資産運用

（１）積立NISA
（２）Ideco
（３）ビットコイン
（４）API
（５）おつり投資のトラノコ、マメタス、フィンビー、しらたま
（６）PFM(個人資産管理）と家計簿アプリ
（７）ロボアドバイザー

（１）積立NISA

一般NISAと積立NISAとの比較

	一般NISA	積立NISA
利用できる人	日本に住む20歳以上
税制	譲渡益、配当金非課税
最長投資期間	10年	20年
期間	2014年～2023年	2018年～2037年
非課税期間	最長5年～ロールオーバー10年	最長20年
年間投資上限額	120万円	40万円
累計投資上限額	600万円	800万円
投資対象商品	株、投資信託、ETF、REIT	厳選した投資信託、ETF
投資方法	一括買付、積立	積立
引出	いつでも可能
損益通算	できない
金融機関変更	年単位で可能

（２）Ideco

個人型確定拠出年金（IDECO)と積立NISAとの比較

		IDECO	積立NISA
利用できる人		20歳から60歳未満	20歳以上
税制	積立時	掛金全額が所得控除
	運用中	70歳まで運用益非課税	20年間運用益非課税
	払出	元本含めて原則課税退職、年金控除あり	非課税
年間投資上限		14万4000円～81万6000円	40万円
投資対象商品		預金、保険、投資信託	厳選した投資信託、ETF
途中引出		原則60歳まで不可	いつでも可能
手数料		口座開設：2777円口座管理：2004～7000円	無料
最低加入金額		5000円	なし

（３）ビットコイン

●ビットコインとは、分散型仮想通貨のことで、発行主体がない。国の通貨ではないので物価に合わせての供給量コントロールはない。コンピューターの膨大な計算が必要なマイナーによるマイニングでしか量は増やせない。大型コンピューターが不要なため維持管理や海外送金コストが安い。
●ビットコインアドレスという、公開鍵を変換した口座のようなものを作成してやり取りする。ビットコインアドレスからどのビットコインアドレスにどのくらい送られたかという情報をハッシュ関数を使って全世界に公開すると、採掘者（マイナー）が確認して帳簿のようなブロックチェーン（取引台帳）に埋め込まれることで取引が終了する仕組み。送金の際に使うのは秘密鍵で暗証番号のようなもの。
●利用者の需要と供給により価格が決まる。価格変動リスクが大きい（投機性）法整備がされていない。税法上は雑所得。

（４）API（Application Programing Interface)

あるシステムやサービスを第三者が利用するためのプログラム規約のこと。
他のシステムとつながるドアのようなもの。銀行APIは外部アプリから銀行口座にアクセスする際の入口。

（５）PFM(個人資産管理）サービス・家計簿アプリ

●ユーザー登録をして、パソコンやスマホで使用。
●現金支出は手入力かスマホカメラによるレシート撮影。
●金融機関の入出力や口座残高は、金融機関との取引契約ログイン情報を登録して自動収集
●自動計算して家計収支や資産残高提示

アプリ	会社	月額	特徴
Zaim	Zaim	360円	自分仕様にカスタマイズ可
MoneyForward	マネーフォワード	500円	自動分類、家計審査機能
MoneyTree	マネーツリー	無料	データ保管期間無制限

（６）おつり投資

お金のやり取りで発生したおつりを、自分で選んだ投資信託に投資していく。直接連携で自動的に記録され月1回銀行口座から引き落とされ、選んだファンドに投資される。

アプリ	会社	連携PFM	金融機関	特徴
トラノコ	トラノテック	Zaim、マネーフォワード、マネーツリー	ほぼすべての銀行	リスク別に投資信託を選択
マメタス	ウェルスナビ	マネーツリー	SBIネット銀行	おつり相当額をロボアドで運用
フィンビー	ネストエッグ	Zaim	都市銀行、ネット銀行、地方銀行	アプリで預金目的、ユーザーが預金のルール設定。
しらたま	マネーフォワード	マネーフォワード	SBIネット銀行	家計改善

（７）ロボアドバイザー

投資一任型

アプリ	会社	提携	最低金額	特徴
WealthNavi	ウエルスナビ	SBIネット、Sony銀行、SB証券	30万円	リスク許容度に応じたポートフォリオ
THEO	お金のデザイン	多数	1万円	投資運用目的を設定
楽ラップ	楽天証券	楽天証券	10万円	16の質問から最適運用
MSVLIFE	マネックス・セゾン	マネックス証券	千円	資産計画作成