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乙女はいつか星になる 乙女隊 西条八十/西田陽一/青木望 Ｃ/Ｗ 藍れん歌―乙女の願い― 西田陽一/西田陽一/青木望 ポリドール ７ＤＸ１３６１ 85/2/25 メンツは左から神田めぐみ・松原あかね・中村こずえ。トリオとしてのデビューですが実際はあかねちゃんのソロのようなもの（メンバー紹介の所にも「メインボーカル」と表記されてます）、他の二人はコーラス程度のものです。演歌ではなくて前時代的な青春歌謡（ペギー葉山とか）ですね。Ｂ面は更に時代に逆行しています。あかねちゃんは高音が伸びる綺麗な歌声。こんな形でデビューしなくても充分ソロで行けたと思うのですが時代なのでしょうか。本人もストパーあてて長い黒髪を装ってます、枝毛とか気をつけてください。衣裳提供はサンバード長崎屋、なるほどセンスが光りますネ。 |
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恋のＴＡＫＥ ＯＦＦ アップルズ（乙女隊Ⅱ） 西田陽一/萩原渚/千代正行 Ｃ/Ｗ 夢の中で 西田陽一/萩原渚/千代正行 ポリドール ７ＤＸ１３８１ 85/7/25 メンバーは江田あつみ・石角まゆみ・志賀かほり。このシングルには「乙女隊」に関する表記はなし、この頃まではその後の増殖は考えてなかったのかな。この曲から、一連の乙女隊サウンドのメインライターとなる西田陽一×萩原渚コンビが登場。聴いてるこちらが恥ずかしくなるほどの純粋な恋する乙女の歌詞と、いかにも手作りと言う感じのアクとか狙いとか一切無いメロディーラインがピッタリマッチしています。Ｂ面サビ部分の符割の奇妙さも手作りならでは。歌ってるアップルズの三人も、芸能界で生き残る為の手管や駆引きを知らなさそうで（真ん中の子はちょっと怪しいですが）一生懸命歌ってるのが好感持てます。 |
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ファンタジー・ロマン オレンジ・ギャルズ（乙女隊Ⅲ） 西田陽一/萩原渚/青木望 Ｃ/Ｗ 涙のイエロー・シティ 西田陽一/萩原渚/青木望 ポリドール ７ＤＸ１４１０ 86/1/25 メンバーは松葉妙子・堀川晶子・田中敏美・吉野輝香。もう完全に乙女隊サウンドは確立、４人も一切ハモったりソロを取ることも無く全篇ユニゾンで通してくれてて、しかも歌声に特徴のある人もいないので一本調子がラストまで続きます。普通ならソロパートを作るとか台詞入れるとかするんだろうけど完全直球勝負！ここまでくるとひとつのコンセプトなんだと思わざるを得ないでしょう。松葉さんの素直な笑顔が可愛いです。 |
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ＳＩＳＴＥＲ ＡＮＧＥＬ スイート・ポテト（乙女隊Ⅳ） 西田陽一/萩原渚/青木望 Ｃ/Ｗ マジカル・ナイトに抱きしめて 西田陽一/萩原渚/青木望 ポリドール ７ＤＸ１４１１ 86/1/25 上のオレンジギャルズと同日デビュー、メンバーは森山智美・栗城まき子・橋場小乙利。オレンジ～はルックス優先、こちらは歌唱力優先だったのか。橋場さんジャケットなんだからもうちょっと笑って（笑）。このメンツだけあって歌は上手い、３人ともアイドル歌謡を分かってるみたいだしハーモニーもちゃんとこなしてます。♪ＧｏｏｄＬｕｃｋ～からのフレーズは大好き！ラストで♪次はあなたのデビュー～と歌っているのですが乙女隊繁殖のテーマソングだったのでしょうか。Ｂ面はインディーズ歌謡の方で紹介している宮田麻衣「あなたとわたしはハッピーエンド」の歌詞違いの同メロ曲。どちらが先かは不明ですが使い回すだけはある良い曲です。 |
