プリンスエドワード島は、季節毎にとりどりのワイルド・フラワーが野を彩る花の島としても知られています。最も華やかな時期は Lupin が咲き乱れる 6月といわれていますが、9月にも季節なりの花たちが、赤と緑のパッチワークに素敵な模様を加えていました。

ほんの少しだけ、そんな島の 9月を切り取って持ち帰りました・・・

 

Blue Heron in blue

 

Blue Heron in blue

North Rustico Harbour は、たいへん穏やかな漁港です。他ではあまりお目にかかれなかった Blue Heron もここがお気に入りのようで、何羽ものんびりと羽を休めている姿を目にすることができました。

湾を見渡せる場所は公園としてきれいに整備され、絶好の散歩コースとなっていました。

 

Plants

 

カモミール

Pineapple Weed

North Rustico Harbour で見つけた カモミール(カミツレ)。古くからヨーロッパでは、風邪の特効薬として利用されてきました。髪に良い成分も含まれているということで、リンスにも最適とか。

右とは違った種類のものと思われます。どちらもリンゴのような甘い香りが特徴で、ハーブティーとしても親しまれていますよね。

左と同じくカモミールですが、こちらは New London で撮影した Pineapple Weed と呼ばれる種類です。

経験上、島で一番見かけることの多いハーブはこのカモミールです。

 

秋の気配・・・

とりどりのワイルドフラワー

こちらは Cavendish で真っ赤に色づいていた葉と実ですが、残念ながら名前がわかりません(ご存知の方がいらっしゃったら、教えてください)。

この頃 (9月の終わり) はまだあまり紅葉を見かけませんでしたが、この素晴らしい赤を見ているだけで、十分に紅葉を堪能できたような気分でした♪

左の木の根元に咲いていた花と、珍しい葉を持つ植物。

多分黄色い花は、「Tansy Ragwort」という種類のものだと思われます。

 

Cranberry

 

Wild Cranberry

幸せな昼下がり

Stanhope Beach に自生する Cranberry (ツルコケモモ)。

Blue Berry の木もたくさん見かけましたが、残念ながら時期はずれ・おいしい実はすでに乾燥し、種状になってました。

アメリカからご旅行に来たというこちらのカップルにも、ほらこんなにたくさんの収穫が。「これをね、ジャムにして七面鳥にかけて食べるのよ。最高なのよ!」と嬉しそうに説明してくださった奥様と、写真を撮らせてください、と言ったら急にはにかんでしまったご主人。

この日はいいお天気に恵まれて、たくさんの方々が車を止めて Cranberry 摘みを楽しんでらっしゃいました。そんな様子を見ているだけで、心からハッピーになれた 穏やかな休日でした。

 

Dunelands

 

緑と黄色の絨毯

Scenic View のページでご紹介した、Cavendish Beach の Dunelands Trail の一角に、タンポポの咲く草原がありました。

こちらでは、秋にもタンポポが咲くんですね。そういえば前回も、St. Anne's Church で、緑と黄色の美しい絨毯を見かけた覚えがあります。

背景に見えるコブのような岩が何ともエキゾチックでしょ?

 

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