トライアングル


ミッチ(森光子)・マミ(上野真由美)・クーコ(大塚邦子)の三人がオリジナルメンバー、元々はキャンディーズJr.として全員集合なんかに出て顔を売ってましたが、キャン解散と共にトライアングルとしてレコードデビュー。キャンディーズを意識しすぎて結局キャンを超えることもハズすこともできませんでした。そうこうするうちにクーコが脱退、アキ(加藤明恵)が加入。ここまでしてトライアングルを存続させる意義があったのでしょうか?いえいえ、そのおかげで(?)ミッチは解散後小森みちこに、マミは名古屋でタレントに、アキは全員集合の女性オチ担当になったのだと思いましょう。

なお、一部誤った表記をしていた所があり、ファンの方からご指摘頂きましたので、追記という形で訂正させて頂きました。
ファンの皆様申し訳ございませんでした。  04.10.24.

トライアングル・ラブレター    トライアングル
     島武実/穂口雄右/穂口雄右
C/W 三色の虹
     島武実/穂口雄右/穂口雄右
   CBSソニー 06SH285


キャンディーズの後を継ぐA級アイドル候補としてのデビュー曲としては良い出来だと思います。媒体露出も程々にあったと思うしチャートアクションもポストキャンディーズとしては一番だったと思うのですが、ちょっと正統派過ぎる気がします。これで売れてればよかったんだけどねぇ…カラオケに入ってるので時々歌いますが、なかなかハモってくれる人はいません。

0のメルヘン
     島武実/穂口雄右/穂口雄右
C/W ドリーミング
     島武実/穂口雄右/穂口雄右
   CBSソニー 06SH360

彼女達の中ではやっぱりこの曲が一番かな。適度な疾走感もあるし、♪もう一度、の所のしゃくり上げ方はB級らしくて良いです。B面のリードヴォーカルはミッチなのでしょうか?確かジャケットの衣裳で歌ってましたが、これって当時流行り始めた屋外用看板のスパンコールと同じでは?安っぽい所が素敵!この曲も一応売れて、ジャケ写は同じ(多分)ですが紙質の違うジャケットが存在します。意味があったのでしょうか?
追記:ミッチのソロ曲はこの「ドリーミング」の他にアルバム『トライアングルラブレター』のB-2「グル」と『三重奏』のA-3「元町通り」があるそうです。
キャプテンZAP
     島武実/穂口雄右/渡辺茂樹
C/W タッチ・アウト
     島武実/穂口雄右/渡辺茂樹
   CBSソニー 06SH399

この曲が問題でしょう、キャンディーズのイメージから離れたいのはわかりますが、だんだん難解な方にいってしまったような感じです。B面のほうが分かりやすいと思うのですが。間奏の♪one time!〜one!からの異様な盛り上がりは私的には大好きですが、傍目からみると異常なだけかも。ラストは“I am captain”がエンドレスで流れるという凝った作りになってますが最後まで聴く人がいるのかどうか…。この曲のリリース後にLP『トライアングル・ラブレター』が出ています。   
追記:この曲ではマミが中央で歌っていたそうです。
ラブ・ロコモーション
     つのだひろ/つのだひろ/渡辺茂樹
C/W 心のとどかぬラブレター
     金森隆/金森隆/渡辺茂樹
   CBSソニー 06SH451

前作の失敗に懲りたのか?、デビュー曲の路線に戻って爽やかな感じ、流して聴いてるとどっちだったか分かんなくなるほど。B面も同様でやっぱトライアングルはこういう路線が似合うんでしょうね。ジャケットではマミがセンターで写ってますがこの曲でクーコが脱退するのはこれが原因か?この曲もエルパックのCMソングでしたっけ?正直言って曲と彼女達がイマイチリンクしてこないんですよね。
追記:この曲もマミが中央で歌っていたそうです。左からミッチ・マミ・クーコの順番だそうです。
冬が近い
     伊藤薫/伊藤薫/渡辺茂樹
C/W キャンパス・ロード
     康珍化/馬飼野康二/渡辺茂樹
   CBSソニー 06SH634

前曲でクーコが抜けアキが加入、しかし裏ジャケに新メンバー紹介をされる事も無く1stアルバムの紹介のみ、これはあまりに可哀想では…既にフィーバーがデビューしてナベプロもプッシュを弱めたいのは分かるんですが。つーかアキに比べると他の二人はやたら芸能人臭く見えてしまいます。内容的にはやっぱりフィーバーとの差別化か?バラードっぽい感じで彼女達のヴァリエイションは広がったんでしょうがこれで売れることは無かったでしょうね。
本日晴天ナリ!
     伊藤薫・伊藤アキラ/伊藤薫/渡辺茂樹
C/W ウェット・ボーイ
     伊藤アキラ/渡辺茂樹/渡辺茂樹
   CBSソニー 06SH736

こちらもライオン歯磨エルパックのCMソング、しかし見たときの印象は「まだいたのぉ〜?」でした、ファンの方すみません。A面はお得意の爽やか路線ですがテンポも良くて結構好き。B面は打って変わって少しハードな感じで、彼女達の歌い方も「0のメルヘン」の頃を髣髴とさせます。カップリングではこの曲が一番かも?ジャケットではアキは速攻センターから外されてやる気マンマンなのが一目でわかるミッチがセンターに。心なしかアキの表情にも憂いが感じられます。この頃2ndアルバム『三重奏』をリリースしてます。
追記:この曲をステージで歌う時はアキが中央だったそうです。
恋はてっきりバ・ビ・ブ・ベ・ボ
     戸塚省三/戸塚省三/渡辺茂樹
C/W ギャングが街にやって来た
     康珍化/山本典広/山田直毅
   CBSソニー 06SH857

とうとうラストシングルです。ジャケットの変貌ぶりは痛々しい程ですねぇ、曲はその後のアキの為のようなB級コミカル路線ですが、ミッチは既に小森みちこが入ってるような気がします。台詞の部分の相手役は誰なんでしょうか?B面のほうが同じコミカル路線でも年齢を感じさせないのでよいかもしれません。メンバーチェンジの頃にリリースしてたら良かったのにね。おボつブかバれベさバまバぁ〜(お約束ですもの)。
追記:この曲もステージではアキが中央で歌っていたそうです。


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