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アフェクション ピーチパイ（乙女隊Ⅴ） 結城アリサ/萩原渚/浦田博信 Ｃ/Ｗ Ｓｃａｎｄａｌ 結城アリサ/萩原渚/浦田博信 ポリドール ７ＤＸ１４４８ 86/8/25 メンバーは播磨妙子・川口かをり・森栄子。乙女隊サウンドで唯一のマイナー調作品、彼女達から所属事務所名が変わってるんですが曲調の変更はこのせい？曲は乙女隊だからではなく基本的に好きです。３人のちょっとフラフラな音程も歌詞に合わせたかのよう。作詩の結城アリサという人も萩原氏の曲でしか名前を見ない人ですがどういう経歴の方なのでしょうか？アレンジも今までなかった下世話さを感じさせて私好み。Ｂ面も同路線で、とても乙女隊の曲とは思えないやり手な女って感じ。アレンジも決まってます。メンバーはこの中では最高の水準ではないでしょうか、髪型と化粧をもう少し考えればなんちゃって・フォトジェニックアイドルグループとして注目されたかもしれませんが… |
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夏はセクシー キャロット（乙女隊Ⅵ） 西田陽一/萩原渚/鞍富真一 Ｃ/Ｗ しあわせ探し 西田陽一/阿部皓哉/鞍富真一 ポリドール ７ＤＸ１４４９ 86/8/25 メンバーは河辺和泉・首藤晃代・室澤みゆき。今までメンバー全員関西出身者でしたが彼女達は初の東日本出身。こちらもピーチパイと同日デビューで、タイトルから同じ路線を期待しましたがこちらは正統派乙女隊サウンド、アップルズとかと一緒に聴いてると分かんなくなりそうです。Ｂ面はちょっとスゴイ。というか普通ではあるんですがメロとアレンジと歌唱がＭＩＸ時のミスなのか私の音感の悪さか微妙にずれてるような気が…このせいで異常な不安感を醸し出すのですが作戦なんでしょうか？西田氏の歌詞にも“東京で逃げられた愛情の女神さま”なんて奇妙な歌詞があり、内容は前向きなのにより不安感が増幅します。 |
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Ｒｏｃｋ’ｎ’Ｒｏｌｌ シティ・ボーイ チェリーズ（乙女隊Ⅶ） 結城アリサ/萩原渚/青木望 Ｃ/Ｗ トワイライト・ハイウェイ 西田陽一/萩原渚/青木望 ポリドール ７ＤＸ１４８６ 87/3/25 キャロットで終了したかと思われた乙女隊チームですが、７ヶ月あいて７代目のリリース、ジャケットがイラストになってて可哀想（メンバーは畑中みき・河上ゆかり・岡本志桜里）。今までメンバー名は名前をひらがな表記にする以外は本名のままだったのですが、河上さんは全くの芸名。何故なんでしょうか？本名はジャケ裏に記載されていますがいわく付だったら悪いので伏せておきます（笑）。曲はタイトル通り、軽快なロックンロール歌謡。彼女達は案外歌うまい方。Ｂ面は一連の路線を引き継いでます。この頃あかねちゃんの再デビュー計画があったんだけどそれに関係してのリリースだったのかな？ |
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乙女はいつか星になる 飛鳥あおい 西条八十/牧奈一慶/松井忠重 Ｃ/Ｗ 潮騒のポエム 飛鳥あおい（補・牧奈一慶）/牧奈一慶/松井忠重 コロムビア ＣＯＤＹ－２４０ 93/9/21 最初に見つけたときの衝撃は、そう、まるで昔愛するゆえに殺した女が時効直前に目の前に花束を持って現れたような感じ？（表現悪くてすみません。）西條八十生誕百周年記念曲として、あの名曲をセルフリメイクしています。メロも微妙に変えて、松井忠重のアレンジも「人生いろいろ」みたいで原曲とは違ったイメージなのですが、彼女の歌唱力は変わってない！暖かみを持った透き通る声は年齢を重ねた優しさを加味して更に魅力的なものに。完璧です。裏ジャケはお見合い写真みたいでナイスショット！二枚組アルバム『彩星』もリリースされてるようですが、ごめんなさいこちらは買えなかった。まだ歌手活動されている可能性は充分あるので、私は何時までも彼女を応援していく事をここに誓います。 |