プリンスエドワード島の海は、彩りに富んだ見事な景観。晴れた日には、どこまでも青く澄み渡った空の色に深みを加え、大西洋はまさに群青色に染まります。海岸の赤と対照的なそのコントラストは、まるで作り物であるかのようにさえ感じてしまいます。そんな海の安全を見つめ続ける美しい灯台もまた、この島を代表する風景の一つです。
Park Corner |
20号線沿い・ Park
Corner
あたりには、緩やかな草原と海が入り交じり、あまり余計なものがない独特の景観が広がっています。 草原の中へ足を踏み入れれば、いたるところにカモミール(ハーブの一種)の姿を見つけることができます。 |
Covehead |
Covehead Bay にかかる橋を、Cavendish 方向から Dalvay 方向へ渡ったところで撮影した風景です。遮るものの何もない、実に広々とした素晴らしい眺めを楽しむことができます。 | Covehead 近くにある灯台。青空に白と赤のコントラストが見事に映えています。この灯台には、過去にここで起きた海難事故の様子が生々しく刻まれていました。二度と事故が起こらない様に建てられた灯台なのでしょう。 |
North Cape |
North Cape ・
プリンスエドワード島最北端にある灯台です。 賑やかな施設もなく、カラカラと音を立てて廻る風力発電装置が妙に淋しく響き渡っていました・・・。 |
意外なほど (?)
人気の高いエレファント・ロックは、その名の通り赤い大きな象の形に見えます。この日はあいにく潮が満ちていましたが、干潮時にはこの岩の一帯が干上がって、貝殻拾いなどを楽しめます。 この岩に至るまでのあいだ、道が細くなっている部分がありますから、レンタカーで向かう場合は注意してくださいね。 |
Point Prim |
島で一番古い灯台・ Point
Prim
は、今回皆さんに一番おススメしたいポイントです。「赤い岩」と「群青の海」が実に見事なコントラストを織り成す海岸の方から灯台を見ると、あたかも林の中にそびえ立っているかのように見えますが、お膝元に近づけばほら、この通り一面の芝生です。 この灯台の真下あたりに立つと、それは見事な海の大パノラマ。300度近い角度の視界はすべて真っ青な大西洋です。こんなところでピクニックができたら、もう何も言うことはありませんよね・・・ |
海岸方向から灯台を眺めます。このようにほら、林の中に立っているように見えるでしょ?それにしても流れる雲に向かって何かを語り掛けているかのようなその姿・本当に美しいですね。 | 左の写真を撮った位置から、そのまま反対方向(Charlottetown 方向)を眺めます。ジェット気流に乗って吹き出す雲の流れが見事です。この時はちょうど干潮だったのか、赤い岩肌を伝ってかなり先の方まで行ってみることができました。 |
Dalvay Beach |
Cavendish と同じ Queens 地区にある、Dalvay Beach。Cavendish
Beach の砂浜は白いのに、ここは赤土です。 また何故か海が荒れるので、遊泳危険のサインがいたるところに立てられています。この日は、まるで湖のように静かな Beach でした。 |
海岸に降りて東の方向を眺めます。 |
風が吹き渡る海岸を撮影すると、「ここは火星表面です」といってもおかしくないような、エキゾチックな光景となりました。 このように PEI というのは狭い島なのに、とりどりの表情を訪れるものに見せてくれるのです。 |
砂浜に、古いロブスター・トラップ。 |
こちらは、大富豪の旧邸を宿泊施設としてそのまま利用した、島でも有数のヘリテージイン・Dalvay
By the Sea。「続・赤毛のアン」の映画にも登場しました。 シーズンのみの営業となりますが、いつも予約でいっぱいです。 |
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