徳島在住のパンク魚屋と福岡在住のパンク館長とは、同世代でかつての職場の同僚で、？十年の古き友人である。
　縁があった職場は、遠い昔に離れており、お互い地元で暮らしている。
　今では、手紙程度のつきあいだが何とか続いている。これも腐れ縁かも知れない。

　彼のホームページの冒頭でも紹介した通り、私との出会い以前から熱狂的なパンクミュージックのファンであり、年期も入っている。（これは気違いとしか言いようがない）

　そのかたわら、ミュージシャンの似顔絵やイラスト等は、好く描いていた。本人や友人、又、私の知るところでは、専門的に習得したとか、専門家に従事した等の話は、全く聞いていない。あくまでも趣味の延長上であり、持って生まれた才能かも知れない。
　９７年に受賞した作品（Ｎ・Ｙ・Ｃマン）は、その潜在能力が発揮された作品であり、初めて公の場に頭角を現した。更に、９８年の作品（俺の神様さ）も、特選受賞を果たした次第だ。

　その連続受賞を契機に、一友人として何か支援できるものはないものかと考えていた。勿論、九州・福岡でも彼の個展をと思っていたが、何せ個人の力では致し難い、そこでそれに変わるものとしてホームページと相成った。

　ホームページは、居ながらにして彼の作品を紹介でき、言ってみれば電子個展かな。インターネットを通じて『中年オジンの頑張り』を引き出し、世間にアピールできればと思っている。

　ここに閲覧している作品は立体構成が主なので、実際の作品と閲覧写真の作品とでは印象度が異なる。地元でも個展を開き、展覧会等にも出品している。是非、機会を見て足を運んで頂ければ幸いである。