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「蛸壺の習作」

習作の目的----バックラン(にじみ)を意図的に作る。
我々は水彩絵の具のバックラン(にじみ)に度々悩まされる。しかしうまく行けばこのやっかい
なバックランはとても水彩画らしい表現になる。今回蛸壺の質感を得るためそれを利用する。 


1.下描き

    


2.茶系統、赤紫などを一気に置いた。セピアを混色するのがミソ。セピアは乾いた時目溜ま
   りしざらざらした感じが出る。レンガなどのテクスチャを出したい時などにも使うとよい。
   この段階では最初のウォッシュがまだ濡れた状態。                  

   

    


3.水彩紙が半乾きのときに筆で静かに水、或いは薄く溶いた絵の具を落とす。なかなかタイミング
  が難しい。にじみが出て欲しい時にはうまく出ないものである。水気の多い絵の具が偏った箇所
(左の暗い部分)は水彩紙を持ち、傾けてたりして移動させムラが出来ないよう調整する。 
水張りしておくとやりやすい。                           

  

    


4.絵の具の偏りがなくなったらドライヤーで乾かす。水気の多い箇所はドライヤー
  などで急速に乾かすとにじみが出来やすいが、エッジが必要以上に強く表れる。

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