グリーンゲイブルズを堪能したから、そろそろ今日のお宿にチェックイン。大きなホテルもいいけど、カナダの人達の日常生活にもちょっと興味があるので、今日は
B&B (Bed & Breakfast) に泊まります。
日本の旅行会社のお姉さんイチオシの、Kindred Spirits Country Inn
に予約入れてもらってあるんです。グリーンゲイブルズのすぐそばだから、安心、安心。
看板の脇の細道を少し奥へ入ってみると、白い壁がとっても印象的な建物が見えてきました。水色と白に塗り分けられていて、軒先に飾られた花が素敵なアクセントになっています。決して新しい建物ではないけれど、だからこそ、手入れの良さがよくわかります。
オーナーの人柄をしのばせるエントランスホールの雰囲気はとても暖かく、カウンター代わりのショーケースの中には、日本の観光客からもらったというおみやげがいっぱい飾られています。
オーナーご夫妻は、とてもお似合いの素敵なカップル。ご主人の アル・ジェームスが、「どうぞくつろいで」と、部屋まで案内してくれました。
外観同様、お部屋の中もとっても清潔でかわいい配色。これって、あの
髭面アル が考えたのかな?いえいえ、奥さんだよねー・・?
近くで柱や窓の桟を見ると、やっぱりこのお家がそんなに新しくないことがわかります。でも、丁寧に塗装されていて、全然
そう見えないところがほんとにすごい。心がこもっている、っていう感じね。
さーて、荷物を下ろしたところで、腹ごしらえ、腹ごしらえ!
そうそう、出かける前には貴重品を預けてっと・・海外旅行のイロハってヤツよね。
でも、ここでちょっとしたハプニングが。アルは、預からないって言うんです。な、なんで?
「ここではね、貴重品を預ける必要はないんだ。誰も盗る人なんていないんだよ。」
そりゃそうかもしれないけど、観光客もいることだし心配だな・・
「でも、一応預かってくれませんかぁ?」
「今までお客さんの貴重品を預かったことはないし、盗難事件なんて起きたことはないから大丈夫。そんなに心配なら、部屋のクローゼットの奥にでも入れておきなさい。」
・・チェックアウトの時忘れないようにしよーっと。意外と頑固なんだな。