W 密会(しのびあい) なかにし礼/森田公一/竜崎孝路 ワーナーパイオニア L−209P 私、この人のデビュー曲が思い出せません。「雪ごもり」じゃないし「花火」でもないし…知っている方はご一報を。さて当初はギリギリ演歌の歌謡曲を歌ってらしたよしみさんですが、アイドル的な人気があったのと、その割にレコードセールスがイマイチだった為に「すっぱい夏」辺りから偽アイドル歌謡路線に転換。この人も芸能界の荒波に揉まれて目醒めたのでしょうか、いやデビュー時に既に大概の事は経験されていたような知ったげな目つきでした。そこが大好きです。この後はお決まりのヌード披露、女優としても活躍してました。デュエットの女王を安倍里葎子と争ってもいました。確かに同じ臭いがしますね。 |