就任にあたってのごあいさつ
木下宣世牧師の後任として、2018年4月から西千葉教会牧師に就任しました。これまで青森の三つの教会と東京三鷹市の相愛教会で働いてきました。神学校を出てから今年で31年目になりますが、未だ「牧師に慣れる」ことはなく、苦労することの多い毎日です。今後ともどうぞよろしくお願いします。
これまでもよく、「なぜ牧師になったのですか?」と尋ねられましたが、最近ではあれこれ考えずに「父が牧師で、教会の中で育てられたからでしょう」と答えています。それが最も確かな理由だと思えるからです。
70年前のこと、私の父は福島県須賀川市の駅前にあった須賀川教会のバイブル・クラスに初めて出席しました。そこで父は戦前、戦後30年余にわたって福島県で活動された米国人女性宣教師アイリーン・アンダーソン先生と出会い、後年、牧師となる決意をすることになりました。
まもなく長男の私が生まれ、ペトロに因んで「巌」と名付けられましたが、早速アイリーン先生がお祝いに駆けつけられ、「御心ならば、この子が父親同様に牧師としてご用に当たられますようにお導きください」とお祈りくださったとのことです。
これまでも、そしてこれからも多くの方々の祈りに支えられながら務めを果たして参ります。
真壁 巌